第2話 白銀の魔女
第1話の反省点を基に書いてみました。温かい目で読んでいただけると幸いです。
気がつくと、俺はベッドの上にいた。
魔力回路の損傷も治っている。そんなすぐに治るものではないだろうに。
「目を覚ましましたか?」
目の前には白髪の魔女が立っていた。
「貴方が助けてくれたんですか?」
「魔力回路の損傷はもう大丈夫みたいですね。魔法を使ったんですか?」
「魔族を殲滅する為に殲滅の爆撃を使いました。」
「あの魔族達、全部君が倒したんですか?」
「はい。」
「あ、自己紹介がまだでしたね。私は白銀の魔女レイナと申します。君の名前は?」
「イグル・デルティゲードです。」
「イグル君、大丈夫ですか?」
「大丈夫ですが。」
「その暗い顔で大丈夫な訳が無いでしょう。辛いのであれば言ってください。私は君の力になりたくて、ここに君を連れてきたのですから。」
レイナさんの顔は、真剣だった。
確かに、俺は親を殺されて、絶望の底だ。
涙が止まらなくなった。そんな俺を、レイナさんが抱き締める。
「本当は辛いんじゃないですか。想像を絶するほど、怖くて、苦しかったんですね。」
この人の側にいると、とても安心感がある。
それこそ、泣きたくなるほどの。
今、自分は孤独じゃない。
心からそう思えた。
これが、俺の人生を大きく変える、転換点だった。
次回からイグルの規格外のスペックが明らかになっていきます。イグルが強くなっていく過程も見ていただけると嬉しいです。




