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三代勇者   作者: しゅーまい
シュカルーネ大陸編

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71話 全員脱獄

雷魚と宝魚が脱獄している間、もちろん他のみんなも脱獄していた。

今回は小魚とムッシーの脱獄劇をお見せしよう。



牢獄…………殺されてはいない。

小魚は冷静に現在の状況を整理する。


「小魚!さっさと脱獄するむしよ!」


「う、うん。分かってるけどどうやって?」


「え、普通に」


「??」


「感じないむしか?なにかを」


「うーん。確かに、なんか格段に筋肉とか魔力とかが上がったような……………」


「そうむし。僕が思うに、ここは特殊な場所か、僕たちが眠っている間に特殊な魔法か薬を飲まされたか」


「そうだね。で、つまり何が言いたいの?」


「ふっふっふ。小魚。僕を強化するむし。」


「え、分かった。リインフォース」


「おお………おお!これはすごいむし。多分2倍くらいになってるむし」


「まじで?」


「マジむし。アンフェルフラム オブジェクト!」


ムッシーのアンフェルフラムが鉄格子に当たったがビクともしない。


「うーん。アンフェルフラム オブジェクト!」


ドオオオオオオ!!


おお!壁に当てたらいい感じになった(?)

どうやら建物の端っこのほうだったようで、外に出ることができた。


「お、ラッキー。」


「ラッキー、むしけど、みんなはどこにいるんむし?」


「うーん………………」


などと話しながら歩いていたら、

カチッっと音がした。


「「え?」」


次の瞬間、地面が抜けた。

どうやら落とし穴になっていたらしい。


「「うわぁぁぁ!!!!」」


ドスン!!

かなり高かった。

だが、背中が痛いだけでそれ以外はどうってことない。


「いてて、ムッシー大丈夫?」


「大丈夫むし。小魚がクッションになってくれたおかげで」


「ま、そう簡単にできるようなもんじゃないよな。脱獄は。出口を探そうか。」


「そうむしね」


そうして小魚たちはしばらく洞窟のようなところを歩いた。

途中で何回か魔物と遭遇したが、なぜかめちゃくちゃ魔力が上がっていて、以前は苦戦したであろう魔物も簡単に倒すことができた。

だが、流石にこの敵はビビった。


「「雷稲妻竜ドナードラゴン!?」」


上位魔物だ。

 竜 は大体上位魔物だ。

爆炎竜フラムドラゴン激流竜ヴァーサードラゴン雷稲妻竜ドナードラゴン風嵐竜シュトールドラゴン氷雪竜シュネスドラゴン

竜族ドラゴンは大体この5体の種族である。

竜族ドラゴンは、ただの魔物ではないため、ランク付けがされている。


弱位魔物、中位魔物、上位魔物、超位魔物、極位魔物、神位魔物。


簡単に言うと生きた年数だ。

人間は年を取ると、どんどん弱っていくが、竜族ドラゴンは逆にどんどん強くなっていくのだ。

いままでの記録で一番長生きしたと言われる神位魔物は1000年以上前に生まれて、今もなお、生きているとされている。

この魔物、上位魔物は中間くらいの強さといったところか………………


「リインフォース オール!」


ムッシーも小魚自身も、以前より格段に倍率が上がったと気付いている。


「いっけー!アンフェルフラム ラージ!」


ブオオオオオオオオオオオ!!!!!


ものすごい量の炎が雷稲妻竜ドナードラゴンを襲う。


「ギャオオオオオオオオオオオ!!!!!」


相性は良くも悪くもない。

岩と岩がぶつかり合っている状態。

小魚のリインフォースがあるからいま小魚たちの岩は大きくなった。


「リインフォース  フィジックス!」


「ギャオオオオオオオオオオオ!!!!」


雄叫びをあげるが、当たった個所は傷一つなし。


そういえば、雷稲妻竜ドナードラゴンは知力が高いとか習ったような……………

多分わざと雄叫びをあげて僕たちを油断させようとしてるんだ。


と、思いながら小魚は作戦を考える。

ムッシーのアンフェルフラム ラージを食らっても恐らくあまりダメージは入っていない。

どうしようか………………

そう思っていたら。


「小魚。僕に任せるむし。なんか来そうむし。できそうむし。」


「え?なにを?」


「いいから見るむし。」


そういってムッシーは精神統一し始めた。


いったい何をしようとしているのやら………………


「くらえむし!アンフェルフラムの最高火力!『ベフライング』!!!!」


ムッシーが大声で叫ぶと同時に、今まで感じたことないくらい強大な魔力を感じた。


ムッシーの前方から全身炎の竜のような生き物が飛び出した。


その竜は雷稲妻竜ドナードラゴンの首にかぶりついたと思えば貫通して、その竜は大爆発をおこした。


爆発の煙が晴れたところには、紫の霧に包まれている雷稲妻竜ドナードラゴンがいた。


小魚は強大な魔力に体が驚いてしばらく動けずにいたが、すぐに目を輝かせてムッシーに言った。


「すっごいな!ムッシー!!なにいまの!すごすぎでしょ!」


「ふっふっふ。そうだろうそうだろう。今のは解放魔法むし。僕の中にある全魔力を解放させてぶっぱなした最強の技むし。」


「え?ってことはいまムッシーは魔力切れ状態?」


「そうむし。だからここから先は小魚一人で戦うむし」


「うん。わかったよ。まかせて!」


あとは、小魚だけで十分だった。

小魚もなかなかの威力で魔物を蹴散らしていった。


そして洞窟の先は大きな扉があった。

だが、押しても引いてもビクともしない。

よく見ると、ドアノブのようなところの横に知恵の輪パズルのようなものがある。

多分これをとくと、扉が開くのだろう。


「よーし!やるぞ!」


小魚は自分のほほを両手でバシン!と叩いてパズルを始めた。




さて、次は晴魚とノエルの脱獄劇をお見せしようか。


ノエルは目覚め、一瞬で状況を理解した。

魔力量が上がっているのも………

壁にシュネーシュトルムを撃ったら、洞窟にでた。

魔物を蹴散らしながらどんどん進んでいく。


「なんか……………いつもよりすごい冴えてるような…………それに魔力量のなんかすごいし…………しかも全体的にムキムキになったような………………」


とか言いながらどんどん突き進むノエル。

しばらく行くと、晴魚と出会った。


「あ!ノエちゃん!」


「晴ちゃん!無事でよかった!」


「ところでさ。なんか私めちゃくちゃ強くなった感じがするんだけど……………」


「わかる!私も!」


「ノエちゃんも!?私、魔力量が上がったし、なんかすごい格闘ができるようなった。」


「えー!格闘?ギャップがいいね!」


「ありがとう。ノエちゃんは?」


「私はなんか、魔力量と、すごい頭が冴えたり、体が鍛えられた感じがする………………」


「ま、取り敢えずすすもう!」


「うん!」


とくに強い魔物と出会うことはなく、洞窟の奥まで魔物を蹴散らしながら突き進んでいった。


奥には、ムッシーにあーだこーだ言われながら、一生懸命知恵の輪パズルのような物を解いている小魚。


「「小魚、ムッシー!無事でよかった!」」


「お!2人とも!無事だったんだ!よかった!」


「とか、いいながら、ノエルも晴魚も小魚も矢が突き刺さった跡だらけむし。」


「う、確かにおかしいな。僕たちはあの量の矢が突き刺さって死んでないなんて……………」


自分たちの体の異変に気付き始めていた。



最後にシェイの脱獄劇……………


「ふう、これでオッケー。」


シェイもノエルと同じように状況を理解して洞窟の魔物を倒していた。


「みんなは無事かな…………」


とか思いながらどんどん歩いていると………………


「ギャオオオオオオオオオオオ!!!!」


「おいおいマジかよ…………」


風嵐竜シュトールドラゴンがいた。


が、シェイは自分がめちゃくちゃ強くなっていると気づいている。


「エクスプロジオン リーズヒ!」


バアアアアアアアアアアアアン!!!


「ギャオオオオオオオオオオオン!!!!」


傷がついた。

結構深めの。


「ギャオオオオオ!!」


翼を羽ばたかせると、竜巻が発生してこっちに向かってきた。


「その竜巻。利用させてもらう!エクスプロジオン ドリュケン!」


シェイの剣先から放たれた光の球は、竜巻を押し返すほどの威力だった。


「エクスプロジオン リーズヒ!!」


エクスプロジオン リーズヒをそのまま竜巻に取り込んで風嵐竜シュトールドラゴンに直撃した。


ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!


もちろん大ダメージで風嵐竜シュトールドラゴンは紫の霧に包まれて消えていった。


「よし、」


シェイは順調に洞窟を進んでいって、扉にたどり着いた。


「みんな!!」


「「「師匠シェイ!!」」」


再開に喜び、みんなで難しいパズルを引き続き考えた……………


しばらくすると、洞窟に続く穴から雷魚と宝魚がやってきた。


「「「あ!雷魚!宝魚!」」」


よかった。

みんな無事っぽい。


「この扉開かないんだよ。」


小魚が困って言う。


「うーん。かなり頑丈そうだし…………どうしようか……………」





ってな感じで困っていることはあるけど、全員無事でよかったよかった。



おまけ 勘が鋭い人ランキング!


6位 晴魚


5位 小魚


4位 ノエル


3位 ムッシー


2位 雷魚


1位 宝魚



なんか宝魚大体上位に入ってるような………………

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