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三代勇者   作者: しゅーまい
シュカルーネ大陸編

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82話 恋祭 その5

9月15日は宝魚の誕生日!!なんでちょっと長めにしてます。

ヒュープシュとの戦いを終えた俺達は、恋祭3日目から新しくオープンする屋台をめぐっていた。

俺が一番気になっていたのはこれ。

"的中率100%!絶対恋占い"


「こんにちはー」


「こんにちはー、ささ、早速そこに座って。」


ちなみに人気すぎて1時間並んだ。

それだけ的中率が高いってことだ。

言われたとおり、椅子に座った。


「フフフ、私の固有魔法は愛予測リーベビッセン、まあ簡単に言うとこの仕事だけで豪華な暮らしができるのよ!オホホホホホ!!!!」


なるほど、めっちゃ稼げると。


「冗談はここまでにして、さて。じゃあ占おうか。そうそう、私の名前はリベン。」


そう言ってリベンは俺に手をかざしてきた。


「………………………うひょー!」


リベンは目をハートにさせて俺の手を握りブンブンしながら言った。


「あ、貴方!!近いうちに恋の出会いがあるわよ!!」


「え!?まじで!?」


「大まじ大まじ!!よかったね!!でもその先がなんだかどん底真っ暗闇だわ」


多分振られるんだろうな……………………でも!ちょっとの時間でも付き合えるなら!!


「じゃ、金貨1枚ね」


「はい!…………………はい?」


「ん?もしかして持ってないの?」


「い、いや、もってますけど………………た、高くないですか!?!?」


「だって的中率100%だし!」


ぬわあああ!!!入口に値段が書いてなかったのはそういうことか!ぼったくりめ!


「まあ、払うんだけど」


リベンの手に金貨1枚をポンとおいて立ち去った。

ちなみに仲間は「絶対に面白いことにならない」とだけいって違う屋台に行っている。


あ、みんながプラネタリウム会場に並んでる。


「おーいみんな!!」


結果が嬉しすぎて浮かれてたのかつい列に割り込んでしまった。


「ちょ、雷魚兄ちゃんなにを四天王?」


「雷魚割り込みはだめだ!危ない!!」


え?危ない?

入口の近くにいたボディーガードみたいな人がこっちに近寄ってきた。


「あ、終わった」


察した。


「ふん!!」


えぐいパワーで最後尾まで吹っ飛ばされた。


「ぐえーーー!!」


プラネタリウムには興味がない。

だからその辺の屋台で仲間が出てくるまで時間稼ぎをしよう。


「え!え!なにこれ!めっちゃ面白そう!」


看板には"新技を追加してあげよう!君の望むままに!(俺の体力が無くなり次第終了です)"というもの。


「よっしゃ!いくぞ!」


ここもかなりならんでいて、30分くらいまった。


「やあやあ……………………君の固有魔法は………………なんだい?」


出迎えてくれたのはムキムキのお兄さん。

でも……………けれど…………………めっちゃ息切れしてんな!!!!


「あ、えっと、俺は雷魚で、固有魔法は激雷撃ドゥルフです。」


「そうか!いい固有魔法だね!俺はノーク。固有魔法は新技与ノイニーク。相手が想像する技を完璧に理解したらその技を与えることができる。

ただ、かなり体力を持っていかれてね。このドリンクを飲んだらまあ100人くらいはいけるんだけど。」


魔法ポケット(詳しくは65話)からドリンクを取り出してがぶがぶ飲んでは喋る。


「これは、治癒屋のお姉さんがくれたものでね……………ぐへへ…………………じゃなくて、さあ、どんな技がほしいんだい?」


「とにかく強い技!」


「あー、強い技ね。強ければ強いほど僕の体力も持っていかれるんだよな。この前なんて救急で運ばれたこともあったっけ………………」


「ええ!それは欲張らないほうがいいですね……………うーん…………………」


「思いつかないか。じゃあ俺の質問をいくつか答えてもらおう。」


「あ、はい」


ノークは俺に顔をグイと近づけて言った。


「今使える技の中で一番よく使ってる技はなんだい?」


「えーっと、やっぱ一撃必殺の高火力技、ドゥルフ グランド」


「ふんふん。なるほど。じゃあ、自分がもってる技の中で一番強いと思うのは?」


「まだ使いこなせないんですけど、文字通りの 雷速 です。」


「職業は?」


え?職業?職業なんてないぞ?えーっと、冒険者?


「ぼ、冒険者です!」


ノークはしばらく啞然としていたが、そうやく意味に気づいて笑いだした。


「あははは!!違う違う。戦闘タイプだよ」


なーんだ!そんなことか!


「魔術師どぇす!!」


「おっけー、じゃあその雷速とやらの出し方はわかる?」


「はい、まず、魔力を足にためます。次は普通に魔法を撃つようにイメージで足にある魔力を電撃にかえます。足にグッと力をいれて、足にある電撃を爆発させると同時に走り出したらできます。」


「ふんふん………………」


ノークはしばらく俯いて考え出した。


「………………………そうだ!こんなかんじの技はどう?」


ノークは魔法ポケットでペンと紙を取り出し、物凄い勢いで絵を描いた。


そこには手のひらを後ろにに向け、電撃を発しながら飛んでいる俺。


「なずけて、ドゥルフ シュフルーファスト!」


ながい!でもかっけぇ!


「雷速は足に魔力を貯めるといったね?それを手にするんだ。さらに爆発させるのではなく、手のひらに勢いよく流す。すると、程よい速さで扱えるようになる。

さらに、その勢いで空を飛ぶこともできる。

程よいスピードっていってもかなりのスピードがでるから気を付けるように。

そのスピードで相手に急接近し、電撃を放出しながらパンチ!!どうかな?」


「………………………最っ高じゃないですか!!!!!」


「よかった!練習したらいつかできるんだけどね。ここは俺にまかせなさい!!」


ノークは俺の頭に手をかざした。

新技のイメージが脳に流れ込んでくる……………


「なんかできそうです!!!ありがとうございました!!」


「うん……………………また……………………おいで……………」


ごくごくごくごく!!


「ハーー!!!じゃ!また!」


「はい!」


そうして俺は新技ドゥルフ シュフルーファストを習得したのだった。


「ふー、遅くなってしまった……………」


俺は急いでプラネタリウムのところに行こうとしたが、


「キャ!!」


角で女性とぶつかってしまった。


「あ!ごめんなさ……」


ドタイプ☆!だがいまは急いでいる………………いや、仲間なんてどうでもいい。←ひどい

その女性…………いや、成人していないだろう。

18歳くいらいだ。

青髪のショートヘアで、紫の瞳が光る。

服は冒険者のような服だ。


「えっと、俺は雷魚。」


(うわうわうわ!何やってんだ俺!いきなり名前教えるとかキモイな!!!)


「あっ、私はシクザル。ってか雷魚ってあの魔王軍を2人倒した雷魚?」


「そうそう!!そうだよ!!」


うっ、ついテンションが………………


「うわぁ!お会いできて光栄ですぅ!」


「あ、あはは!」


なんだ………………俺………女子と会話できてるぞぉ!!

そして俺はビックリするほどシグザルと会話がかみ合い、色々と話してしまった。


「へぇー、じゃあ、その旅に同行できないかな?」


「……………………へ?」


唐突すぎる発言に時が止まる俺。


「あ、いやならいいんだけど」


「いやいや!こっちとしてはむしろうれしいまであるけど。そっちは大丈夫なのか?」


「うん!私一人で暮らしてるから。」


そうなんだ……………


「よし!仲間に相談してみよう!!」


そして俺はシグザルを連れてプラネタリウムのとこにいった。


「「「あ!?」」」


いない。まああれだけ話してたらそりゃどっかいくか。

どうしたものか………………


「おーい、雷魚ー」


ノエルの声だ。

後ろを振り向くとみんながいた。

だが、なぜかニヤニヤしていた。


「ふっ、いいぜ!シグザルを旅に入れても」


「「「うん」」」


「ふぇ!?」


まさか会話を物陰に隠れて聞いていたのか!?

うわ、恥ず。


「ありがとう!!私の職業は特殊魔術師だよ。」


「僕といっしょ!」


小魚とシグザルはいいコンビになりそうだ。


「固有魔法は…………………つ、次、戦う場面があったらみせるね!!」


なんだ?まあいいか。

説明したら長くなるのだろう。


「じゃ、屋台巡りむし!!!」


「「「おー!!!」」」


そうして俺達はまた、楽しく屋台をめぐっていった。

だが………………………


「肉巻きおにぎり美味しいね!雷魚!」


「うん!」


俺達はちょうど肉巻きおにぎりを食べていたのだが、本部で休憩していた解説(?)の人がポツリと呟いた。


「ヒュープシュさん…………」


その言葉にシグザルを合わせて全員が驚いた。


「シグザル……………ヒュープシュをしってるのか?」


「うん。昨日捕まった犯罪者でしょ?風のうわさで聞いたんだけどあの解説の人(?)、ヒュラートっていう名前らしい」


「あ…………」


宝魚が気づけばヒュラートに近づいていた。


「あの、ヒュラートさん。ヒュープシュのことをなにかしってるんですか?」


「あ、君は告白タイムの2位の人……………いや、ヒュープシュとは昔友達でね。」


「そうですか…………捕まったんですからね……………ま、元気だしてください!!じゃ!」


宝魚が深刻な表情で帰ってきた。


「きいてた?らしいよ。」


「「「可哀想…………」」」


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ここは町長の家。

シュン町長はシュカに近寄って問い詰めた。


「ヒュープシュとやらとデートをしていたんだって?」


「ち、ちがうの!はめられたの!」


「はめられた?ヒュープシュに恋をしてお前がついていたんじゃなくて?」


「いや……………あの……………」


「シュカ…………最近でかけてばかりだったのはそういうことか」


「ち、ちがうの!私は!!」


シュカは必死に抗議するが、


「じゃあそのボロボロの服はなんだ?町長の妻ってことを住民に気づかれないようにその服を着ているんだろう?」


「あ……………いや…………ちがうの……………」


シュカは段々と自信を無くしていく。


「もういい。じゃあな。シュカ……………超束縛ナベーイング


シュンが唱えると、シュカは動けなくなってしまった。


その後、シュカは連行されていき、この騒動は大きな話題となった。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「怪しい。」


宝魚が呟く。


「怪しいってなにが?」


シグザルがきく。


「あのヒュラートさんだよ。さっきはスルーしたけどいっこ突っかかることがあるんだ。"では賞品をお渡しします。こちら!国王さまと女王様の大好きな食べ物集!"ヒュラートさんは告白タイムのとき、こんなことをいっていた。他の参加者たちはシュカルーネ王国の国王と女王だとおもってそうだけど、多分シュンさんとシュカさんの……………」


「「「!!!!」」」


ノエルはいった。


「つまり、ヒュラートもヒュープシュといっしょで国王と女王だとおもってる?」


「うん」


「怪しいむしね。」


「すっごくね…………」


シグザルは冒険厳密機を出していった。


「速報。ヒュープシュの洗脳犯人、魔王軍5軍王だって」


「「「まじか」」」


「じゃあ、ヒュラートさんも5軍王に洗脳されてるってこと?」


という晴魚。

さらに宝魚がいった。


「こればかりは申し訳ないが、ヒュラートさんはなにもわるくないが、警察に引き渡したほうがいい。」


そして俺達は警察署にいき、事情を説明。

ヒュラートさんは無事に警察が預かったらしい。


「そういえば雷魚たちの旅の目的って魔王討伐だよね?」


というシグザルに俺はうん。と相づちを打った。


「私……じつは家族全員を魔王に殺されたんだ。だから……………私も魔王を…………」


「「「うん……」」」


そうして俺達に新たな仲間、シグザルが加わったのだった。

おまけ ノエルからみた仲間


雷魚 頼りないときと頼りがいがあるときが交互にくるからよくわからない。でもリーダーとしてはちゃんとしてると思う。


小魚 晴魚と仲がいい。作った料理をよく食べてくれて、新作も試食してくれる。優しい。


宝魚 好き。今まであった人の中で一番気が合う。料理仲間としていいコンビだと思う。


ムッシー 最近は嫌味を言ってこなくなった。このまま嫌味なしになってくれれば……………


晴魚 好き。同性の一番の大親友。よく気が合うし、相談とかも乗ってくれる。優しいし可愛い



次回予告


立て続けに起こった大騒動のなか、ダンスパーティーは開かれ、恋祭は幕を閉じた。

シグザルも仲間に加わったわけだし、そろそろ氷の宮殿につきそうだ。

シグザルにはつらい思いをしてほしくない。

俺が守ってやるんだ!!


次回三代勇者 83話 シグザルの固有魔法


あれ、そういえばシグザルの固有魔法って……………………

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― 新着の感想 ―
happy birthday宝魚!宝魚誕生日おめでとっ!
2025/09/16 09:11 退会済み
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