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あなたの目には一生私は映らないのか? アンドロイドのようなあなたを本気で好きになった私は?

作者: 七瀬









私は初めて好きになった男性ひと)が居る。

でも? “その男性ひとの目には私は映ってない!”

いや厳密に言えば? ただただ彼の目に私は物体として映っているだけ!

“女性でもなく人でもなく物として見られている。”

彼からは私に対して優しさを感じない!

そもそも彼に“情”というモノがあるのか?




・・・まあこの事に関しては、“私だけではないようだ!”

誰に対しても彼は“人に対して心がない。”

愛想もない、人に対しての感情もない、何より気遣いがない!

ぶっきら棒で、思った事をストレートに何でも言う人。

だから必ず一人は職場で、“彼の犠牲者”になる者がでる!




『どうどう? 私、今日どこか変わってない?』

『えぇ!?』

『なになに? “髪切ったんでしょ!”』

『えーー!? 直ぐに分かった?』

『“可愛くなってるよ。”』

『うんうん! 凄く似合ってる。』

『今の髪型凄くいいよ~』

『めちゃくちゃ似合ってるじゃん!』

『はぁ!?』

『・・・三栖さん?』

『“全然! 似合ってないよ、その髪型!”』

『えぇ!?』

『今の言い方ってさー! “似合ってる、可愛いってワードを言わせた

言い方だよね?”』

『・・・お、おいおい?』

『それ、言い過ぎじゃない?』

『そうよそうよ!』

『だって! 髪切った→似合う→可愛いってなったでしょ!』

『・・・そ、それは、皆がそう思ってくれたから。』

『違うよ! “皆が君に気を遣ってそう言っただけだ!”』

『違う!違う!』

『もうー言い過ぎでしょ! 与田さんに謝ってよ。』

『そうよそうよ!』

『“嫌だね! 本当の事を僕は言っただけだ!”』

『何よ、三栖さんなんてサイテー!』

『・・・・・・』

『皆もそう思うよね!』

『・・・あぁ、ううん、』

『そ、そうだね、』







・・・でも? 実際彼が言った事は、“全て本当の事だ!”

彼女が私達にそう言わせた。

正直、髪を切った事も私は気づかなかったし、他の女性ひと達も

そうだったと思う!

でも? “彼女自身が私達に髪を切った事を伝え、似合ってるよねと

言葉にして言ってはいないがそう言わせた事から【可愛い】というワード

が出てきたんだと思う。”

実際は似合ってないし、前の髪型の方が良かったと私は思っている。

可愛いには程遠い。




ただそんな事は実際に思っていても、言葉にして言わないモノだ!

彼はズケズケ迷うことなくその言葉を吐き捨てるかのように次から次へと

“酷い言葉がズラリと続いていく。”

当然! “彼女は傷ついているし周りの人達もそう思ったに違いない!”




・・・でも? 私はそんな彼が大好きだ!

“何故? こんな男を好きになってしまったのか? 私にも分からない。”

思い当たる点があれば? “私にはないストレートで素直な言葉が言える。”

私は相手に気を遣って、思ってもない事を言ってしまう。

でも? 彼は思った事を曲げることなくそのまま相手に伝える事が出来る。

“私は彼に憧れすら感じている。”





この先、私は彼に何を言えば? “私に振り向いてくれるのだろう。”

彼の心は、“アンドロイドのような冷たくて心がない。”

何も感じず、人に何を言われても一切折れない。




・・・だからこそ! ほんの少しでいい。

私の事を彼の目にほんの数秒でいいから、映ってほしい!

女性ひととして、彼の前に立っている事ができたなら?”

私は彼に僅かではあるが、“恋心”を持ってもらえるのではないか

と微かな願いを想ってるいるからだ。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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