表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三代勇者   作者: しゅーまい
死者蘇生秘伝書編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/134

50話 デーモン村

ウガンダークの町から出て行って、また、エルケーニ王国に向かって旅を始めた俺たちだが、あの時大師匠がいったことが気になる。

「あの、大師匠」

「ん?」

「心臓が強く打たれたら幽霊が見えるってやつ、なんか特別なんですよね?」

「ああ!そうだ。そうだった。」

いや忘れてたんかい

「こんな場所で言うけど、結構深刻なんだ。」

「「「え?」」」

軽く聞いていたみんなも気になり始めた。

「幽霊が見える人はこの世に結構いる。生まれた時から見える人、精神統一すれば見える人、呪文を唱えると見える人、大体この三つに種類は分けられている。だが、幽霊がいると心臓が強く反応し、その瞬間幽霊が見えるという能力を持つものがごくたまにいる。

「え……なんか…………呪いとかですか………?」

「あ、いや、能力ってだけでとくに害はないよ。」

「「「ずこおおおお」」」

「深刻っていったじゃないですか…………」

「ごくたまにだから深刻かなって☆」

使い方まちがってるし、星つけるな!

「それで、今から君たちには『デーモン村』に行ってもらうよ。」

「「「デーモン……………?」」」

名前からして明らかにやばい村である。

「エルケーニに近いから寄ってみるといいよ。あと、今の雷魚たちじゃ、これからの戦いが厳しくなるから、そこで強くなる。いいでしょ?」

「「「はい!」」」

そして俺達は一日歩き、寝て、朝が来た。さらに歩き続けると悪魔が住んでそうな村が見えてきた。

「あれがデーモン村?」

「そ」

入口に近づくと…………………

「「「え?師匠シェイ!?」」」

「よっ、あ!師匠!なんですか、急に呼び出して」

「よ、シェイ、雷魚たちが旅に出たのは知ってるだろ?」

「はい!もちろんです!」

「ってことで、よろしく」

「え?」

「俺はちょっと、西の大陸で緊急任務が入ってきてるから。他の聖魔軍には託せない任務でね。結構長旅&探偵生活&長期戦になるらしいから俺に頼まれた。」

「はあ、そうですか。デーモン村、結構めんどくさいんだけどなー」

「まーま、シェイだけに頼めることだから、よろしく☆」

そして大師匠は魔法陣に足を踏み入れ、どこかに行ってしまった。

「………………………ところで、なんでデーモン村なんかに?」

「えーっと、なんかいまの俺たちじゃ力不足なのでここで力をつけておきたいと思っててね。」

「なるほど、じゃあ、しょうがないか。ここ、デーモン村は、その名の通り悪魔が住み着く村。悪魔は魔物より人間寄りだから駆除はされないんだけど………………結構めんどくさい奴らばっかりでね………………………俺も何度か来たことあるんだけど………………………来るたび色々とされて………………………まあ、一緒に強くもなるんだけどね。俺が聖魔軍に匹敵する力を手に入れたのもデーモン村のおかげって言っても過言ではないね。」

「「「なるほど…………」」」

「じゃ、いくよ」

「「「うん!」」」

村の扉は悪魔っぽい感じだった(?)

開けると……………………

「おお!久々のお客様だ!」

肌は青白く、角を二本生やしたザ・悪魔の人……………いや、悪魔が出迎えてくれた。

「お?おおおお!!!シェイじゃないか!」

「よ、『アンド』。久しぶり」

「久しいな!シェイよ!」

「みんな、こいつはアンドだ。」

「「「よ………よろしくお願いします……………」」」

初めての悪魔に緊張を隠せない。

「じゃ、早速ですが、こちらへ……………」

「ははは!!またあそこか!」

「くくく、鋭いなシェイ」

「「「???」」」

俺たちは頭の中 ? だったが、なんか嫌な予感がする………………




「「「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」」」

予感が当たった………………………

気付けばめちゃくちゃでかいコロシアムみたいなところに連れてこられて………………………勢いに流され、気づけばエントリー!恐ろしや………………………悪魔の力………………………(それはまったく関係ないのである)

「では!久々の客を祝って!トーナメントを開催する!!では、早速第一回戦!雷魚VSローリー!」

「「「おおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」

コロシアムに入場した。

「では…………スタート!!!」

「へへ!僕に勝てるかな?」

やべえ、どうしよう…………魔法学校の授業で悪魔について習った気がするんだけど………………………ほぼ聞いてないからよくわかんない………………………えーーーーーーーっと、たしか………………………悪魔はただの魔法ではなく、『悪魔術』という、特別な魔法を使う………………くらいしか……………………

「はっ!」

ローリーが手を前にかざすと、青色の小さな魔法陣が手の目の前に出現した。

「悪魔術 悪魔弾!!」

あ……………悪魔弾?

魔法陣から青い球が飛んできたが、そこまで速いわけではない。防御魔法で防ぎ、反撃。

「ドゥルフ!」

「ぐはああ!!!」

ビリビリ…………

「え?」

「雷魚の勝利!!」

「「「おおおおおおおお!!!!!!!!」」」

え?え?終わり?弱すぎる………………………案外余裕かも………………………いや、聖魔軍を育てた(?)村だ。油断はできない。

準備室に戻ると、宝魚が待っていた。

「よ、運が良かったな。アンドによればローリーは村最弱らしいぞ。」

「へえー、ほんと、運良かったわ。次、頑張れよ、」

「おう!」


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「「「うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」」」

「次の試合は…………………宝魚VSライアー!!!」

「「「うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」」」

「ライアーだってよ!」

「え?あの悪魔『6大冠ろくだいかん』の?」

「これは最強に盛り上がるぜぇーー!!」


なん………………………だと…………悪魔6大冠って、たしか、聖魔軍に匹敵するほどの強さって言われる………………………悪魔の王的な集団の一人では?うーーーん。どうやらやばい対戦相手を引いてしまったようだ………………\(^o^)/オワタ

入場すると、2mくらいある巨体の男がいた。

「よお、お前の力、確かめさせてもらうぜ。」

「では、宝魚VSライアー…………スタート!!」

落ち着け………………まずは様子見だ。

「すうーー、はあーー……………」

「では、まずはお手並み拝見だ。悪魔術 悪岩飛弾あくがんひだん

悪岩飛弾…………ライアーの固有悪魔術……………………

手から岩を出現させ、驚異のスピードで飛ばす。

「ぐはあ!」

当たった………………………たしか……………当たった者は悪魔の力で………………少しの間動けずに……………全身に激痛が走る……!

「ぐああああああ!!!!」

習った通りだ……………

「ふん!こんなものか。雑魚が!」

体が動かなくなるのは3秒程度、そして激痛が走るのは1秒程度。食らっても復活はすぐにできる。落ち着け………………………

「エーデルシュタイン!」

「悪魔術 防御向上!」

ドオオン!!

当たった……………けど……ほぼ無傷だ………………………

「く…………エーデルシュタイン ゼーリエ!!」

ドドドドドドドドドドン!!!!

いくら6大冠といっても、いくら防御を向上させてもエーデルシュタイン ゼーリエをまともに食らって、すこしは効いていた。少しだけ。

「………………………っふ、まあまあ、やるな。だが…………貴様は攻撃力が高いだけで、遅いし、回避能力がない!極めつけは受け身が取れていない!俺の悪魔術をくらったとき…………貴様は受け身を取り損ねたか?いや、ちがう!まず、受け身を取ろうとも思っていなかっただろうが!」

たしかに……俺は受け身をとるのが苦手だ。それにスピードもないし、攻撃はほぼ回避していない…………まったくその通りだ………………

「悪魔術 攻撃向上。俺は魔物はいくらでも倒せるが、悪魔と人間を苦しめるのは嫌いだ。一撃で仕留めてやる。悪魔術 悪岩飛弾」

ドオオオオオオオオン!!!!!!

「ライアーの勝利ぃ!!!」

「「「うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」」」

「「「あーーーー」」」


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


観戦していた俺たちはライアーの強さに驚き、宝魚の敗北に悔しんだ。

「次は小魚だ。対戦相手は……………カインっていう人………いや、悪魔か……………」

「カインは中間くらいの強さだな。」

「師匠、小魚勝てるかな?」

「さあね、見てのお楽しみだ……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ