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三代勇者   作者: しゅーまい
死者蘇生秘伝書編

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38話 VS暴力団 後編

「「「うおおおおおおおおおおお」」」!!!!!

暴力団ラーゼンたちが襲い掛かってくる。

「アンフェルフラム ラージ!!!」

「ドゥルフ ラージ!!!」

「エーデルシュタイン ゼーリエ!!」

「リインフォース フィジックス!」

「シュネーシュトルム リーズヒ!」

「シュヴァハ フィジックス!!」

範囲攻撃で暴力団ラーゼンたちを削ろうとするが、相手の防具がカッチカチだ。あまりダメージは入っていない。

「おら!どしたぁ!」

「雑魚がぁ!!」

「おら、こいよぉ!!!」

これはまずい。どうしようか………………………

「私に任せて!『シュヴァハ オール』!!」

晴魚が唱えた瞬間暴力団ラーゼンの周りに青いエフェクトが発生した。

「これでダメージが入るよ………………………たぶん」

たぶんかよ!でも、範囲で防御力を下げれるとは………………………結構強い。

「アンフェルフラム ラージ!!!」

「「「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」」

暴力団ラーゼンたちは ムッシーのアンフェルフラムを食らって吹っ飛ばされた。効くようになった。

「ドゥルフ ラージ!!!」

「エーデルシュタイン ゼーリエ!」

「リインフォース フィジックス!」

「シュネーシュトルム リーズヒ!」

「シュヴァハ フィジックス!!」

ドオオオオオオオオ!!!!

「「「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」」

「「「よし!!」」」

ボスラーゼンを見ると、ニヤニヤしていた。なんだ?

次の瞬間、耳の横で、

フォッ!

みたいな音がした。

さっ、と後ろを見ると、鉄でできたブーメラン?が晴魚の背中に当たろうとしている…………………!

「晴魚!!あぶない!!」

「え?」

ドッ……………

という音とともに、

バタッ

という倒れる音も聞こえた。

「う………………」

な…………当たったんじゃないのか…………………?刺さっている……………?晴魚の背中にブーメランが………………………

「げはははははははは!!!!油断は禁物だ!!」

くそ、こいつ、俺たちの総攻撃に紛れてブーメランを投げたのか……………

「まず、めんどくさいやつは始末した。次はそこのいも虫だ!くらえ!『アクスト』!!!」

ボスラーゼンは両手に持っていた斧をぶん投げた。すると、斧が分裂した。

「「「え?」」」

大量の斧がムッシーを襲う……………………

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!むし」

え?当たったの?それにしても絶叫からの むし は相変わらず癖あるな。ってそんなこと考えてる暇はない。ムッシーにあたったのだ。あの体にあの巨大な斧が当たったら、間違いなく体は真っ二つだろう。いやまて、それでも絶叫って生命力どうなってんの?

「痛いむし………………」

ムッシーのほうに目をやると………………………あ、なーんだ、柄かよ。刃かとおもったわ

「ぐぬぬぬ……………重いむし……………」

それでも俺たちにとっては本棚が上に乗っかってるくらい痛いんかな?しらんけど。

「大丈夫?ムッシー」

小魚があきれたような声と表情で斧をどかした。

「ゴホッゴホッ、たぶん大丈夫じゃないむし……………………」

まったく………………………っていうか、暴力団というより、暴武器団じゃねーかよ。

「よくもやってくれたむしね…………………許さんむしアンフェルフラム!!」

案の定、盾で防がれる。だが………………………

「やると思ったむし!!ベーゼトゥーテン!!」

えげつない威力でボスラーゼンの盾にムッシーのベーゼトゥーテンが当たる。

「な……………」

予想外の攻撃で盾が吹っ飛んだ。

「ナイスムッシー!!リインフォース フィジックス!!」

「シュネーシュトルム リーズヒ!!」

「ドゥルフ グランド!!」

「エーデルシュタイン リーズヒ!!」

「アンフェルフラム エノルム!!」


「ぐわぁぁぁぁぁあぁぁぁあああああ!!!!!!!!!」

俺たちの総攻撃を食らってボスラーゼンはボロボロだった。

「う……………………く………………」

「まだやるむしか?」

「…ひぃ!勘弁してくだせぇ!何でもします!!」

「ふん!なら、奪われた金品はどこにあるか教えろむし!!」

「洞窟の奥にあります!!」

「で、人が連れ去られたんだって?」

「そ、それも洞窟の奥の牢屋に閉じ込めてます」

「あと!これが一番大事むし!これからは絶対に人を襲ったりしないこと!どうしても襲いたいなら悪党を襲うむし!」

「はい!子分たちにも伝えておきやす!!」

これで一件落着だ。あ、そうだ。

「この後、町の住民が来るかもだけど、というか、来るけどその時は危害を加えず、金品や人を返すようにしてよ?」

「はい!」

「よし、じゃあ帰るか。晴魚も早く治療を受けてもらわなきゃだし」

「「「うん」」」

「っと、その前に人を助けなきゃだな」



そして、捕まえられた人々とともに俺たちは町へ帰り、晴魚を治療してもらった。町の住民には、好きなタイミングでアジトにいって金品を取りに行くよう行った。一人一人金品の持ち主を探して返すのはめんどくさいからね。



回復した晴魚はベットで休んでいた。

「いやあ、やっぱり今回もムッシーが役に立ったね。ごめんね、私役に立てなくて」

「たしかに輝いたのは僕だね。最初に敵を散らかしたし、その後の敵も炎でめっためたにしてやったし、盾を…………」

「そんなことより、大丈夫なのか?」

ムッシーが喋ってるのにもかかわらず宝魚が聞く。

「うん。何とかね。二日後には旅を再開できるかなって感じらしい」

「二日後ね………………………まあ、晴魚ちゃんはゆっくり休んでてね」

「うん。ありがとう」

「皆様、本当にありがとうございました。」

町長がやってきた。

「皆様に最初にお会いした時に敬語を使わなかったこと後悔しております」

「いえいえ、そんなの大丈夫ですよ」

「あの時、近づくなって言ったんですが………………………」

「あ、あはは!!まあ、放っておけなくてね……!」

「大変感謝しております。お礼と言ってはなんですが、これを差し上げます。」

そういって、差し出してきたのは表紙に「固有魔導書 効果編」と書かれた魔導書。

「では、私はこれで」

そういってどこかに行った。

「効果編?」

「たぶん、小魚とか、晴魚とかの、効果?がつく魔法のことじゃない?」

「あー、なるほどね。じゃあ、晴魚先に読みなよ、暇でしょ?」

「え?う、うん!ありがとう、小魚君。」

「あのさ……………えーっとー。小魚でいいよ」

「わかった、ありがとう小魚!」

あっさり受け入れた!

「じゃあ、俺も宝魚でいいよ。ノエルも宝魚でいいよ」

「「うん。わかった」」

宝魚は軽くいったな!

「じゃあ、二日後だっけ?それまで、町に滞在しようか」

「「「了解!」」」

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