第4話 創世級技能(ジェネシススキル)”アカシック・レコード”
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王城へ着くと、僕らはすぐに国王の執務室へと向かった。そして、アリスが、
「お父様、洗礼の後、タリオが王都に来ていて、魔族を討伐してくれたので、報告に来ました。」
「え?タリオが?どうして王都に来ているんだ?」
「実家と領都を追放されたそうです。」
「はぁ、ユレアのやつ、こりゃ、公爵の地位を剥奪して投獄してもいいくらいだな。まぁ、多分1度だけチャンスはやるがな。入っていいぞ。タリオもいるよな?」
「はい、国王陛下。」
「そう固くならんでもいいのに。」
と言われながら、僕らは執務室に入った。
「とりあえず、客室を一部屋貸すから、ゆっくりしていくといいぞ。タリオ。それと、ユレアはまた後日呼び出すよ。」
「お気遣いありがとうございます。」
「アリス、案内してやってくれ。」
「わかりました。では、行きましょうか。タリオ。」
と言って、客室のほうに案内してもらったのだった。
「じゃぁ、この部屋に荷物とか置いておいてくれる?それと、話し、もう少し詳しく聞きたいから一緒に入らせてもらうわね。」
「まぁ、あんなもの見た後じゃそうなるよな(ボソ)」
「え?何か言った?」
「いや、何でもないよ。」
「よいしょ(椅子に腰かける掛け声)、えっと、で、結局、あなたのスキルって何なの?とてもじゃないけど普通のスキルだとは思えないんだけど。」
「ああ、それ?なんかスキルが発現した瞬間に思い浮かんだ名前、ってことなら『創世級技能“アカシック・レコード”』っていうのがあるけど?」
「はぁ⁉予想の遥か上を行ってくれるはね。それ初代国王様が予言のスキルでこの世界に混沌がもたらされるとき、ある一人の少年に発現するスキルって言ってたものじゃないの⁉もう疲れてるだろうし寝ていいけど、お父様に報告だけはしとくわね。じゃぁ、また明日。おやすみなさい。」
「ああ、また明日。おやすみなさい。」
と言って、寝たのだった。
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