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新しい家1


ーーーー秀くん。秀くんならきっと大丈夫よ。だからーーーーー



ーーーーーいち君、秀一君。着いたよ。


「・・・おじさん?・・・わかった・・・」

地下の駐車場のような所だった。叔父さんはマンション住まいらしい。


車を降りて数メートル先にエレベーターがあり、そこから行くみたいだ。

「何階に住んでるの?」

「23階だよ。押してもらえる?」

乗り込んでエレベーターのボタンを見ると25階まである。

「ほとんど最上階だね。うえには誰が住んでるか知ってる?」

「ああ。俺の親友が住んでる。後で会うことになるし。親友が持ってるマンションだしな。」

「へ〜そうなんだ。」

なんか今まで住んできた世界とは明らかに違う所に踏み込んじゃった気がする・・・

それ以前に芸能界入る時点で踏み込んでるか…


チーン


俺が色々圧倒されている間に23階に着いた。廊下は広く、転落防止と防犯?の為かかなり高めの塀で外はあまり見えない。


「ここだよ。」


ピンポーン



「ハーイ」

女性特有の高めの声が聞こえた。ヤバイ・・・緊張してきた。

「大丈夫だよ。百合は秀一君と逢いたくてたまらなかったんだから。」


どうして今の俺が考えてることがわかったんだろうか。俺が受け入れてもらえるのか不安になっていること・・・


「不思議そうな顔してるね。秀一君は素直だからかなり顔に気持ちが出てるよ」

叔父さんはあの悪戯っぽい表情で俺を見た。

・・・またからかわれた。


ガチャ


「いらっしゃい!秀一く〜ん!!!」

「!?」

中から小柄な女の人が出てきらいきなりタックルされ、それがみぞおちに入る。


「ぐぉ・・・・」

「秀一君⁈」


「きゃー!秀一君大丈夫⁉︎秀一くーー


目の前が唐突にブラックアウトした。






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