第5話 宝刀“暁”
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次の日、朝起きると、もう日が昇っていたので、とりあえず、部屋にあった木剣を持って中庭に行き、いつもの鍛錬をしていた。すると、アリスがやってきて、
「あ、部屋にいないから探してたんだけどここで鍛錬してたのね。剣、ないと不便だろうから持ってきたわよ。なんでも初代国王様が夢で見た刀とかいう特殊な武器らしいわ。あなたのスキルに合わせて作ってそのギフトホルダーが現れた時にだけ宝物庫から出すように言われていたらしいわよ。なんでも魔法を切る能力があるらしいから重宝するんじゃないかしら?」
「ありがとう。一回試し切りさせてほしいんだけどいい?」
「もちろん。私も見てみたいし。」
と言って、上から下に向けて本気で振ってみた。すると、何かが剣から飛び出して、雲に向かって突き進み、見えていた範囲の雲が消し飛んだ。それを見ていたアリスが、
「えげつない切れ味ね。それとあなたの剣の腕もすごいわね。」
「えっ、そう?ありがとう。ところで、この刀に名前ってあるの?」
「ええ、もちろんあるわよ。名前のことを銘っていうらしいんだけど、それ、柄の中に書いてあるらしいわ。見てみて?」
「えっと、こうかな?あ、暁だってかっこいい名前だね。」
「そうよ。暗闇を切り裂く、って意味で暁にしたらしいわ。」
「へぇ~ いい銘だね。それにとても手に馴染んでる。本当にいい武器だね。ありがとう。」
「どういたしまして。」
と言う話をして、鍛錬を終えたのだった。
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