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私と母が生ハムで噛み合わない会話をしたというだけの話

作者: 六戸行部

 これは一昨日の話です。 前の日に生ハムを買ってきた私は冷蔵庫に入れる事を忘れてカバンに入れっぱなしにしてしまっていました。 それ自体はキンキンに冷えた廊下に一夜で、朝には冷蔵庫に入れたので特に問題はありませんでした。


 タイトルの状況が発生したのはその夜です。 家に帰ってきた私に母が笑いながら一言。


「生ハム一晩放置してたね」


 それで少しあれ? と思いました。 生ハムは真上から見下ろした場合のみ見える状態で鞄に入っていたので母は発見しようがないと思っていたからです。 しかしすぐに考えなおしました。


「すごい焦ったよ。 タバコ吸ってなかったら危なかった」


 と答えました。 多分ここで母はあれ? と思ったのでしょうね。 私は相当な嫌煙家だったからです。


「タバコ吸ってたの?」


「そうそう、玄関だったから余計よかったんだよ。 おかげで間に合った」


「何言ってるの?」


 この後しばらく支離滅裂な事を言い合っていましたが、後から聞いた話をまとめるとこうです。


 母


 朝方、棚を見ていた時に鞄を見下ろす形になって生ハムを発見。 


 その後はずっと二階にいた。


 しばらくしてから冷蔵庫に生ハムがあるのを確認。


 私


 家を出てから生ハムを発見。 慌てて引き返したところ玄関側の庭でタバコを吸っている父に遭遇。 生ハムを押しつけた。



 そう、私は父が母に生ハムの事を話した。 もしくは父が冷蔵庫に仕舞っているのを目撃したと思っていたからこそ、話が食い違っていたんですね。 はい、ただそれだけの話でした。

会話文が一部フィクションとなっております(もっとグダグダだった気がします)


生ハムは美味しくいただきました。

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