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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ネロ・バーサーク

作者:大海
その森にはな……一匹の化け物が住んどった。
見た目は、やたら髪の長い子供の姿なんじゃが、これがエレェ怪力でなぁ。
大の大人もマトモに振れんような、デッカイ刀ぁ振り回して、森ん中で大層暴れまわっとったんじゃ。

そんな化け物の前に、腕に覚えのある者らが現れちゃあ、挑んでくんだがよぉ……
だぁーれも勝てんと、逃げ帰る始末でなぁ。
しかもじゃ。挑んでった中には、べっぴんの若い娘もおって、その娘だけはよ、逃がさんと、自分の巣に連れ去ったらしいんじゃ。


森の中には村があったんじゃが、化け物は、その村へ入っちゃあ、村の子供らに悪さばっかりさせた上に、村を散らかしてよ。
村の大人らも、化け物には、ほとほと参っとった。


だがその化け物もよ、気ぃが狂うたんか、気ぃが狂うとったんか。
ある晩にな、自分の住んどった巣を、母親と一緒に燃やしてしもうたんじゃ。

ほんで、燃やした後で、その村で最も美しい娘を連れ去って、森から消えてしまったんじゃと……



その後、どうしたか?

さあなぁ……どうなったか、オラには分からねぇ。


ただ、風の噂じゃがな……

デッカイ刀ぁ持った化け物がな、道行く村やら街やらを次々に襲っちゃあ、そこに住む者らの命を、何人も奪っていっとるらしいんじゃ。

その化け物はな。襲った後で、生きとる者に、名乗っとったそうじゃ……

その名前はな……



※残酷描写が若干あるけん、苦手な人は用心せいよ。
第一章
第二章
第三章
第4話  ぐわ ぐわ ぐわ
2018/06/17 22:50
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