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三代勇者   作者: しゅーまい
死者蘇生秘伝書編

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51話 激闘!デーモントーナメント

エルケーニ王国に行く途中で、俺たちは力をつけるためデーモン村というところに行くことになった。そこに入ると、気付けばトーナメントにエントリー。俺は運よく弱い対戦相手を引いて先に進めたけど、宝魚は敗退、そして、次は小魚の戦いである。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「では、小魚VSカイン、スタート!」

「悪魔術 悪石当弾あくせきとうだん!!」

先制攻撃を仕掛けられた。紫色に光った石が無数に飛んでくる。

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

「ふぇ!?」

バシッ!ドッ!バッ!バシッ!バシッ!バシッ!

はや!はっや!速すぎだろ!

それに威力が高い………………顔に4つ、手に1つ腹に1つ食らっただけなのに体中が痛い……………

「へへ!もっともっと!悪魔術 悪石当弾あくせきとうだん

「ベーゼトゥーテン!」

ドオオオオオオオオ!!!

「うわっ!」

よし、石ころだから、ベーゼトゥーテンで何とかなる。けど、ベーゼトゥーテンだけじゃ、威力が足りない。

「リインフォース シュネル!」

これでスピードを上げて……………

「リインフォース フィジックス!!」

「うわあああああああ!!!!!」

よし!

「ふう、結構やるね。けど、僕は強いよ!強悪魔術きょうあくまじゅつ 強石当弾きょうせきとうだん!!」

瞬きする間もなく、周りに大量の石が出現した。それが当たったかと思えば全身に激痛がはしり、意識が飛んだ。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「勝者、カイン!」

「「「うおおおおおおおおおおお!!!!!!!」」」

「「「あああー」」」

「シェイ、カインって、中間くらいの強さじゃなかったの?」

「うん。まず、悪魔自体がめちゃくちゃつよいから、中間くらいはかなりの強さ。あと、カインはライアーの弟子だからね。」

「へえー………………………………………………え!?」

「悪魔術にてるだろ?」

「たしかに。でもなんか強悪魔術とかいうものを使っていたような………………………」

「ああ、あれね。あれは悪魔術よりもさらに強力な悪魔術を撃てる進化形魔法なんだ。」

「「「へえー」」」

「強悪魔術の上にも狂悪魔術きょうあくまじゅつ、その上に極悪魔術ごくあくまじゅつがあるんだ。」

「「「へえー」」」

「おっと、そろそろ俺の出番だな。」

「頑張って!師匠!」

「「「がんばれ!シェイ!」」」

「そういえばなんでアオイさんは さん つけるのにシェイはつけないんむしか?」

「「「しらん!」」」

そして、小魚が戻ってきた。

「「「お帰り小魚」」」

「いやー、強かったよ。」

「でも、結構ダメージ入ってたよね!」

「うん。ありがとう!で、師匠は悪魔相手にどれだけの実力を発揮するのか………………………」

「対戦相手は………………おおーっと!サイアだ!」

「サイアって、あの悪魔7大冠の?」

「「「うおおおおお!!!!!!!」」」

「では、スタート!」

「悪魔術 悪風波撃あくふうはげき!!」

2mくらいの紫色の竜巻が師匠を襲う。

「っふ、久しぶりだな。この攻撃を見るのは…………『エクスプロジオン』!」

バアアアン!!!!!

師匠の杖から飛び出たオレンジに光る小さな小さな球は、竜巻に直撃して、相殺した。

「やっぱ、あのときより格段に強くなってるな、シェイ。」

「まあね。エクスプロジオン!」

また、小さな球がサイアに飛んでいった。

「強悪魔術 強悪風波撃きょうあくふうはげき!」

ボオオオオオオオオ!!!!

と、さっきよりも大きい竜巻が発生した。

「『エクスプロジオン リーズヒ』!!」

バアアアアアアアアアアアアン!!!!!

「「「うおおおおお!!!」」」

さっきとは比べ物にならないくらいの大爆発がおきた。

爆風がおこったが、師匠は何の抵抗もなしに、サイアに突っ込んでいった。サイアの目の前に来ると………………………

「なんかお前、弱くなってねえか?エクスプロジオン」

といい、バアアアアアン!!!と爆発が起きた。

「「「え?」」」

「勝者、シェイ!」

「「「ええええええぇぇぇーーーーー!?!?!?!?」」」

師匠のあまりの強さに悪魔はみんな驚いている。

「っちょ、あれほんとにシェイなの?」

「別人みたいに強くなってやがる!」

「やばぁ!」

「すごお!」

「「「うおおおおおおおおおお!!!!」」」

「悪魔大冠………………よわし」

と、うけを狙って言った言葉に宝魚が反応した。

「ああぁぁ?雷魚……………お前次6大冠と戦うんだろ?その恐ろしさ……………体に焼き付けてこい」

……………冗談が通じなかったっぽい。

「そういえばムッシーと晴魚とノエルはエントリーしないの?」

「僕たちはしっかり断ったむし!」

「「「おお」」」

この三人は俺達と比べて多分詐欺に引っ掛かりにくいとわかった。



「では、次!雷魚VSライアー!」

「頑張ってこい!雷魚!」

「うん!」


そして………………………

「スタート!」

「ドゥルフ!」

先制攻撃を仕掛けるが、ライアーは手を空に掲げると、結構でかめの魔法陣が手の前に出現し、防がれた。どうやら、悪魔ではあれが防御のようだ。

「悪魔術 悪岩飛弾!」

ドオオオオ!!!

一瞬だけ見えた岩が飛んでくると察知し、ギリギリで防御魔法で防いだ。

「ぐぬぬぬぬ…………」

けど……………重い……!

ドオオオオン!!

と岩が地面に落ちて消えた。ふう、何とか耐えきったようだ。

「ほう、これを防ぐか。悪魔術 悪岩飛弾・連!」

ゴオオオ!!

と音がして5個くらい岩が出てきた。そのとき、俺は確信した。

あ、終わった

と、

「ふん!」

ドオオオオオオオオン!!!!!

という音と、激痛とともに気を失った。


気がつくと、控室だった。

「あ!目さめた?」

「え?師匠?」

「いやあ、回復魔法で回復しても結構長い間気を失ってたから焦ったよ。」

「え?どんくらい寝てたの?」

「うーん、一時間くらい?雷魚が寝てるあいだにトーナメント終わったよ。」

「え!優勝は?」

「ふふふ、俺だよ」

「おお!やっぱ師匠ってすごいね!」

「ありがと!」

「で、みんなは?」

「ああ、小魚とムッシーと雷魚は6大冠に修行をつけてもらってるよ。」

「へえー。晴魚とノエルは?」

「2人村を見学してる。あとから、特訓場所にいくってさ。あの二人はあの悪魔を用意してあるからね。」

「??」

「まあ、いい、雷魚も特訓できるくらい体力が回復したら参加してくれってさ。」

「うーん。まあ、そんな深い傷はないし、今からでも特訓できるよ。」

「ほんと?じゃあ、ここをでて左にでっかい石でできた家があるから、そこに行くといいよ。俺はちょっと、村長と色々話したいことがあるんでね。」

「おっけー。じゃあ、また後で」

「うん!特訓頑張って!」

「ありがとう!またね!」

そして、俺は特訓場所に向かうのだった………………………

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