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第三十九週:下ネタとパンダ柄(水曜日)

「ソレデ、ソノ 《かーう》ッテ惑星ニハきちんト行ケルノカ?」と、Mr.Bが訊き、


「……え?どういうこと?」と、質問の意図を測り損ねた博士が訊いた。


「サッキノ 《しおな》ッテ惑星ニモ“コイツ”ヲ改造シテヤット行ケタンダロ?」


「正確には“あの時間と場所”だけどね?」


「ソレッテサ、アノ“キレイナ博士”ト、ソコニイル“カワイイ博士”ヲ“アンタ”ニ会ワセタクナカッタカラジャナイノカ?」


「誰が?」――いま軽くディスりました?


「コノたいむぼっくすガ」――正直ナ感想ヲ述ベタマデデス。


「それで行けないようにしてたってこと?」――私もお化粧とかした方が良いのかしら?


「“他ノ世界ノ自分”ニ会ウノッテ危険ジャナイノカ?」――少シハましニナルカモナ。


     *


 さて。


 この時のMr.Bの質問が実は大変的を得ていたものであったことは後の展開が示してくれる。


 だがまあ、しかし結果として――先般の改造が効いたのか“この子”に何かしらの気持ちの変化があったのかは不明だが――博士ら“三名”は、この後ちょっとした想定外を経験した後、これと云った苦労もなく、件の惑星 《カーウ》へ辿り着くことになる。


 なので流れ的には、その“想定外”をこの後書くべきなのだが、その為には宮殿と騎士学校の方も同時に話を進めなければならないし…………ってことで、引き続き行ったり来たりで読み難いかとは想いますが、その辺よろしくお付き合いの程お願い致します。


 と、云うことで早速……え?「博士はお化粧するべきか?」それは私より彼女の未来の恋人とか旦那さまとかに訊いて貰っ…………あー、まあ、まだ若いですし、そこまで気にしなくても良いんじゃないですかね?どーせ年取りゃイヤでもすることになるんですから。



(続く)

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