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【完結】異世界誘拐物語 〜女神のギフトは甘い罠〜  作者: くれは
最終章

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最終話 本当のハッピーエンド

 ヒメと無事に再会を果たしたあと。ヒメの両親に色々と問い質されて、ようやく一息ついた。


 一つ言えることは、問い質されても俺とヒメには一切の記憶がない。

 どうして俺は、ヒメが子供部屋に戻って来ていたのかも忘れてしまった――。



 そう。覚えていることは……俺とヒメ、それに五十嵐多月、財前誠の四人で、どこかを旅していたことだけ。

 そして、その旅が終わって夢が覚めたように目覚めただけだ。


「――私も、どうして泣いていたのか、まったく覚えていないんだよね」

「まぁ、悲しい涙じゃなかったから、ストレス発散にもいいんじゃないか?」



 そんな中、おじさんも言っていた行方不明者が相次いで見つかったと緊急生放送が各局から、今も尚流れている。

 プライバシー保護のため、行方不明者の名前は明らかにされなかったが、俺たちとは違う有名人が一人だけいた。



 大々的に成長した息子と再会できたと喜ぶ、誠の両親に兄、そして共に旅していたときと変わらないが、服装を一新した誠のハニカム笑顔。

 まさか、探す前にニュース速報で画面越しに観ることになるとは思わなくて二人で笑ってしまった。


 誠が無事に帰ってこられたのなら、多月も無事なはず。

 それに名前は本名を聞いていたから、互いに探そうと思えば……それよりも、一躍時の人となった誠にアポイントをとれば可能だ。


「……本当に良かったよ。早速、誠さんにアポイント取ろう! マスコミに、芸能関係者で殺到しているだろうけど」

「誠はイケメンだからな……。うん、酒の件(アレ)は――大丈夫だろう」

「えっ? 何か言った?」


 なぜか身の危険を感じた、あのときのことだけは鮮明に覚えている……。忘れさせてくれた方が幸せだったのに――。


 俺は首を横に振り誤魔化すと、ベッドに座ったまま軽く握っていた彼女の手に力を込める。

 なぜか覚えてはいないのに、彼女に触れたいと身体が求めて止まらない。


 ――言わないといけない言葉も。


 その手を胸元までかかげると、左手も添えて両手で握りしめ真剣な眼差しで見つめる。


 ヒメも何かしら勘付いた様子で目が泳いでいるのが可愛かった。


「ちゃんと言ってなかったから……。ヒメのことが好きだ……。俺と、結婚前提にお付き合いしてくれませんか?」

「うひゃっ!? け、結婚前提……って、ナイトくん……早すぎだよ。でも……嬉しい。喜んで、お受けします」

「これからの人生をかけて、生涯幸せにすると約束する――」


 自然の流れで顔が近づいていく。照れながらも目を閉じるヒメの魅力的な唇に触れるように、優しく重ね合わせた。

約一ヶ月ちょっとですが、最後まで読んで頂き有り難うございます!

少しでも良かったと感じて頂けましたらブックマーク、☆☆☆☆☆を★★★★★評価頂けましたら執筆の励みになります。


勉強&実力不足の私ですが、数少ない方からのブクマ応援とても励みになりました。


この作品が長編初の完結作品となります。

間を置かず、短編作品を投稿しますので、そちらも応援して頂けたら嬉しいです。


今年は、長編ですと週一連載中の別作品『ゆるモフ、残念王女サマ』のみですが、そちらも興味がありましたら宜しくお願いします。

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