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chapter4 機械
不定期更新です。
「ど…どういうことだ…?」
流子が問う。
その問いに少女は一言だけ答えた。
「説明している時間はない」
直後、ガラガラと崩れる音が耳に絡みつく。
マンションの床がグラグラと揺れる。この揺れの正体は何なのか?地震では無いように感じる。
「早速御出座しと言う訳か…面白い」
呟いた少女の目がギラリと光る。さながらナイフのような鋭さ。
呟きの後、少女は瞬時にマンションから飛び降りた。
飛び降りた少女を、俺と流子が目で追う。
その先には、鉄の塊…即ち機械があった。
それも、大きく、大地に立ち、武装を施した…一言でまとめるなら『ロボット』があった。
第四話 終わり
続く