モク様「Not Knock」より
モク様「Not Knock」より
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旧都市の廃屋、そこに二人の男がいた。一人の男は満身創痍で仰向けに倒され、それを見やる男は慣れた手つきでペーパーボックスピストルの2丁拳銃をホルスターにしまった。
「ヒーローが悪に負けるなんて......」
倒れた男の無念の言葉に銃の男は呆れた様にため息をこぼした。
「正義は必ず勝つとでも?それは一体誰の戯言だ?」
「ブラックシューター!!」
憎々しげに叫ばれる悪役の名前。銃の男はその名の示す通り全身黒の長衣の出で立ち、漆黒の瞳の男だった。悪役の勝利、本来なら彼らにとって厄介なヒーローなどこの場で仕留めてしまうに限るところだが、この世界においてそれはない。
「戦線協定の下に、戦いは終わった......私の勝ちだ。レモネードマン」
戦線協定、正式名称英雄戦線協定はヒーローと悪の組織の抗争において当人を含む1人の死者も出してはならないという双方に結ばれた鉄の掟。
故に銃の男、ブラックシューターは満身創痍のヒーロー、レモネードマンに背を向け歩き出す。ブラックシューターの無関心がよりレモネードマンのプライドを傷つけたが、彼に今できるのは声を張り上げる事しか無かった。
「覚えていろ!次は俺が勝つ!!聞こえるかブラックシューターあぁぁぁあ!!!」
「フン、それは俺たち(悪の組織側)の台詞だろ......」
廃屋の外にまで聞こえたヒーローの捨て台詞にブラックシューターは呆れた。
モク様「Not Knock」より
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第二弾、実はこの作品は本家ではこの後ブラックシューターにとても面白い部下が出来るのです。冒頭代筆を銘打って二段目で趣旨変えするわけにいかずこうしてご紹介になりましたが、是非本家でその面白さを見てみて下さい




