創暦前 百年 五月 沙羅曼蛇の国
創暦 ???年
よいしょ・・・さて、今日話すのは永零のお話。ニヒルちんが無事水の国に帰って来る前の出来事と、行われた対談の出来事を話していこうかな。
そのお話を、そう・・・これを食べながら語ろうじゃないか。この、火鍋をねぇ・・・たまにはこういう辛い物でもどぉ?
ってな訳で、行ってみようか。火の国、沙羅曼蛇の国の二国間和平協定のお話を。
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沙羅曼蛇の国 五月 指宿 永零
ニヒルさんがこの地を旅立ち数日が経った。森羅君は後にこっそりと彼女を追っていた、彼なら足でも十分追いつける。しかし、ここに来て厄介な事が一気に増えた。まずは飯綱さんだ・・・
あの子は僕が半ば強引に連れてきた存在、そして連れてくるのに協力してくれた稲荷は決して僕に完全に協力的という訳ではない。言ってしまえば稲荷に僕が協力したと言った方が正しい。
互いの利害関係の一致で僕はあの子を巻き込んだ。僕はあの子に一つの可能性を感じ、稲荷はただ純粋にあの子を守ろうとして・・・
僕は神というものに触れ、そして僕の中にいるという神の事も分かって来た、世界中のありとあらゆる神話は実際に起きた出来事が記されていた。あの有り得ないような物語たちは実際に起きていた出来事。そして僕にはその神話たちの中でも最も謎で、記録されていない存在が僕の中にいる。
彼はヤハウェとでも言うべきなんだろうか。唯一神、絶対神、他の神話を作るに至った元凶のような存在が僕の中にいる。
玉藻、鞍馬、稲荷、そして飯綱。僕はあの神たちに出会いそして感じた。神なのに、何故そんなにも力がないのか。今の僕が分からないことはそれだ。僕の中の神は答えてはくれない、何があって世界中の神は人間の元から消え、そして大元の神は僕の中で眠っているのか。
稲荷は恐れていた。力の喪失を、いや、彼はもう神である事を止めようとしている。神とは神聖なるもの、それを穢す事で神は神でなくなり、地に落ちる。ただの生き物として生きたいと願っているんだ。
稲荷はこの世界に戻って以降、単独行動を続けている。そして今回沙羅曼蛇は飯綱さんを指名し旅立たせた。まだ何の力の片りんも見せていないのに・・・何故彼は、飯綱さんごと水の国へ向かわせたのか・・・
問題はそれだけじゃない。いや、これが最も僕の中で引っかかっている。レイノルドだ。彼は僕が神の存在を知るきっかけになった存在。なのにその本人は、言っちゃ悪いけどただのうつけ。演技してるとも思えないし。ほんと、ここに来て一気に分からないことが出来た。でも・・・こういうのは少し楽しくもある。
解き明かしてあげるよ、僕がこの世界の全ての問題を解決する。僕に出来ない事は無いのだから・・・
『ゴーン・・・ゴーン・・・』
鐘が鳴った。今日は誰も外には出てないはず・・・まさかニヒルさんたちがもう帰って来たのか?
僕の予想は違った、帰って来たのは飯綱だけだった。
「飯綱さん?他のみんなはどうしたの?」
「うん!道中でおいらたち変な怪物に襲われてよぅ、この先はやっぱ危険だってニヒルおねえちゃんがおいらを帰したんだ!」
「一人で?」
「途中までは森羅のあんちゃんに送ってもらったよ?でも大分近くなったから後はおいらが一人で帰るって言って帰ったんだ」
それが賢明な判断かもね・・・にしても変な怪物、国の外にはまだ僕が知らない脅威があるのか。沙羅曼蛇も言っていたっけ。確か知能は高いものの我らに協力などせず、群れを作り道行く人間立ちを襲う猛獣がいると。名は確か『害獣』って言ったっけな。イノシシとはまた違うこの世界特有の問題だ。
「そうなんだ、でも、一人はちょっと浅はかだね。襲われたんでしょ?帰るのならちゃんと最後まで送ってもらわないと。一応僕は君を預かってる立場なんだ。もし君に何かあったら両親に申し訳が立たない」
飯綱さんはあの時の事は寝ていて覚えていない。だから僕は両親から預かっているという事にしている。
「ごめんちゃい」
「まぁ無事ならいいよ。そうだ、飯綱さんは鼻は良い方?」
「んお?おいらの鼻は誰にも負けないよぅ?」
「今日この後この国で薬草を栽培してる人が外に薬草を取りに行くことになってるんだ。兵士数名とその調合師でね。でもその薬草は見分けがつきにくくて匂いの差も僅かしかないらしいんだ。僕自身も少しその薬草が欲しいからさ。お願いできる?」
丁度次の実験に使おうと思っていたんだ。ニヒルさんとの旅では飯綱さんが何か能力を発揮する事は無かったから、こっちならば、何かしらの反応が出るかもしれない。
あぁ、言ってなかったね。僕は飯綱さんにこっそりとバイタルチェックしてるんだ。あの狐特有の向こう世界でも使うという魔法、それの発動条件の心拍数とかを知りたくてね。でも、あの子は基本のんびりしてるせいかそれを使う兆しもないけど。
「う~ん・・・代わりに焼き魚奢ってくれよぅ?」
「焼き魚?肉じゃないの?」
「おいらだってたまにはこういうのも食べたい」
「分かった、ニジマス用意するよ。塩焼きでいいかな?」
「わーい!おいら食い物の為なら手伝っちゃうもんね~!」
飯綱は飛び出していった。集合場所教えてないのに・・・でも、再び鐘が鳴り、外に彼らが出て行く頃には上手く合流できていたらしい。一緒に出て行くのが確認できた。
しかし、事件が動き出したのは昼過ぎ。ニヒルさんが帰って来た。ウンディーネを連れ、和平交渉を行う為に。
しかし、ニヒルさんは飯綱さんと別れたなんて事は一度もしていなかった。そして何より不思議なのは飯綱さんが消えていた事を誰も気が付かなかった事だ。ニヒル、レイノルド、森羅の三人がいて全員がまるで最初から飯綱さんなんていなかったかのように帰って来たんだ。
全員の記憶から突然消えた・・・そしてそれを埋めるかのように今朝見た謎の飯綱、今思えば少し妙だったんだ。道にも迷わず合流、褒美に指定したのは魚・・・
可能性があるのは稲荷だ。けど、彼が飯綱に化ける事が出来たとしても、記憶を改変する事なんか出来ない。確認しなければな・・・でもそこはもう問題ない。僕はもう決めた、今夜稲荷の方から僕に接触をする。そこの事実は決まっている。だから今はこの問題を後回しに出来る。
今は・・・対談だ。
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「なぁなぁ永零君よぉ、一体全体どうなってんだぁ?何か知ってるのなら教えてくれよ~」
レイノルドがしつこいくらいに僕に聞いて来る。
「僕にも分かる事に限界があるんだ。でも、この原因は必ず突き止める。今はまだ分からないけど近いうちに分かるはずだから。今君は沙羅曼蛇さんとの和平交渉が上手く行く手立てだけを考えてくれるかい?この対談が上手く行けばより一層この世界の事を理解できる。そうすれば今回の事も分かって来るはずだから」
「お、おう・・・この間から思ってたけどよ、お前言い回しがなんかまるで分かってるみたいな言い方だよな、なんというか~、未来予知的な?」
レイノルド、意外と鋭いのかな。僕にはまだみんなに話していない不思議な力がある。恐らく神の転生者が持つ特有の力だ。これまでの転生者もこの力を知らず知らずのうちに引き出し、様々な功績を残した。でも僕は彼を意識する事で必然的にそれを引き出せる。
そしてその力と言うのは、僕の求めた結果に到達する事。僕が予め予定した未来と言うのは必ず達成した。実験と言うのは本来失敗の連続の末に成功が生まれる。しかし、僕がこの世界に来て以降、予測した仮定はことごとく当たっている。僕が求めた到達点にどんな道を進んでも必ず成功の道に繋がる。
と、僕は考えているけど本当かどうかはまだ疑心暗鬼なところがある。本当に未来が見えてる訳じゃないからね。仮定でしかない、だからまだみんなに話してない。
「そうかもね、でも未来を決めるのは今の僕ら自身だ。君だってニヒルさんにいい所見せたいでしょ?君はウンディーネを任された。その務めを果たすんだ」
「だな!!っしゃ!!やってやろうぜ!!でも、何すりゃいいんだ?」
ズコ・・・
「貴様はわらわの召使いと言うたであろう。そうだな、貴様でも対談の記録ぐらいは出来るであろう?会話を記しておくのだ。ほれ、この紙にでも書いておけ」
ウンディーネがどこからともなくバインダーを取り出した、そう言うのはあるのね。
「じゃあ僕は司会進行でもしよっかな。対談と言えども向こうの世界みたいに堅苦しいのは僕は好きじゃない。許可された言葉だけで行う対談なんて、何の役にも立たない。自由に言い合ってくれ。もし何かあれば僕が止めるよ」
「うむ、それにしても許可された言葉での対談とな?それは最早対談ではないのではないか?お主らの世界はどうなっておるのだ?それで成り立っておるのか?」
ウンディーネが興味ありげに聞いてきた。あまり言いたいような話じゃないけど。
「うん、世間体に出回る出来事って言うのはいつも嘘ばっかりなんだよ、僕らの世界はね、予め決められた質問があって、決められた答えを言う。そこの一部を切り取って見ればあたかも歴史的な事を行った風に見える。そしてそれが世に出回り真実として語られる。だから僕は変えたいと思った、この世界があぁなる前に・・・ウンディーネ、協力してくれるかい?僕はあの世界を変えたい、そしてこの世界をあの世界のようにはさせたくないんだ」
「成程の、お主らの世界の事はよく分からぬが、この世界で技術がより発展していけば、この世界もおのずと、お主らのような奇妙な世界になってしまうと言う事なのだな。話を聞く限りでしか分からぬが、お主らの世界、自由がないな。わらわたちの世界がどれだけ恵まれているのか、少し分かった気がする。良いであろう、沙羅曼蛇の奴に頭を下げてやる。わらわの願いは森と、そこに住む民の自由な笑顔だ。そして何より、わらわも自由に生きたい。自由に何もわがままも言えぬと言うのは嫌だ」
ウンディーネの心根にあるのはわがままか。でも、わがままと言うのも決して悪い物じゃない。この子の場合は特に、ただの純粋な汚れなき欲望とでも言うのだろうか。
僕の思う自由とは欲望の限りを尽くす事じゃない。互いが理解し合い、認め合った先に得られる幸福、それが自由だ。他者をないがしろにして得た幸福にはきっと、つけが回って来る。そのつけの結果が僕らの世界だ。
「伝えよう。僕もレイノルドも、ニヒルさんたちも君を応援してる。そして沙羅曼蛇もきっと分かってくれる。僕らも協力するよ」
「うむ、では行くぞ」
時間だ、沙羅曼蛇が待つ玉座。僕らはウンディーネと共に入った。
「ほぉ、まさか本当にお前をここまで呼ぶとはな。ニヒル アダムス。中々やりおる・・・しかし、その肝心なあの女がおらぬな」
「それはこちらの事情です沙羅曼蛇、今は別件に当たっています」
「成程、先ほどからの騒ぎはそれか・・・で、ウンディーネよ。この儂に何を申しに来たのだ?」
「・・・わらわはお前に・・・いや、沙羅曼蛇。あなたに和平交渉に来た」
「和平交渉?お前は儂の領土から様々なモノを奪っておきながらか?」
「・・・その事は、本当に申し訳なかった」
ウンディーネはその小さな体で沙羅曼蛇に深々と頭を下げた。
「あの我儘放題のお前が、この儂に頭を下げるとはな。して、それでこの儂に許せと申すのか?」
「決めるのはあなた次第、だがわらわは誠心誠意の気持ちを込めて謝罪した。そこは分かって欲しい」
「ふむ・・・儂としては、お前が頭を下げようが許すも許さぬも無い。許すかどうか決めるのは奪われた本人たちだ。お前は森を増やし、わが国に住む者の土地を、飼っていた山羊や羊を奪っていった。そ奴らに儂はどう言えばいいと思う?水の国の王が謝った、だから許せと?」
沙羅曼蛇はこう見えてやはり王には違いないんだよね。前に彼から聞いた話、水の国に農場が奪われたって国境近くの農家の人がここに駆け込んできて、沙羅曼蛇はどうするのかと思ったら自らその地まで足を運び、現状を見てその人達に新しい土地を与えていた。
「わらわの森の一部を、沙羅曼蛇の国に返納する」
「ほぅ。お前にとってあの森は命と同等に大切なものではなかったか?それを渡すと言う事は問答無用で木を切るぞ?」
「構わぬ、元よりあの森はあそこまで広くなかった。湖までしかない小さな森であった。わらわは最初、広がる森を絶対に守らねばと思っておった、この森は絶対何人にも汚させはさせぬと。しかし、その結果わらわの森はお主らの国の者の土地を飲み込んだ、そして報復で森の木は切られ挙句燃やされた。最初は許せなかった、何故わらわの森が奪われねばならぬのか。森は神聖なるもの、それを奪う意味が分からなかった。だが、今なら分かる。そう考えていたのはわらわの国だけだった。お主らにとってはそんな事、どうでも良い事なのだな」
「・・・ウンディーネ貴様。確かにそうだ、この国の住人にとってあの森とは浸食を続ける害悪でしかない。森の外は広い草原、牧羊するにはうってつけだ。だからこそあそこの住民はあの森を嫌った。だが、お前がそれを言うとはな・・・何がお前を変えた?」
「わらわはニヒル アダムスと、そして今指宿 永零と出会い、彼女らの生きてきた世界の事を知った。そして考えたのだ、彼女らの世界で起きた戦争の事、そこには何の正義も無いと。正義を見失った理由はただ一つ。意志を伝える手段が断たれてしまったからだ。言葉は、意志は規制され、憎しみのみが募り、何の意味もない殺し合いが生まれた。我らはまだ敵対する明確な理由がまだ見えておる。見えておるのならば止めるべきであろう。
わらわはそう考えたのだ。何もかもを失う前に、我らは今一度考え直すべきではあるまいか?沙羅曼蛇。そして共に考えてくれ、この世界はこの者らの物ではない。王は我ら、国を幸せにする義務があるのは我らだ。わらわは思う、下らぬ誇りで誰かの幸せを奪うのなら、下らぬわがままで誰かの命を奪う事になるのならば、そんなものは捨ててしまえばよい。わらわは恥を捨て、お前に頭を下げ、森も手放す。だからお前も、誠意を見せてくれ。お前とて報復でわらわの国から奪っていったのだからな」
ウンディーネ、そこまで考えていたのか。彼女がここに来た時、強い意志の目をしていると感じていた。その答えがこれか。誇り、伝統。それは確かに命の次に、時には命よりも大切なものかもしれない。でも、それは結局自分自身を守る為の口実でしかない。誰かを、その誇り以上に守りたい人がいるのならば、その人はそれを捨てなければいけない。
そう。この僕らも、その思いを持ってここに来てるんだ。僕も色んな事を捨てた、全ては・・・
「・・・全ては平和の為に・・・」
「ん?沙羅曼蛇、何か言うたか?」
「全ては平和の為にと言ったのだ。これが儂にとっての一番の誇り。儂は王、そして民は儂を恐れながらも崇める。それが儂の理想。しかしただ恐れ崇めるのではない。民は心の底から儂を崇めなければならぬ。その為には民には幸福でなければならない。だから儂はこの言葉を大切にしておる。ありとあらゆる行動を、それぞれの平和に繋げよとな。ウンディーネ、お前が目的の為に自身の誇りを捨てるのは勝手だ。だが儂はそれを捨てることなどはせん。良いな」
逆にそれもまた重要だね。自分自身の幸福が無ければ他者を守る事に何の意味があるのか。己の幸福、他者の幸福、それぞれを同時に成し遂げるのは難しい。でも、それは不可能じゃないはずだ。この二つの国が手を取り合えば。
「ん?って事はよ、沙羅曼蛇さんよ。ウンディーネちゃんの要望は~・・・」
レイノルドが書いてる手を止めた。
「受け入れてやろう、儂はお前の謝罪を受け入れてやる。そしてお前が誠意を見せたと言うのならば、この儂も誠意を見せねばなるまい。立つのだ、ウンディーネ」
沙羅曼蛇はウンディーネを立たせ、そして沙羅曼蛇も玉座から立ち上がり、階段を降りた。
「この一度だけだ、お前に頭を下げるのはな。だからお前も二度目の謝罪がないように努めろ」
沙羅曼蛇はウンディーネの前でしゃがみ、立膝をついて頭を下げた。これが彼なりの誠意らしい。
「お主もな、沙羅曼蛇」
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数日後
「本日、わが国は水の国との緊張は解かれ、新たに同盟を組む運びとなった。そしてわが国は湖手前の森の所有権を獲得した。これにより、森付近での農業等の行動を解禁する。森の木に関しては資材として活用して構わないとの事だ。
それから同盟国間の貿易を行う。簡単に言えば互いの生産品の交換だ。我らは水の国にこの国の技術を、水の国は逆に水に関する知識等を与える・・・
そう今、ここに二国間和平協定の締結を!!ここに宣言する!!!」
沙羅曼蛇は玉座の間から出られる、街を一望できるバルコニーから、持ち前の迫力ある凄い大きな声で二国間和平協定の締結を宣言した。
ある意味、この王国制と言うのにもメリットはあるのかもね。国王自らが新たなルールの宣言をする。民主制では成し得ない強い言葉と言うのががそこに生まれる。けど、それを成し得るには国王自身が国民に認められるほど絶対的な強さと器を持ってなければいけないけど。
こうして二国間和平協定は締結され、水の国と沙羅曼蛇の国は同盟国となった。しかし、それで全てが終わる訳じゃない。むしろその話を聞いた他国は警戒を強める。
僕の思う真の平和の道筋に、やはり戦争は付きまとう。でも、今回血を流さず同盟を組めた。ならば他の国の無血開城も可能かもしれない。そして僕らはそこを貫き突き進まねばならない。
真の平和とはそう言うものだ。決して無駄な血を流さず、世界は一つに統一され、この世界全ての人間が幸福に暮らせる。例外は一つたりとも許されない。
そんな道は誰もが不可能と言うだろう。でも、僕がこの世界に触れた事で可能性は零ではなくなった。果てしなく長い道のりになるかもしれないけど、僕は必ず。この世界を・・・そしてあの世界に、真の平和を見出して見せる。
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創暦 ???年
ふぅ、ここまでが二国間和平協定の物語でした。水の国と沙羅曼蛇の国、両国は同盟を結んだ事で永零の研究は更に進むことになる。そこで永零たちは、まだ知らない新たな物質の発見をする事になるんだ。
ねぇ君も、そろそろこういう話も疲れてきたんじゃないかな?異世界で中世と言えばやっぱ激しい戦闘でしょ?同盟だのなんだのって言われてもつまんないよねぇ、それに確か君は社会が嫌いだったもんね。
次は同盟から数か月後、ディエゴたちの物語。同盟を結び、街道が整備されつつある中、害獣と言う別の脅威が襲ってくる。お楽しみにね!




