Another side story1 父、ユレア・ウセク
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私の名前はユレア・ウセク。ウセク公爵家の当主だ。タリオはセンスがあると思っていたがとんだ見込み違いもいいところだったな。まさか何のスキルももらえないとは。まぁ、いいか。その無能を追放できたし。といったところで公爵邸についたな。さて、仕事をしに書斎に向かうか。と思っていたらメイドのルビーが来たな。
「あれ?タリオ様はどこに行ったのですか?領主様。」
「ああ、あいつはとんだ無能でスキルすらもらえなかったから追放してきた。」
「えっ⁉そんな、まさか!!あれほどほめていたのに⁉噓ですよね⁉」
「いや真面目に本当だが。」
「だったらこんなところにいてもしょうがないのでタリオ様を探しに行きます。では、さようなら。」
と言って、メイド・執事寮のあるほうへ歩いて行った。しばらく呆然としていたが、ハッ、と我に返って書斎に向かって歩いて行った。
しばらくして、おそらくルビーからタリオのことを聞いたのであろうメイド・執事たちが全員まとめてやってきて、辞表を提出してきたので、さすがにまずい、と思って止めたが、みなそろって
「もうそんなこと知りません。ご勝手にどうぞ。」
といい、メイド長・執事に至っては
「お子さんたちもついてくると言っているので連れていきますね。では。」
と言って、全員が出て行ったのだった。
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