65話 激闘!ロボット本部 後編
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ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!
遠くで大きな音が聞こえる。
「お前の仲間か俺の仲間が豪快にやってるようだな」
シェイは、開けた場所に突っ立っている白衣を着た、男性に言った。
「貴方も侵入者ですか。しかも聖魔軍に匹敵するほどの魔力量ですね」
「だって俺聖魔軍だし」
「ふっふっふ。さすがの私も聖魔軍相手では厳しいので、この子たちに任せることにしましょう!」
そう言ってその男が手を前に出すと、周りに5体のロボットが現れた。拷問器具的なのを持っている。
「エクスプロジオン ヴァイト」
シェイが静かに唱えると広範囲の大爆発がロボットを襲った。
バアアアアアアアアアアアアン!!!!!
「フフフ、フフフフフフ。まさか……………爆発でロボットを故障させるとは。町の時はビクともしなかったはずですがね
「俺はいま怒っている。みんなの前では怒らなかったがな、猛烈にイライラしてるんだよ。」
「まず、自己紹介をしましょうか。私はロボイです。あなたの名前は?」
「お前に名乗る名などない。」
「おやおや、随分と冷たいですね。」
「俺はハーフェンの町の町長と親友なんだよ。町長と住民はどこにいるか教えろ」
「無理で……………」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!
「ぐはっ」
ロボイは剣で吐血して吹っ飛ばされた。
「よかったな。俺が鞘に剣を収めていて。収めてなかったら死んでたな」
「く………………クハハハハハハ!!!本番はここからですよ!『ロボター』!」
ロボイが唱えると、見る見るうちに体が巨大ロボットに変わっていく。
「フハハハハ!!これが俺の真の姿だ!」
4mくらいか。シェイは剣を抜いてロボイに切りかかっていく。
ロボイは腕で剣を受け止めたが、聖魔軍がそんなに甘いはずがない。
バアアアアアアアアアアアアン!!!!!
傷を入れた腕が爆ぜた。
「ぐあぁ」
「次は左腕だ!エクスプロジオン シュネル」
バアアアアアアアン!!!
爆発が終わると同時に渾身の力で腕を切り落とした。
「ぐああああ!!!!」
よく見ると、右腕が少し再生している。どうやらロボットになったら、少しずつ再生するようだ。
「まあいい、くらえ、エクスプロジオン フィール」
無数の光り輝く球がロボイに襲い掛かった。
バアアン!バアアン!バアアアン!バアアアンバアアアン………………
煙が晴れた所には、人間フォルムに戻ったロボイ。
「で、町長たちはどこにいる?」
「………………………ボスにきけ……………」
それだけ言って気を失った。
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ガキン!ガン!ガキン!
天井から、出てくるアームを宝魚とノエルは軽やかに切り刻んでいく。
断ち切ることはできないが、確実に切り傷を与えていっている。
そして、暇があれば反撃もする。
「エーデルシュタイン ゼーリエ!」
「シュネーシュトルム パイチェ!」
ローキーの周りは守るために大量のアームが待ち構えているが、エーデルシュタイン ゼーリエで、無理やりこじ開けて微かな隙間を作る。そして、鞭のようにしなやかに曲るシュネーシュトルム パイチェで隙間に入り、攻撃する。
パアン!
鞭が打ち付ける音がした。
ローキーの腕に当たったのだ。
「く……………」
一瞬、アームが停止した。
「いまだ!エーデルシュタイン リーズヒ!」
「シュネーシュトルム リーズヒ!」
2人の渾身の一撃がローキーに直撃した。
「ぐああああ!!!」
体力は少ないようで、失神していた。
「よし!」
「やったね、宝魚」
「ああ、あとは、他のみんながうまくいくように願うだけだ」
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リクさんと今、長い長い通路を走って開けた場所にでたところだ。
「きたか」
白衣をきた、40代前半くらいの男がいた。
「言っておくが、ロボットを操作している装置を壊したら、町のロボットが大暴走しだすぞ。いったい何をしに来たのやら」
「雷魚、僕が絶対に君を守るから、君はハッキングに集中してくれ」
「はい」
「俺は『ロキイ』だ。貴様らのことは知っている。雷魚にリクだろ?聖魔軍の名前は全員知っている。そして、雷魚は、2人も魔王軍を倒したんでな」
やっぱ、俺らって結構有名人だ
「ま、侵入者は殺すようにしてるから。死ね!」
ロキイが手を前に出すと、ロボットが4体と、天井からアームが7本、ここまで冷気がくる、めちゃくちゃ冷たい風が吹き始めた。
「『ラーヴァイス マテーリエ』!」
リクさんは、すかさず応戦する。
その間に俺は魔法の中にしまっていたパソコンを出した。
分かりやすくいうと、魔法のポケットに保存したものを、好きな時に取り出せるのだ。保存できる量は無限ではなく、魔力量によってことなる。
そして、そのパソコンでハッキングを始めた。
「なるほどな。ハッキングするつもりか」
ロキイは、操作パネルで、ハッキングを阻止しようとするが、リクさんの、攻撃が飛んできてそれどころではない。
「ラーヴァイス」
溶岩は、水と似ていて、どんな形にもなる。リクさんが思い描いたとおりに、溶岩は、曲がって、縮まって、大きくなる。
それが、リクさんの強みなのだ。攻撃を読むのは、未来予知能力が無い限り不可能なのである。
「ぐああ!」
アームやロボットの間をすり抜けて、ロキイに当たる。
ロボットや、アームはラーヴァイス マテーリエで攻撃する。ラーヴァイス マテーリエは、溶岩がカッチカチになる。
つまり、相性最悪なのだ。
「ラーヴァイス フィール」
こんどは、無数の場所から、溶岩が飛び出る。
「ぐわああああ!!!!」
そんなことを考えながら、ハッキングの手順を進めていく。
カタカカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
キーボードを休みなく、押し続ける。
あともう少し……………いけ!
カチャ
スペースキーをおした。
ピタッとアームや、ロボットの動きが止まった。
………………………………………てか寒!ハッキングに集中しすぎて気づかなかったけどめちゃくちゃさむい!たしか最初、冷気を出してたような
「ぐあああああ!!!!!!!!」
ちょうど、リクさんが最後のとどめを刺したところだった。
「く……………」
ロボットは、シャットダウンされ、バタッと倒れた。アームは天井に引っ込んでいき、冷気は止まった。
「さて、じゃあ、さっさとハーフェンの町の人達を返してもらおうか」
「そんなこと……………」
と、いったが、リクさんが杖を向けたのが相当怖かったのか観念した。
「あー、あー、わかったよ。町の奴らは、あのドアの先だ。」
ロキイが指差したほうをよーく見ると、ドアのようなのがあった。壁と同じ色だから気づかなかった!
リクさんが、ドアを開けようとするが開かない。
すかさず、俺はドアロックを解除した。
リクさんがドアを開けようとする前に、開いた。どうやら自動ドアのようだ。
その先には、大量の牢屋があり、町の人達がとらえられていた。
「みろ!助けが来たぞ!」
「たすかった!」
「てか、聖魔軍じゃね?」
「うそ!リクさん!?」
「やっと開放される!」
色々な声が聞こえてくる。
その時、全員が、この部屋に飛び込んできた。
「お、終わった?」
「終わったっぽい」
「よかった」
「僕は信じてたむし!」
「いやー、やっぱ、心配になってきてみたんだよ」
そして俺達は、町の人達を全員開放して、大勢の人達に感謝されながらハーフェンの町に帰った。
おまけ 小魚&ムッシーVSゼーベル
なんか、友達に「今の小魚&ムッシーなら、ゼーベルに勝てるんじゃね?」と言われたので、色々な性能を対決させましょう。
予想 勝利ゼーベル
攻撃力 ゼーベル勝利
防御力 小魚&ムッシー勝利
魔力量 ゼーベル勝利
IQ 小魚&ムッシー勝利
バトルIQ 小魚&ムッシー勝利
タフネス ゼーベル勝利
生命力 ゼーベル勝利
スピード 小魚&ムッシー勝利
攻撃スピード ゼーベル勝利
ゼーベル5‐4小魚&ムッシー
ゼーベル勝利
まあ、予想通りでしたね。
でも、結構ギリ勝てたみたいな感じか?




