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源氏の子 ~源頼朝に逆らった男たち~  作者: キムラ ナオト
第三部 源頼朝の子
41/79

登場人物紹介・相関図

挿絵(By みてみん)

登場人物紹介

※ここで紹介していない人物も多く登場しますが、史書「吾妻鑑」に合わせるために出しているだけで、物語には深く関わらないので、無理に覚えていただく必要はありません。特に奥州藤原家の登場人物は覚えなくて大丈夫です。

※第三部は11年と長い話なので、後半では各キャラクターが10歳ほど年を取っていると思ってください。


●畠山家

畠山重忠はたけやま しげただ  第三部開始時年齢 24歳

武蔵国、秩父党の有力家の当主。名誉を何よりも重んじる典型的な坂東武士。馬をこよなく愛し、馬の鳴き声を聞き分けられる特技を持つ。怪力の持ち主。船酔いしやすいので船が苦手。


本田貞親ほんだ さだちか  第三部開始時年齢 23歳

畠山重忠の家人で義弟。阿火局の夫。島津兄弟の義兄かつ叔父。独特の太刀使いをする強者。


阿火局あかのつぼね  第三部開始時年齢 21歳

安達新三郎の妹。本田貞親の妻。牧の方に仕えていた密偵だったが裏切る。


本田親恒ほんだ ちかつね  第三部開始時年齢 45歳

畠山重忠の重臣。本田貞親の父。島津兄弟の外祖父。


榛沢成清はんざわ なるきよ  第三部開始時年齢 48歳

畠山重忠の重臣。畠山家の軍師を自負している。重忠から爺と呼ばれている。


島津忠久しまづ ただひさ  第三部開始時年齢 18歳

惟宗広言の子。忠季の兄。畠山重忠の娘であり本田親恒の孫娘を嫁に取る。薩摩国島津荘を所領にもらったのをきっかけに、名乗りを、惟宗から島津に変えた。真面目な性格。


島津忠季しまづ ただすえ  第三部開始時年齢 17歳

惟宗広言の子。忠久の弟。名乗りを、兄と共に惟宗から島津に変えた。気弱な性格。



●北条家

江間義時えま よしとき  第三部開始時年齢 24歳

北条時政の次男。北条政子の弟。牧の方の愛人。北条分家の江間家の当主。常に冷静に物事を見ようとする。戦いは不得意。


北条時政ほうじょう ときまさ  第三部開始時年齢 49歳

北条家の当主。北条政子の父。野心家。


・牧のまきのかた  第三部開始時年齢 24歳

北条時政の後妻。江間義時の愛人。京の公家出身。先妻の子たちと不仲。野心家で口が悪い。


牧宗親まきのむねちか  第三部開始時年齢 32歳

牧の方の兄。公家出身。気が弱いので妹によく振り回される。


伊藤景清いとう かげきよ  第三部開始時年齢 24歳

悪七兵衛あくしちびょうえ」の異名を持つ侍大将。平家が滅んだ後は、源頼朝への復讐を持つ同志として、牧の方に匿われている。無銘の黒刀を使う。いつも「悪」一文字の旗指物を持つ童武者・痣丸を連れている


曽我祐成そが すけなり  第三部登場時年齢 18歳

曽我兄弟の兄。幼少時に父を殺した工藤祐経の仇討ちを願い続けている。北条時政に保護され、伊藤景清に武術を習う。弟を気遣う優しい性格。


曽我時致そが ときむね  第三部登場時年齢 16歳

曽我兄弟の弟。兄と同じく工藤祐経の仇討ちを願い続けている。北条時政に保護され、伊藤景清に武術を習う。激しい性格。


姫宮ひめみや  第三部登場時年齢 12歳

後白河法皇のご落胤と噂され、奥州藤原家に保護されていた姫君。後日、院に確かめに行くが偽物と言われ、顔に罪人として傷を入れられる。曽我兄弟と同じく、北条時政に保護され、伊藤景清に武術を習う。




●源家

源頼朝みなもとのよりとも  第三部開始時年齢 40歳

尊称は御所、上様。源氏の嫡流。後の征夷大将軍。長い流人生活で、並外れた観察眼と人の心を読む力を身に着ける。無類の女好きで、女に対しては必要以上の優しさをみせる。


北条政子ほうじょう まさこ  第三部開始時年齢 30歳

尊称は御台所。源頼朝の正室。気が強い。嫉妬深く、癇癪持ち。


大姫おおひめ  第三部開始時年齢 9歳

源頼朝の長女。清水義高の死後も想い続けている。少女とは思えない大人びた性格。


望月重高もちづき しげたか  第三部開始時年齢 15歳

大姫の近習。弓の使い手。


一条能保いちじょう よしやす  第三部開始時年齢 40歳

源頼朝の同母妹の婿。京での政治を担当する文官。


一条高能いちじょう たかよし  第三部登場時年齢 18歳

一条能保の息子。源頼朝に期待されている若者。




●鎌倉御家人

安達新三郎清経あだちしんざぶろうきよつね  第三部開始時年齢 24歳

阿火局と島津兄弟の兄。京出身で知恵者。人を殺すのを嫌う。八角棒の使い手。


梶原景時かじわら かげとき  第三部開始時年齢 47歳

源頼朝を誰よりも理解していると豪語する。たまに先走って叱られることもあるが、頼朝が一番重宝し、信頼している有能な臣。頼朝に御家人の不正を細かく告げるため、皆からは讒言者として怖れ嫌われている。


大江広元おおえ ひろもと  第三部開始時年齢 40歳

源頼朝の参謀。公家出身の学者。頼朝の政治の師であり同志。主に朝廷への交渉や工作を担当する。中国の政治を理想としており、頼朝と天下人の考え方に違いがある。


海野幸氏うんの ゆきうじ  第三部開始時年齢 15歳

「神降ろしの弓」の異名を持つ、弓の名手。源頼朝のお気に入りとして、流鏑馬によく選ばれている。




■その他

磯野禅尼いそのぜんに

白拍子の舞の創始者。静御前の母。遊郭「天女」の主で、数多くの弟子を持つ。


静御前しずか ごぜん  第三部開始時年齢 21歳

源義経の妾。磯野禅尼の娘。天下一の白拍子と呼ばれる。義経の追って奥州に行ったが、その後は不明。


九条兼実くじょう かねざね  第三部開始時年齢 28歳

名門公卿。摂政。別名・月輪殿つきのわどの。鎌倉の支援を背景に出世する。


土御門通親つちみかど みちちか  第三部登場時年齢 41歳

有力公卿。九条兼実と敵対している。


丹後局たんごのつぼね  第三部登場時年齢 39歳

後白河法皇に寵愛され、朝廷内でも権勢をふるう。土御門通親と親しい。



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