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一瞬の寝落ち?

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:一瞬の寝落ち?


まだ子供だった頃。

俺は母に怒られた時、不思議な体験をした。


(回想)


母「もう!!何回言ったらわかるの!!散らかし放題散らかして!ちゃんと片付けろって言ったでしょ!」


「別にイイじゃん!!」


母「もうお昼ご飯抜きだからね!!こっちに来なさい!」


「やめてよ!放してよ!!」


そうして俺は

自分の部屋に閉じ込められようとした。


でもこんなことが

日常茶飯事だった俺は、

そんな時の逃げ方にも長けていた。


母の引っ張る手を

力ずくでスルリと抜けて、

バタン!

と部屋のドアが閉まったと同時に

母の背後に立つ様な形で逃げていた。


「へへーんwざまぁみろ」

みたいな感じで

母を笑おうとしたところ、

母はそのまま

パタパタと又キッチンへ戻り、

俺が笑う間もなく

また家事に勤しんでいた。


「ん?なんでだろ」

こんなことすりゃ

決まって大カミナリなのに、

その日の母は知らん顔。


そのまま遊びに出てやろうかとも思ったが、

なんとなく

雰囲気がちょっと怖かったので、

俺はそのまま自分の部屋に戻った。

そして部屋の中で遊んでた。


いつもと違う光景を見ると、

子供の頃は特に何かに怯える様にして、

普段の生活に戻ろうとするものか。

俺もきっとその時、

そんな心境だったのかもしれない。


そして夕方。

母がまた部屋にやってきてドアを開け…


母「もう晩ご飯よ。ちゃんと部屋片付けた?」


と聞いてきた。


俺はあれから部屋を片付けていた。

これもきっと、

そのいつもと違った光景と心境が

恐怖を呼ぶ様な形で、

俺に母のしつけを守らせようとしたのか。


母「…うん、ちゃんと片付けたわね。さぁいらっしゃい」


俺は黙って部屋を出ようとした。

そのままキッチンへ行こうとしたのに、

部屋のドアを出た瞬間…

フッと寝落ちした様に意識が飛んだ。


意識が飛んだのは一瞬で、

次の瞬間、また母の背中を見ていた。

そしてそのままキッチンへ行ったのだ。


あとから聞けば、

母は確実に俺をあの時、

部屋に閉じ込めたと思ってたらしい。


母の手からスルリと抜けて、

逃げた俺の姿など

まったく知らなかったと言う。


つまり母はあの時、

もう1人の俺を部屋に閉じ込めていた?

そんな感じ。


もう十数年前の話だが、

あの一瞬の寝落ちだけが

今でもよくわからない。


母のおふざけにしては、

あの感覚がそんなのを吹き飛ばすほど、

はっきり残っているのだ。



動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=8MgBVcWe2M8

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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