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バニラパンチ  作者: うみこん(宇宙みかんコンピューター)
第二章 学園
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第51話 変身 vs 変身。びっくり仰天ビビエルまで変身! 秘策で魔法少女リリィに立ち向かう。

 2人は間合いを取って見つめ合った。


「あんたの事、信頼してたのに。どうしてこんなことするの?」


 ビビエルは言った。


「な~にそれ。私は最初からサイファーの側だったよ♡ あなたが気づかなかっただけじゃん♡ バーカ」


 リリィは笑いながら言った。


「う、うるさいっ!」


 ビビエルは光線銃を撃ったが、リリィはステッキを回し炎の盾を作って攻撃を防いだ。


 そしてリリィはそのままその盾をビビエルに向かって飛ばした。


 ビビエルは飛んで来る炎の盾を避けきれず、そのまま吹き飛ばされる。


 リリィは飛ばされて倒れたビビエルの元に近づいた。


「大丈夫だよ。ビビエルちゃんのこと、私結構好きだから。楽に殺してあげるね♡」


 リリィはそう言ってステッキをビビエルに向けた。


 ビビエルはそんなリリィのステッキを掴んで言った。


「リリィ、あなたの能力は一度見てる。そんな私が何も準備して来てないバカだと思った?」


 ビビエルがそう言うとリリィは一瞬隙を見せた。


 ビビエルはその隙を逃すまいと光線銃を放ち、リリィから距離を取った。


 そして彼女はシナプスのオフィスで作っていたメカを取り出した。


 ベルト状のそのメカを彼女は腰に巻いた。


「変身できるのはあなただけじゃない……。あなたが変身するのなら私だって変身して戦う。そうすれば互角でしょ?」


「ふ~ん。互角かは知らないけど、やってみたら?」


 ビビエルはベルトに取り付けられたモニタを操作して起動させた。


「あんたのデータを分析して作ったんだもん。互角だよ。いや、もしかしたらそれ以上かも」


「ごちゃごちゃ言わなくていいから早くやってよね~!!」


 リリィはステッキを振ってビビエルに向かって炎を飛ばした。


 ビビエルはベルトに手をかざしてポーズを取った。


「行くよ……。アクティベーション!!」


 ビビエルはリリィの炎に包まれたものの、無傷でその炎の中から飛び出した。


 炎の中から現れた彼女は電撃を身に纏っていた。


「私はエレクトリックビビエルだ!!」


 ビビエルはそう叫ぶとリリィに向かって手を突き出して彼女に電撃を浴びせた。


 リリィはそのまま吹き飛ばされて倒れた。


「いったぁ~!!」


 リリィはすぐに立ち上がりビビエルに向かって炎を放ったが、ビビエルの電撃に防がれてしまう。


「もう!! なんなの!!」


 リリィは苛立った様子でビビエルに向かって炎を放つ。


 だがビビエルも負けじとレイピアのような細長い剣を取り出してリリィのステッキによる攻撃を防いだ。


 ビビエルの剣とリリィのステッキがぶつかり合い、お互い引かない攻防がしばらく続いた。


「こんなおもちゃみたいな剣で調子に乗らないでよね?」


 リリィは言った。


「おもちゃみたいな剣に負けてるのは誰?」


 ビビエルもリリィを煽るように言った。


「私の力はまだまだこんなもんじゃないから。まだこれはギア1。そろそろあったまって来たし、ギア上げてもいいかな」


 ビビエルは言った。


「ギア1!? うそでしょ~!」


「ギアチェンジ!」


 ビビエルがそう叫んでから再びベルトのモニタを操作すると、彼女の体が纏っている電撃がさらに強くなった。


 ビビエルはそのままレイピアをリリィに向かって振り下ろすと、強力な電撃がリリィを襲った。


「うあっ!!」


「ほらほら! もういっちょ!!」


 ビビエルは再びリリィに電撃を浴びせる。


「うわああっ!!」


「まだまだァ!!」


 ビビエルはもう一度リリィを吹き飛ばした。


「ハァハァハァ……」


 連続攻撃にビビエル自身も疲れて息を切らしていた。


 攻撃を食らったリリィの方も倒れたまま息を切らしている。


「ふう……」


 リリィがため息をついた。


「じゃあ、そろそろ満足したかな?」


 リリィが起き上がって言った。


「どういうこと? 私はお姉ちゃんを返してもらうまで満足できないから」


「う~ん。やっぱり無理だよそんなの。私には勝てないよ」


「無理? この状況でよくそんなことが言えるね」


「だって~。やっぱりあなたより私の方がず~っと強いもん♡」


「えっ?」


 驚くビビエルをよそに、リリィは再びビビエルに攻撃を始めた。


 彼女の攻撃は先ほどとは比べ物にならないほど強力で、ビビエルは電撃の力で必死に攻撃を防いだ。


「本当の力を隠してたの……?」


 ビビエルは戦いながら聞いた。


「もちろん♡ なんでビビエルちゃんなんかに本気出さなきゃいけないの?」


 彼女はそう言いながらビビエルを吹き飛ばした。


「じゃあ私だって!! もっと本気出すから!!」


 ビビエルはベルトのギアを一気に4にあげてリリィに攻撃をした。


 いままでよりもさらに強力な電撃が彼女の体から発せられた。


 だが、リリィはそれを軽々受け流して再びビビエルに攻撃を仕掛けてきた。


 ビビエルは必死で避けるが、リリィの炎は蜷局を巻いてあらゆる方向から襲ってきた。


 リリィの炎はビビエルを包み込んだ。


「アハハハハ! ほらほら!! しんじゃえ♡」


 だが、ビビエルはリリィの攻撃を耐えきった。


「私は……。私は、お姉ちゃんを助けるからっ!!」


 ビビエルは炎の中から飛び出してリリィに攻撃を仕掛けた。


 ビビエルの電撃がリリィを襲うが、またもやリリィの炎の力で弾き返される。


 だがビビエルはあきらめずに何度も電撃を放った。


「ギアチェンジ、5!!」


 ビビエルはギアを上げながら攻撃をした。


「ふふふ♡ まだまだ!!」


 リリィはビビエルの攻撃を簡単にあしらう。


 それでもビビエルは攻撃を続ける。


「ギアチェンジ、6!!」


「いくらやっても無駄無駄♡ めんどくさいから早く諦めてよね~」


「ギアチェンジ、7!!」


 ビビエルの電撃はギアが上がる度に激しさを増していき、広場に止めてあった車が突然音を鳴らしてライトを点灯させた。


 だがそれでもリリィは揺るがなかった。


「なかなかやるじゃん。ビビエルちゃん。褒めてあげる♡」


「ギアチェンジ、8!!」


 ギア8で広場の車のエンジンがかかり、一瞬だけ動いた。


「ギアチェンジ、9!!」


 3台止まっていた車のクラクションが一斉に鳴った。


「ギアチェンジ、10!!」


 次第にリリィはビビエルの力に押され始める。


「ちょ、ちょっと、一体ギアいくつまであるの……?」


「ギアチェンジ、11! 12! 13! 14!」


 ビビエルの放つ電撃は広場を包み込むほどに広がり、学園中を停電させてしまう。


「ちょ、ちょっと、やめて!! ストップストップ!!」


 リリィが叫ぶがビビエルの攻撃は止まらない。


「吹っ飛べ~~っっ!!」

 

 ビビエルが放った電撃はリリィを直撃し、その衝撃でリリィは吹き飛ばされた。


「も、もうさすがにないよね……? ビビエルちゃん……」


 倒れたリリィにビビエルは近寄る。


「ギアチェンジ……マックス!!!!」


 ビビエルは両手を重ね、その手のひらから今までで一番強力な電撃をリリィに向かって放った。


「うあああああああああああっっ!!」

 

 リリィは叫びながら地面をスライドするように吹き飛んだ。


 ビビエルはそんな彼女を追いかけて掴み上げると、再び彼女に電撃を食らわせた。


「まだまだ!!」


 そうやって彼女は立て続けにリリィへ攻撃をした。


 流石のリリィも簡単には立ち上がれないほどのダメージを受けた。


「な……なかなかやるじゃん……」


 リリィは地面に伏せたまま言った。

 

 彼女が立ち上がろうとしたが、ビビエルが言った。


「立たないで。立ち上がったら攻撃するよ?」


「へえ。じゃあ立ち上がらなかったらどうするの? もしかして見逃すつもり?」


「そう。あんたみたいなのを殺したって何にもならないから」


 ビビエルは冷めた目で言った。


「甘ちゃんだなあ」


 リリィが言ったがビビエルは無視して彼女に背中を向けた。


「あんたはもう私には勝てない。お姉ちゃんは返してもらうからね」


 ビビエルはそう言って塔の入口へと向かった。

今日は新しい仮面ライダーが発表されたんだって。

怪獣みたいでかっこよかったです。

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