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第四十二週:パンクとショート(木曜日)

 で。


 何の話だったっけ?


 ……ってそうそう。


 いま話題になっている 《亀裂》と云うか 《抜け穴》と云うかの問題とはなにか?


 ある人曰く、実際問題 《亀裂》自体はよく出来るものらしくて、そこに嵌まり込んだ人を助けたりすることも――ある種の人達にとっては――よくあることだったりするらしい。


     *


「問題は意識して迷路を拡げてるってこと」と、大耳大鼻の男性。「それに、宇宙間で人や物のやり取りをしてるらしいってことだ」


     *


 それぞれの宇宙がそれぞれの宇宙で安定しておくためには、それぞれの宇宙に割り当てられた――と云うか、それぞれの宇宙がビッグバン以前に持っていた情報やエネルギーの総量を変化させてはいけない。


 ――らしい。


     *


「なので、ドコのバカがやっているのかは知らないが、これを放っておけば、良くて一つ……二つか?悪くて全ての宇宙が連鎖反応的に崩壊してしまう――かも知れない」


     *


『ですので、まあ偶然ですが』


 と、“死者の惑星”で少年は言った。


『宇宙が消滅しても残る場所を作っておいて良かったですよ』


 ――それが 《ホーライ・カスケード》―― 《女神たちの滝つぼ》です。


     *


 ポポポポポ、ポワン。


 と、少年が 《宮殿北側》に作った“抜け穴”が妙な音を立て、


 キキュキキュキュュ。


 と、男性が 《宮殿南東》に作った“コピー”が呼応して鳴り、


 ヒューーーヒュヒュ。


 と、その二つの“穴”が閉じようとするのに合せるかのように、


 ゴオォン、ゴオォン。


 と、何故か遠く 《サ・ジュジ騎士学校》に居る博士のタイムボックスが、急にそのエンジンを臨界状態に変――――――………………ップヒュン。



(続く)

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