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少女刺される
県内の私立高校の中で2番目くらいの進学校と呼ばれている高校入学した彼女は期末テストという高校生活最初の試練を突破しようとしていた。そのために図書室で勉強していたらもう暗くなっていたので急いで片付けて家に向かっていた。
「あ、もうすぐだ。」
彼女は家の前に着いたので鍵を出そうとポケットに手をつっこんだ。
━━━━━━バンッ
突然腹部に強い衝撃を感じた。何だろうと思い振り替えったら最近テレビのニュースを騒がしていた通り魔がナイフをお腹に刺していた。そのままナイフをぬいて走り去っていった。
(え、何これ何で血出てるの?)
疑問に思っている間にもどんどん血が出てくる。ついには倒れてしまった。立とうとしてみるが、立てず意識が遠くなってくる。
周りに人が集まってきた。その後を中には父親もいた。
「ーーー?ーーーーー!」
何か言っているが聞こえない。真面目に意識が遠くなってきた。
(嫌、死にたくない❗)
気持ちとは逆に彼女の体は死に向かっている。意識が完全に消えそうになったその時、
「いいよ助けてあげる。」
その声を最後に彼女の意識は消えた。