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三代勇者   作者: しゅーまい
シュカルーネ大陸編

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72話 マオの真実

最近投稿頻度激減中

ガチャガチャ……………ガチャガチャガチャガチャ…………カチッ!


「うわぁ!やったぁ!」


知恵の輪パズルのようなやつを解くことができて大喜びしている。


「よし、いこうか!」


俺を先頭に外に出た。

が……………


「うそでしょ………………」


ノエルが言う。

俺達も物凄く驚いた。

ここは孤島だったのだ。

船もなく、この孤島から脱獄できるわけもなく、俺達はしばらく水平線を眺めていると聞き覚えのある声が聞こえた。


「みつけたぞ!」


俺達をここに閉じ込めた犯人。

魔爪武団マオジングルーのリーダーだ。

……………………というか、魔爪武団マオジングルーのリーダー小さくないか?俺達より年下のようにも見える……………

リーダーは腰から剣を抜いて言った。


「僕たちの固有魔法は武器の威力を3倍まで引き上げることができる。この剣で首をはねられたくなければ牢屋に戻るのだ!」


とんだ固有魔法だ。

どうりであんなに弓矢の威力が高かったわけか。

だが、頑張ってここまで来たのに大人しく戻るわけにもいかない。

宝魚は強魔剣を抜いてリーダーの剣と接触させた。


「じゃあ、俺と打ち合いで勝ったら大人しく牢屋にもどってやる。その代わり俺が勝ったらシュカルーネ大陸に返してくれ。」


「………………」


リーダーは黙って襲い掛かってきた。

宝魚はそれを正確にはじいていく。

リーダーの剣術も見事なものだが、宝魚の剣舞・炎を見てからじゃ、少し物足りなく感じてしまうな。

剣舞・炎を使わないってことは手を抜いている。

宝魚は攻撃をはじいて微かな隙を見抜いてリーダーの剣を弾き飛ばした。

すかさず宝魚は剣を鞘に納めてリーダーの顔に一発入れた。


「ぐわぁ!………………あ!ありがとう!」


「「「え?」」」


んー?どういうことだ?いきなり子供っぽくなった?


「えーっと、簡単に言うと僕、魔王軍の5軍王になりたくもない役割を与えられたんだ。もちろんことわったけど…………ぼっこぼこにされて大人しく従うことにした。

そしてしばらく 殺せ と言われたやつは殺しまくったんだけど…………………どうにかならないかチームのみんなで話し合った。

結果、つい最近、薬に詳しい人が体力、魔力、筋力、いろいろとアップする薬を作った。

それをきみたちに飲ませたわけ。」


なるほど、どうりで色々と強化されてると思ったわ。

でもなんでそんなことしたんだ?


「5軍王に盗聴器を仕掛けられたんだけど…………いまのあなたの一撃で盗聴器が破壊されたんだ。ありがとう」


「あ、ああ」


「盗聴器のせいで無駄なことはしゃべれなかったけどね…………で、薬を飲ませた理由だけど、君たちが5軍王を倒してほしいんだ。」


「うん。もとからそのつもりだしね」


といった師匠をリーダーは輝かしく見た。


「ありがとう。僕はマオ。よろしく」


「「「よろしく」」」


「じゃねえわ!ツッコミどころ満載すぎだろ!」


宝魚が叫ぶ。


「あの矢はガチで下手したら死んでたぞ!あとシェイ、簡単に受け入れてるんじゃない!もしかしたら罠かもしれないでしょ!だってこいつはすでに何十人も殺してるわけだし」


「え、で、でも、あなたはおかげですごい技が使えるようになったんでしょ?」


「う、うん。まあそうだけど」


「あと、人は殺してないよ。牢屋に閉じ込めてるだけ。水も食料も支給してる。」


「うーん」


「とりあえず今は信じることにしようよ」


晴魚が言った。


「騙されてからじゃ遅い」


「まあまあ、俺がいるしさ!」


「僕もいるむし!」


師匠とムッシーがドヤ顔で言う。


「ま、いっか。我は一切の責任を負いません。」


「「「はい」」」



って感じで、ツッコミどころ満載なのは俺もわかってたけど雷速を手に入れて今は上機嫌だ。

ま、自爆して使いこなせないのがオチだろうけどね。

そして、俺達の船もこの孤島に運んできたらしく、船でまたシュカルーネ大陸に出発した。

そんなに離れてないが、さっき来た南のほうの港ではなく、東の港だった。

つまり、魔爪武団マオジングルーの孤島は東にあったってわけだ。

東の港町は、南の港町とは違った。

かなり栄えている。

情報収集もしやすそうだ。

途中で魔爪武団マオジングルーに聞けばよかったんじゃね?

と思ったが、黙っておいた。


港町の人々はなぜか俺達をみて物凄く恐れている感じだった。

無理もない。

矢が突き刺さった跡だらけで血だらけなのだから。

さっさと治癒屋(現実世界(?)でいう病院のようなもの)にいきましょか。


「ひえー、私ら有名人じゃん。」


「悪い意味でな」


ノエルと宝魚がごちゃごちゃ言っている。


そして、完治はしてないが、魔爪武団マオジングルーの薬のおかげであまり辛くない。

そして治癒人(治癒屋で働いてる人)が治癒の効きが以上にいいから変なもの食べてないか聞かれたときは全力でごまかした。


「マオがくれた薬の効き目えぐいなー」


小魚が伸びをして言う。


「ところで僕も強化されてるんむしけど、まさかこの時のために僕専用の薬を作ってくれたんむしか?」


といったムッシーにツッコミたかったが、なぜかものすごい疲労が襲ってきてそんなことしてる場合じゃなかった。

みんなも一気に疲労が襲ってきたようで、師匠が早々に宿にいった。

俺達も続いてその日はすぐに休んだ。


次の日になると昨日の疲労が噓みたいによくなっていた。


「薬の副作用かな?」


などと話していたら男性に声をかけられた。


「君たち!もしや魔王軍7軍王と6軍王を倒した人達かい?」


眼鏡をかけていて賢そうな人だ。


「え、はい。そうですけど」


俺がこたえるとその人は目をキラキラさせていった。


「おお!やっぱり!私はあなた方に頼みたいことがあるのです!!」


「なにむしか?どんな依頼でも僕がドカン!と引き受けてやるむし」


「7、6、ときたら5軍王も倒すつもりですよね?」


「「「はい」」」


「そこで頼みたいのです。私の息子。マオを救ってください!」


「「「え?」」」


マオ………ってまさかあのマオ?


「私の息子のマオは昔、母を亡くした後日、死者蘇生秘伝書を取りに行くと言い出したのです。私もついていきました。どんな困難もなんとか私の援護で乗り越えてきましたが、ある日事件は起きたのです。

いつも通り旅をしていたら死者蘇生秘伝書がどーちゃらこーちゃら言っている大剣をもった男を見かけました。その男に


『死者蘇生秘伝書はどこにある?』


と聞いたら


『教えねえよ。ま、魔王様に認められたらいいぞ。魔王様はいまここにいらっしゃる。』


と言われたんです。

そこはシュカルーネ大陸の最北部にある絶対に近づいてはならないと言われる氷の宮殿があるところでした。

辞めようとマオになんども言いましたが、マオは


『じゃあ僕一人でいくよ』


と言い出したんです。

私は行きたくなかったので、しぶしぶ一人で行かせました。


『無理はするな』


と何度も言ったので大丈夫かとおもったんですが………………

旅から帰ってきた途端、マオは人が変わったように荒々しくなってしまったのです。

さらに、魔爪武団マオジングルーという集団まで作ってしまいました。

挙句の果てには人殺し集団………………私はその氷の宮殿には行きたくなかったので、情報収集をしました。そしたらなんと魔王だと思っていた氷の宮殿の主は5軍王だったことが判明したんです。あの大剣をもった男はなぜ魔王といったのかは謎ですが………………」


一人で淡々と話し始めた。

だがもうそれは解決済みだ。


「あのー…………えーっと」


俺達は男性にすべて話した。

魔爪武団マオジングルーに殺されかけたこと。

脱獄したこと。

盗聴器のこと。

薬のこと。

マオは人を殺してなく、牢屋に閉じ込めているだけだということ。


「なるほど……………そうでしたか…………ですが、どっちにしろ5軍王は許せません。」


「そうですね」


ノエルはそう言いながら考え始めた。


「でもまだ解決していない謎があってですね。まずなんでマオは魔爪武団マオジングルーを作ったのか。5軍王に言われて作った説もありますが、正確にはわからないです。

あと、なんでその大剣をもった男は5軍王のことを魔王といったのか……………」


「まず、大剣をもった男って誰なんだろうな……………」


宝魚も考え始める。


「死者蘇生秘伝書……………大剣…………まさか…6軍王か?」


師匠が言う。


「「「たしかに!!」」」


「けど、わかったところでだ……………なんで魔王…………」


「ま、それは5軍王に聞けばわかるでしょ!!」


晴魚は考えたくなくなったのか、吞気なことをいう。

まあたしかにその通りではあるがな。


「そうだね」


小魚も言う。


「目的地は決まったむしね」


「ああ、シュカルーネ大陸の最北部だ!」



こうして旅の目的地が決まったのだった。

おまけ  宝魚の剣舞の速さはどのくらい?


気になった!じゃあ求めていきましょう!


初登場は 70話 雷魚&宝魚脱獄 で、宝魚が魔杖使エクステッキに向かって使用したバチクソかっこいい技です。

注目したいのはここ


一瞬の出来事だった。

最初の斬撃を入れようとしてからたった5秒。

それだけで50体倒したのだ。


のところです。まあ5秒って全く一瞬じゃないんですけどね。

魔物が50体ってことはその場所はかなり広いところになってそう。

魔杖使エクステッキは、人間と同じような体だと仮定します。

人間の体でいちばん横に長い部位は肩幅で、成人男性の平均は40~45くらいです。

縦なら、胸部か腹部ですね。

胸部で全員男だとしたら、大体20~25㎝くらいですかね?知らんけど

じゃあ間をとって23㎝だと仮定します。

横一列10人いるとしたら、横4m、奥行1.15m……………と思って今気づきました。

まて、胸部より足のほうが大きくないか!?と、

オーマイガー!

足のサイズは25~26くらいらしいので、ここは25㎝と仮定します。

つまり、奥行は1.15mではなく、1.25m必要。

ぎゅうぎゅうで入るなら、面積5㎡!

ツッコミどころしかないですね。

まあ、隙間なくぎゅうぎゅうだし。

いい感じに間をとっているなら、20㎡くらいいるかな?

まじであってるか分からんのですが

自分雷魚並にアホだし。

宝魚は剣を振った描写は3回だから、1回振るのに1秒かかる。つまり、5秒で全行程を終えたなら、2秒で20㎡を走ったことになる。

奥行2mで横が10mだと仮定すると、奥行が2mだから大股1歩!

通常は横に大振りしたら3m以内にいる敵なら致命傷を与えられるけど、剣舞・炎は炎の斬撃が周りに発生し、5mを一気に削ぐことができる。

一歩を2m前くらいだと考えると、3歩で前線の敵を蹴散らすことができる。

2回目の斬撃は、大きく横に円を描くように斬っているから、歩数は0で、大振り1回でさらに敵を蹴散らす。

最後は一閃で倒す。

4、5歩で、これらの行程を終えた宝魚…………………恐ろしい…………

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