47話 決戦!VS血契牙団
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「水流斬撃!!」
「「「ぐわぁぁぁぁ!!!」」」
ふう、あと十人くらいか。
「おまえか。聖魔軍は」
「そうだが………………おまえは誰だ?」
「俺は血契牙団の幹部・チツクロだ。」
「やっぱりか。俺にはチツクロか」
「さっきぶっ殺した女は弱かったなー。」
女だと?ノエルか晴魚か………………
「ひさしぶりに楽しめそうだぜ。」
「そうだな。俺も久しぶりだ。聖魔軍を殺したことがあるやつと戦うのは。」
そう、こいつは旧7軍王を殺したことがある実力者。油断はできない。
「ふっ………………」
猛スピードで近づいてくる。だが俺はカウンターをもっている。魔法はカウンターできないが、こいつらのような暴力はカウンターできる。
「ふん!!」
ドオオオ!!!
俺の腹に直撃したが、痛みは感じない。次の瞬間、
「ぐはぁ!」
チツクロが吐血して吹っ飛ばされた。
「う………………ごほっ、ごほっ。くそ、カウンターされたか……………」
「水流斬撃!」
「ぐはぁぁ!」
チツクロの固そうな防具を貫通して胸に傷を与えた。
「う……………くそっ、体がうごかん…………」
あれ、威力間違えちゃった。かなり深い傷与えちゃったかも…………………まいっか
「水流斬撃 水圧潰撃」
ドオオオオオオ!!!!
地面が割れ、チツクロが苦しそうにもがく。
「やめとけ、お前は250㎏の水圧に耐えれないだろ?そんなに動くと部分的に骨折するぞ?」
「う……………ぐわぁぁぁ!!!」
あらら、足折れちゃった?
「ぐああああぁぁ!!」
腕も折れちゃった。
かわいそうだからこれくらいにしてあげた。
「うううううぅぅ……………ハァ、ハァ………………………あー、あぶなかったー」
水圧から解放されて幸せそうだ。ま、開放しても足と腕折れてるから移動はできないだろう。よし、
幹部・チツクロ 撃破
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「さて………………………続きと行こうか………………………ノエルよ………………………」
ウルリヒが不気味な笑みを浮かべて言う。
いまはとてもまずい状況。シュネーシュトルム ヴィンドがこいつの覇気だけで吹き飛ばされた。魔力も半分しかない………………………乱発はできない。
「どうしたノエルよ。来いよ。」
「………………………………………………シュネーシュトルム!」
シュネーシュトルムはウルリヒに向かっていったが、手で止められた。
「どうした?こんなもんか?」
「いや、魔力が半分くらいしかないからさ。節約してるんだよ。」
「そうか、貴様は最低その剣があれば自分の体は守れるだろ?」
そうだ。私には剣がある。多分物理しかしてこない。だから突っ込んできたら剣で対抗できる。戦闘タイプは剣士だから。むしろ………………………剣だけでどうにかなりそう。
剣を構えた。
「いいかまえだ。頭、上半身、下半身、どこにも隙が無いな。」
あんたに褒められてもうれしくないっての!
ウルリヒに突っ込んだ。腹部を切ろうとした瞬間、頭をつかまれ、遠くに投げ飛ばされた。
「うおおら!!」
「キャア!!」
ドオオオオオオン!!
どうする…………………そうだ!そういえば、ゼーベルと戦う前に特訓したときにマギーシュパーレンっていうの覚えたような………………よし
「………………………マギーシュパーレン!」
精神統一して唱えた。
すると、いっきに魔力が上がったような気がした。
「よし、これで…………」
魔法がいつもの威力撃てる。あいつには多分、効果はないけど。攻撃はとにかく速くだ。攻撃は速ければ弱くてもいい。とにかく速く!
「なんだ、生きてんのか。死んだかと期待したが………………………」
ウルリヒがまた不気味な笑みを浮かべて言う。
私のせいで両親が死んだ………………………………………………絶対許さない………………私!
「恥を知れ!!!!私ーー!!!!!」
全身全霊で怒りを魔法に注ぎ込んだ。
そしてそのシュネーシュトルムは猛スピードでウルリヒに近づき、吹っ飛ばされた。
「ぐわぁぁぁ!!!!」
ドオオオオオオン!!!!
ウルリヒは受け身を取り損ねたようで、大ダメージを受けている。
「ぐあああああ!!くそっ!右腕が動かねぇ……………」
右腕が折れたようだが、すぐに立ち上がった。
「おまえ………………ゆるさねぇ」
「ふっ、残念。私の勝ちだね。」
「なんだと?」
「エーデルシュタイン リーズヒ!!」
「ぐわぁ!」
宝魚が駆けつけてくれたのだ。
「ノエル!大丈夫か?」
「うん。ありがとう!」
「うう………………………っち、くは……………くははは!!!俺は魔王軍の6軍王の右腕だぞ?」
「え?魔王の右腕じゃなかったの?」
「それは……冒険者どもがかってに…………」
「じゃあ、あんま強くなくね?」
「だまれ!いまから真の姿を見せてやる。覚悟しろ!」
「「!!」」
「うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!
ものすごい殺気と威圧感だ。
次の瞬間、ウルリヒの周りに血契牙団の幹部が全員、気を失った状態で引き付けられた。
「なに………?」
「なん………だ?」
グググググ……………!!
するとみるみるうちに幹部を吸収し始めた。
「………………………うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
バアアアアアアアアアアアアン!!!!!
という、ものすごい音とともにウルリヒの体が爆散して中からめちゃくちゃでかい巨人が出てきた。
全長20mくらいある。
「「な………………………」」
「ふははははははは!!!どうだ?これが俺の真の姿だ!!しねぇい!」
そういって拳を振り下ろしてきたが、間一髪でよける。
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なんだなんだ、ヤミクロがものすごい勢いで向こうに飛んで行ったかと思えば、こんどはやばい音とともに巨人が出てきてんだが………………
そっちのほうにいくと宝魚とノエルが逃げ回っている。なるほど、多分、幹部が全員合体してあの姿になったのか……………………だとしたらウルリヒ、人間じゃなく、魔物だ。
「ドゥルフ!」
「「雷魚!!」」
宝魚とノエルは助かった!みたいな感じだが、まったく助かってない。俺のドゥルフが全く効いていないのだ。
これはまずい。俺はまったく万全ではないのだ。ボコボコにされたから体中めちゃくちゃ痛い。魔法の威力も下がっている。
「ふはははははははは!!!雑魚が何人来たとて、意味ないわ!!」
「くそ、こいつ………………エーデルシュタイン リーズヒ!」
巨大な宝石が飛んで行ったが、はたかれた。
「雑魚が!」
そういって宝魚の頭にむかって拳を振り下ろした。
「がっ……!」
バアアアン!!!
地面に頭が衝突して吐血して気を失った。
「「………………………!!!!」」
「ふはははは…………!!」
次の瞬間、巨人・ウルリヒの首のそばに水が見えたが、よけた。
「大丈夫か?みんな!」
「大師匠!」
「アオイさん!」
「僕たちもいるよ!」
「「小魚!ムッシー!」
よし!全員が揃ったらさすがに勝てる!
「あれ?はるちゃんは?」
「晴魚のこと?俺がおぶってる。」
ほんとだ。って、負けたのか?
「う…………私…」
「あ!目覚めた?」
「アオイさん…………?あ、そうだ、たしかチツクロとかいうやつにやられて………………ってあの巨人は何!?」
「説明は後だ、とりあえずあいつを倒すぞ!」
「はい!シュヴァハ!」
「う……………弱体化か…………」
「リインフォース オール!!」
「水流斬撃 一閃!」
巨人・ウルリヒは大師匠の魔法で首に切り傷ができた。
「っち、」
「続くぞ!ドゥルフ グランド!!」
「了解!シュネーシュトルム リーズヒ!」
「「ベーゼトゥーテン」」
「アンフェルフラム エノルム!!」
「ぐあああ!!」
いくら合体したといえど、リインフォース&シュヴァハをくらっての総攻撃はかなり痛いだろう。
「うぅ………くそ、あ!みんな!」
宝魚が目を覚ました!
「…………………魔力があがったような………リインフォースか!」
「総攻撃だ!宝魚!」
「おうよ!エーデルシュタイン ゼーリエ!」
「ドゥルフ ジェアンテ!」
「リインフォース フィジックス!」
「シュヴァハ フィジックス!」
「シュネーシュトルム リーズヒ!」
「水流斬撃 水圧潰撃!!」
「ぐああああああああ!!!!!!」
総攻撃で弱った巨人・ウルリヒを水圧で身動きが取れない状態にした。
「ぐ………………ぐああああああ!!!」
フォオオオオオオオオ………………………
と巨人・ウルリヒから紫の霧が立ち始めた。そして、ウルリヒ、幹部と、合体する前に戻った。
攻撃をやめた大師匠は聞く。
「さて、お前たちに聞きたいことが大量にある。」
「………………………っち、わかったよ。」
「まず、なぜノエルに親を殺させようとした?」
「それは………………………」




