スカイピース
空賊や空軍たちが狙う“呪われた空の秘宝”スカイピース。
この物語は、1人のマジシャンがその危険な宝をすべて集め、
この世界から消し去ろうとする冒険を描いた物語である。
太古の昔、とある冒険家が空に浮かぶ島と「飛行石」を発見した。
飛行石の反重力というエネルギーによって地上の文明は大きく発展し、
人類は空へ文明を進めていく。
しかし同時に、空の富や権力を求める「空賊」が登場した。
そして空賊から空の治安を守るため空軍が生まれ、
空賊と空軍の長い戦いはここから始まった。
そんな中、呪われた空の秘宝「スカイピース」の噂が広まりはじめた・・・・。
空賊や空軍たちが狙う“呪われた空の秘宝”スカイピース。
この物語は、1人のマジシャンがその危険な宝をすべて集め、
この世界から消し去ろうとする冒険を描いた物語である。
第一話 スカイピース
物語の登場人物
主人公 モンキー・パンチ。
孤児の少年 ドロシー。
空賊 茶ひげ。
ブロンドベアーシティは今日も晴天で
多くの観光船、空賊船、など沢山の人々を出迎えていた。
はるか昔に空島が発見されてから今日まで
空の都として栄えてきたこの町は、
どんな悪党も、善人も、迎え入れる。
そんなある日1人のマジシャンが、この町に降り立つ。
パンチ 「着いたか、ブロンドベアーシティに。」
飛行船から降りる大勢の観光客と混ざりながら
男は港に足をつける。港を下り街に入った瞬間、
若い頃に見た街とずいぶん景色が変わったことを実感した。
そして一歩前に踏み出した瞬間、
背中に何かがぶつかった。と思った瞬間、
持っていたズタ袋を小さな子供が盗んで走っていった。
パンチ 「おい!!ちょっと待て!!荷物返せ!!」
パンチの大声も虚しく、子供は町の細い路地に逃げ込んでいった。
パンチも後を追い、細い路地に入っていくが
迷路のように入り組んでいて、
どこに通じているのかわからない。
パンチ 「まいったな。荷物の中には”アレ”が何個か入ってるのに・・・・。」
パンチが頭を抱えている最中、子供は満足そうに深い路地の奥で荷物をあさる。
ドロシー 「馬鹿が。いいカモだぜ。のんきな金持った観光客は。」
ドロシーは1人でズタ袋の中身を確認するが、中には錆びれた宝石、
トランプ、ピアス、など金目のものは見当たらない。
ズタ袋をその場に投げ捨て、次の獲物を探そうとしたとき頭上から声がした、
パンチ 「なあ。だから言ったろう。金目のものはないって。」
驚いて上を見ると壁の間の木の棒に、男が猿のように逆さまにくっついていた。
ドロシー 「うわあああ!!お前、いつの間に!!」
驚いて腰を抜かしていると、窓から降りて隣に腰かけてきた。
パンチ 「お前、孤児だろ。見たところ空軍と空賊の争いに、
巻き込まれたってオチだろ。」
ドロシー 「ちがう!!俺は孤児じゃない!!お前らみたいな、
のんきな観光客に、世間の厳しさを教えてやったんだ!!」
腰を抜かしながら、ドロシーは叫んだ。
パンチ 「威勢がいいな。じゃあ詳しく教えてくれよ。
お前のことを。ちょうど暇なんだ俺。」
ドロシー 「なんでお前に話さなきゃならないんだ!!
俺に何の得があんだよ!!」
パンチ 「わかった、わかった、じゃあこうしよう。
俺が今からマジックを見せる、それで少しでも楽しめたら、
お前のことを話せる範囲で話してくれ。」
ドロシー 「マジック?お前マジックなんてできるのかよ?」
パンチ 「俺の本職はマジシャンだ。まあとりあえず見てから判断してくれ。」
話し終えると男は両手を強く握りしめた。
数秒立つと生きた鳩が何匹も手のひらかあふれ出し、
そして大空を飛んで行った。
ドロシー 「それぐらいのマジック。他所でも見たことあるぜ・・・」
話し終える瞬間、パンチが顔の目の前で張り手をしてきた。
少し驚いた瞬間、パンチの口の中から最後の一羽が飛び出し大空を飛んで行った。
「どういうマジックだよ!!ただ驚かせただけ・・・・ぷッ」
気づいたらドロシーは笑っていた。
マジックは楽しめなかったが、だがマジックの作業中、
そして終わった後の男の表情の顔が、なぜか笑いのツボを押さえたからだ。
ドロシー 「わかったよ。俺の事少しだけ話してやる。
お前のマジックは面白くないけど、お前はなんか面白そうだから。」
パンチ 「なんだよ、心外だな。まあいい話せるだけ話してくれ。
俺は他人がどういう人生を歩んできたのか聞くのが好きなんだ。」
ドロシー 「変な趣味だな、まあいい話してやる。俺の名はドロシー。
今この細い路地を通る、主に観光客をメインに靴磨きで生計を立ててる。」
パンチ 「そして、客足が悪く生計が立たなくなったら、たまに盗みを働く!?」
ドロシー 「うるせえ!!しょうがねえだろ!!その日暮らしの生活なんだ、
何日も食えない時だけさ盗みを働くのは、ただ盗んでるんじゃない。
さっきも言ったけど、お前ら世間知らずの人間に世の中の・・・・」
パンチ 「分かった、分かった、もう十分教えてもらったよ。
おっと俺の自己紹介がまだだったな、俺の名はモンキー・パンチ。
生業はマジシャンだ。」
パンチ 「それで靴磨きを生業にする前はどこで何をしてたんだ!?」
ドロシー 「これ以上は言わない、大金でも積まれない限りな・・・。」
すると男はダイヤ、宝石など付いていないただの円状の指輪を差し出した。
パンチ 「これやるから、聞かせてくれよお前の過去の人生を。」
ドロシー 「なんだよこれ?こんなもん金になるのか?
ただのガラクタの指輪じゃねえか。」
パンチ 「ちゃんと手入れして質屋に持っていけば、それなりの金にはなる。
働かなくても、数か月は食っていける。」
ドロシー 「しゃうがねえ、信じてやるよ。
嘘だったらただじゃおかねえからな。」
ドロシーは指輪を見つめながら渋々話始める、
ドロシー 「俺はここから東に進んだ先にある、ドロップ島っていう
空島の村で暮らしてたんだ。両親は靴職人。貧乏だったけど腕一本で、
ここまで俺を育ててくれた。」
ドロシー 「そんなある日、空賊が襲ってきた。奴らが村に着いて
数時間もしないうちに村は壊滅。俺の両親も殺されちまった。」
ドロシー 「俺はその日このブロンドベアーシティに買い出しを
頼まれて来てたんだ。俺が村に着いた時には、何隻も空軍の船が
島を取り囲んでいた。」
ドロシー 「それから空軍に引き取られ予定だったけど、どうしても
嫌で逃げ出してきたんだ。俺がなりたかったのは軍人じゃなく、
両親みたいな靴職人だったから・・・」
ドロシー 「でも逃げ出す時に聞いたんだ、俺の町を襲った空賊が
茶ひげ空賊団と名乗っていたことを。そしてまだこの空のどこかで
悪事を働いていることを。」
パンチは少し笑った。
ドロシー 「それから俺は復讐を誓った。いろんな飛行船に飛び乗って、
いろんな町へ行って、茶ひげ空賊団について聞いて回ったんだ。」
ドロシー 「いろんな情報を集めてこのブロンドベアーシティの近くで
茶ひげ空賊団の船を見たっていう人たちが大勢いた。そこから俺は
復讐の機会を伺いつつ、この町で働いているわけさ。」
パンチ 「なるほど、この町にはいろんな奴がいるからな。
金持ちから、職人、観光客、空賊、もしかしたら、この町の大半が
お前みたいに流されて、ここにたどり着いてたりしてな。」
ドロシー 「そんなこと知るかよ。で、俺だけ喋るのはずるいだろ、
こんな小汚い指輪だけで、今度はお前のことを話せよ。」
パンチは少し笑いながら喋りだした。
パンチ 「俺はマジシャン。お前と同じく、いろんな町でマジックを
披露して稼いだ金でその日暮らしを続けてる。」
ドロシー 「お前のマジックで食っていけるのかよ?まあいい、
で何を目的で旅してるんだ?」
パンチ 「俺の目的はこの空に散らばったスカイピースをすべて集め、
すべてこの世から消し去ることが目的だ。俺の昔の死んでいった
仲間たちとの約束なんだ。」
ドロシー 「ええ!?回収するのはわかるけど、なんで消すんだよ?
スカイピースと言えば、どんなちっぽけな種類の宝でも、
売ればかなりの値段になるって聞いたぜ?」
パンチ 「金になるが売る気はない。あれはこの世にあっては
ならないものなんだよ。」
ドロシー 「なんだよ?スカイピースについてなにか知ってるのか?」
パンチ 「スカイピースが呪われ宝だと言われているのは知ってるだろ。
どんな悪党だろうと、善人だろうと、持ち主を不幸にして命を奪うと
言われている。」
ドロシー 「ただの迷信だろ?じゃあ、お前はスカイピースで不幸になって、
死んでいったやつを見たことあるのか?」
パンチ 「まあな。お前より人生、倍以上生きてるから俺は。」
ドロシー 「そもそもスカイピースってなんだよ?
変な噂だけが有名なお宝だろ。」
パンチ 「スカイピースが何処からきて、どうやって作られたのかは
全く解明されていない。すべて謎だ。ただ手に入れた者は、その宝に支配され、
不幸な死と引き換えに呪われた力と、莫大な富を手にすると言われている。」
ドロシー 「莫大な富を得るときは聞いたことあるけど、
呪われた力ってなんだよ?超能力でも使えるようになるのか?」
話し終えた瞬間、大きな大砲の音が町中に響き渡った。
ドロシー 「おい!!今の大砲の音、街の中央広場の方からだよなって。
あれ?あいつどこ行った?」
気づくとパンチの姿はなく、ズタ袋ごと姿を消していた。
ドロシーは町の中央広場まで様子を見に行くと、
そこには自分の故郷と両親を奪った、茶ひげ空賊団暴れまわっていた。
ドロシー 「あいつら!!ついに見つけたぞ!!」
ドロシーは隠し持っていたナイフを片手に、茶ひげ空賊団に突っ込んでいく。
その瞬間ドロシーは片手で持ち上げられる。パンチだ。
ドロシー 「何しやがる!!あいつら俺の故郷と両親を奪った空賊だ。
邪魔するならお前も殺すぞ!!」
パンチは静かに笑いながら、
パンチ 「慌てるなよ、お前が復讐したいあいつらは、
俺のマジックショーを手伝ってくれるってよ。」
ドロシー 「はあ?お前何言ってるんだよ?意味わかんねよ!!」
ドロシーのナイフを取り上げ、優しく降ろしながら、
パンチ 「まあ、静かにここで見てろよ。俺のマジックショーを。
お前の復讐も俺のマジックもどっち成功するから。」
ドロシーは困惑しながら、静かに地面に座った。
町の広場中央では空賊たちが観光客を人質に取り叫んでいる。
茶ひげ 「この町の住人皆殺しにされたくながったら、
俺の言うことを聞け!!逆らう奴からぶっ殺す!!」
首を抑えられ人質として囚われている観光客達が叫ぶ。
観光客 「誰かたすけてくれ!!空軍を!!早く空軍を呼んでくれ!!」
するとパンチが中央広場の噴水に立ち大声で叫んだ。
パンチ 「はい皆さん静粛に!!今から空賊をテーマにした
マジックショーが始まりますよ。」
空賊達は一瞬呆気にとられる。
茶ひげ 「何を分けわからないことほざいてやがる。
おい!!手始めにあの猿からやっちまえ!!」
空賊 「おおーーー!!」
大勢の空賊がパンチに襲い掛かるが、
それを空気のように軽くかわしていく。
空賊 「うわあああ!!なんだこりゃ!!腕が腕がーーー!!」
気が付いた時には、襲い掛かってきた空賊達の両腕の半分が
光のように消えかかっていた。
その間に人質として囚われていた町人達は、
うまくその場から逃げ出すことができた。
パンチ 「モンキー・マジック!!マジシャン・ズ・ライトだ!!」
しかし数秒後、空賊達の両腕は元に戻った。しかし困惑は隠せていない。
そのスキにパンチは、勢いをつけて、空賊達の頭上に飛びあがり叫んだ。
パンチ 「次のモンキー・マジック!!マジシャン・ズ・ロープだ!!」
すると次の瞬間、パンチが投げつけたロープが、生き物のように動きだし
無数のロープが、蛇のように生まれ空賊たちを捕まえ始めた。
空賊 「うわあああ!!なんだ、このロープは!!
まるで生き物のように巻き付いてくる!!」
町人達も、無数のロープが、どんどん空賊が捕まっていく様子を見て、
少し安心し始めた。そしてこれがマジックショーだという実感が
少しずつ湧いてきたのか、歓声を上げる者たちが増えていった。
町人 「いいぞ!!いいぞ!!もっとやれ!!」
町人 「その調子で、空賊達を全員捕まえろ!!」
どんどん中央広場に野次馬集まってきた。
しかし野次馬が騒げば騒ぐだけ、茶ひげは怒り狂っていく。
茶ひげ 「てめえら!!何やってやがる!!もういい!!
あの猿を残った奴らで撃ち殺せ!!」
空賊 「はい!!船長!!野郎ども、構えろ!!」
ロープから逃れた空賊達が一斉にパンチに向かって銃を構えた、
その瞬間パンチが小さなリングを取り出し、
パンチ 「じゃあ最後のモンキー・マジック!!マジシャン・ズ・リングだ!!」
叫んだ瞬間、空賊達がパンチ目掛けて一斉射撃した。
しかしパンチのリングが一瞬でフラフープほど大きくなり、
空賊達が放った弾丸をすべてリング中央の異空間に飲み込んでいった。
空賊 「なんだ!!あのリングは!!銃弾をすべて消しやがった!!」
パンチ 「消してないぜ。リングを通して、少しばかり異空間に
留まらせているだけだ。」
その瞬間、銃を持った空賊達の背後に大きなリングが現れ、
リングの中央から先ほどの銃弾が飛び出してきた。
空賊 「うわあああ!!今度はなんだ!!背後から銃弾が!!」
射撃を受けた空賊達は、膝をつき倒れていきあっという間に
無数のロープに捕まっていった。
パンチ 「安心しろ。全員、急所は外してある。」
茶ひげ 「くそ!!役立たずども!!こうなったら!!」
茶ひげは野次馬の近くにいたドロシーを捕まえ、
頭に銃を突きつけた。
茶ひげ 「おい猿!!それ以上近づくんじゃね!!
このガキの頭を吹っ飛ばすぞ!!」
ドロシーは抵抗するが、自分の力では振り払うことができなかった。
そして叫んだ、
ドロシー 「パンチ!!関係ねえ!!さっさとこいつも捕まえてくれ!!」
茶ひげ 「このガキ!!余計な事しゃべるな!!」
その様子を見てパンチは、
冷静に笑みを浮かべドロシーに伝えた。
パンチ 「ドロシー!!指のリングを外して、上に投げろ!!」
パンチの一言で、路地でもらったリングを思い出した。
そしてすぐに外し、真上に向かって投げた。
するとリングがちょうど茶ひげの顔当たりにきた瞬間、
リングが大きく広がり、リング中央の異空間からパンチの顔が出てきて、
ドロシーに見せた口から鳩を出すマジックを茶ひげの目の前で披露した。
茶ひげ 「ぎゃあああ!!なんだこいつは!!」
あまりの出来事に茶ひげは腰を抜かし、ドロシーはそのスキにうまく逃げ出した。
茶ひげ 「くそ!!しまった!!大事な人質が!!」
茶ひげは尻もちをついた状態から、何とか立ち上がろうとした瞬間、
パンチに眉間に銃を突きつけられ覆いかぶさられていた。
茶ひげ 「待て!!命だけ!!命だけは助けてくれ!!」
パンチ 「有名な奴の名前を使ってでしか威張れないようなやつは、
この空で空賊やっていく資格なんてないぜ。」
茶ひげ 「な!!お前!!いつから気づいていた!!」
パンチ 「最初から気づいてたよ。茶ひげ空賊団はもう何十年も前に壊滅してる。
なんで分かるかって?俺はその茶ひげ空賊団のもと船員だ。今はマジシャンだが、
世話になった船長の名を利用されてるの見ると胸糞悪いぜ。」
パンチ 「今後、お前みたいなのが湧いて出てこないように、
しっかり落とし前つけさせてもらうぜ。」
茶ひげ 「おい!!待て!!やめろ!!やめてくれーーー!!!」
パンチは眉間に突きつけた銃の引き金を引き、
パンチ 「バン!!」
パンチの叫んだ瞬間、銃口からクラッカーが弾け、
茶ひげは泡を吹いて、気絶した。
パンチ 「こんな奴殺す価値もないことは、もう分かったろドロシー?」
ドロシー 「お前、いったい何者なんだよ。さっきのロープやリング、
あれスカイピースだろ。」
パンチ 「言っただろ。俺はこの空に散らばったスカイピースをすべて集め、
すべて破壊する。あれは、この世にあってはならないものなんだ。」
ドロシー 「でもお前、そのスカイピースを力を使ってるじゃねえか!!
呪われて殺される前に、さっさと破壊しろよ。」
パンチ 「こいつらは俺のお気に入りなんだ。大丈夫、他の奴らのように
力に溺れ、呪い殺されたりしないさ。うまく飼いならしてるんだ。
スカイピースの宝は皆生きてるからな。」
ドロシー 「宝が生きてる?どういうことだよ?」
パンチ 「まあお前に心配されなくても、こいつらも破壊するさ。
まだそのタイミングじゃないだけだ。」
すると島の港の方から空軍の飛行船の音と、
メガホンを通して大音量の声が町中に響いた。
空軍 「皆さん落ち着いてください。すぐに中央広場から離れ避難してください、
近くに住んでいる住人の皆様も・・・・」
ドロシー 「おい。ついに空軍が来たぞ。お前逃げたほうがいいんじゃねえか。
元空賊だろ。ってアレ?」
気が付くとドロシーの前には広場から離れる町人達しかいなかった。
ドロシー 「あいつ、いつの間に。」
その後ドロシーや町人達の証言により、町を襲った空賊はたった一人の
マジシャンがすべて捕らえ、気づくとそのマジシャンは
消えていたことを説明した。
孤児だったドロシーは身柄を確保され、
空軍が管理する養護施設に送られることになった。
ドロシーが空軍の飛行船に乗り込もうとしたとき、
商業船の天井にパンチが座って手を振っている姿が見えたが、
一瞬でその姿消えた。幻覚だったのかと疑いながら、
自然に笑みがこみ上げ空に向かって叫んだ。
ドロシー 「ありがとう!!パンチ!!」
駆けつけてきた空軍の軍人に注意を受け、
ドロシーはそのまま飛行船に乗り込んだ。
パンチ 「こちらこそ。いろいろ楽しかったぜ、ドロシー。」
ブロンドベアーシティを離れる商業船の天井からパンチは、笑みを浮かべる。
数時間後、次なる空島が見えてきた。
船主に気づかれる前にパンチは飛行船の天井を勢いよく飛び降りた。
パンチ 「さあ、次のスカイピースを探しに行くか!!」
パンチの空の冒険はまだまだ続いていく。




