稲穂の唄
掲載日:2020/03/31
全て終わった後自分が見た風景は
子供の頃に見た黄金の稲穂が輝く
田園に立って風に穂が揺れる音を
聞いている風景だった。
風がそよぎ、芳ばしい藁の香りが漂い
ひぐらしが泣く少し涼しくなった日の夕方。
この世が永遠に続くと信じていた。
あの日、あの場所、あの時が懐かしい。
思いは、思いのまま、思いを力に変えて生きていきたい
一生懸命に生きていきたい。
寒さがすぎさり、新芽が芽吹く
夕方、ほんわかあたたかくて
草の香りが鼻をなでる
ずっと忘れていた香りを思い出す瞬間が好きだ
1年に1回その時を待っている
若々しくいつまでも生きていきたい
明るく日に向かって生きていきたい




