32話 決戦!!!vsゼーベル
27話で登場した「エーデルシュタイン フレッヒェン」ですが………………………忘れてください!(笑)←フレッヒェンの意味を忘れた
「サーベル!!!!」
「「「ぐはぁぁ!!!!」」」
「「きゃあ!!!」」
全員吹っ飛ばされた。
くっそー。強い………………………どうやって倒そうか……………………
さっきの動きを止めて総攻撃作戦は全く効いてなかったし、しかも防御力アップとか言ってなかったっけ?もう通用しないだろう。
「まだまだ!!サーベル!!」
さっきよりも何倍も速くなった。
「ぐっ…………」
どんどん斬撃が当たってしまう。もうほかのみんなもボロボロだろう。
く………………………くそ………………………
「サーベル シュネル!!」
まずい………………………また速く………………………
シュッ!!!
と体全体に響く何かが通り抜けた音が聞こえた。それと同時に、腹部に焼き付けるような痛みがほとばしった。
「う………………………」
体の力が………………………ぬける………………………
バタッ!
体が………………………うごかない………………………痛い………いや、熱い………………………
「ぐ………………ぐぁ、あ!」
うまく声も出ない………………………
「「「雷魚!!!!!」」」
みんなの声が聞こえる………………………
「ふはははははははははは!!!!ほら!隙だらけだぞ?サーベル!!」
「「「ぐ………………………」」」
みんな……………俺なんかにかまうな………………心配しなくていいから…………俺に気を取られたら………………みんなまで……………く………………まずい………………意識が………………………………………………………………………
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「雷魚………………………雷魚…………………聞こえますか?」
なんだ………………………?声が聞こえる………………………女の子………………というか、女性の声だ………………………聞いたことない声
「あなたは"聖"でもあり、"魔"でもあります。しかし、"聖"と"魔"。この二つをつかさどる"神"というのは聞いたことありますか?」
なんだよそれ聞いたことないんだが………………………というか………………声が出せないぞ?目の前真っ暗だし、
「声を出す必要はありません。私はあなたの思考が読めるのですからね。」
え?なんじゃそれ
「私はその"聖"と"魔"。この二つをつかさどる神です。」
か………………………神………………………だと?その神様が俺に何の用だ?
「ふふふ。あなた、記憶はありますか?」
記憶?えーっと、たしか…………………ゼーベルに腹を貫通させられて………………………って、痛みが全くないぞ?それに神って、まさかここ天国?
「そんな簡単に天国に行けるなんて思わないでください。地獄へ行く可能性も十分にあります。世の中そんな甘くないですよ?」
んだよ、この神は!結構失礼なこと言ってきたぞ
「話が脱線してしまいましたね。本題は、あなたがここで死んでしまっては困る。ということです。まぁ、死なないんですけどね。」
うーん。ほんとこの神何言ってんの?
「まだわからないでしょうね。あなたの治癒固有魔法は『特定以上のダメージを受けると、しばらく気を失い、目覚めたとき、傷は回復し、 雷速 を手に入れることができる』ですからね。いま、まさにあなたはその気を失っているときです。この眠りから覚めた時、あなたは 雷速、つまり雷の速さを手に入れます。そのスピードがあれば、魔 にも勝てるでしょう。」
まぁ、大体話は分かった。つまり、俺の治癒固有魔法は大ダメージを受けると気を失って、目覚めたときはそのダメージは回復して、めちゃくちゃ速くなる。で、その速さならゼーベルにも勝てると。そういいたいわけね?
「そうそう。そういうことです。おっと、そろそろ目から覚めますね。ではまた………………………」
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「!!!!!!!!!」
………………………ほんとだ腹が痛くない………………………神?が言ったことが本当なら、めっちゃ速くなるはず。
そして立ち上がって、ゼーベルのほうに走ってみた瞬間、目の前が 雷 になってものすごい風の抵抗を感じた。
「ぐわぁぁぁ!!!!!!」
ドオオオオオオオオン!!!!!
ゼーベルの絶叫が聞こえた。
ふっふっふっふっふ。めちゃくちゃ速くなって、突撃も効くらしい。これは最強だ。
「「「雷魚!!!!」」」
「貴様………………………生きていたのか………………………!!!!」
「俺がそんな簡単に死ぬと思う?なめんなよ!!」
ピュン!!!とアニメっぽい音がしてまたゼーベルの悲鳴が聞こえた。
「ぐはぁぁぁ!!!………………………っち………………くそ………………体がしびれる………………………」
「もういっちょ!!」
ピュン!!!!!
「ぐああぁぁ!!!!」
「みんな!!最高火力で総攻撃だ!!!ドゥルフ グランド!!」
「エーデルシュタイン ドゥンケル!!!!!」
「リインフォース フィジックス!!!」
「シュヴァハ フィジックス!!!」
「シュネーシュトルム リーズヒ!!!」
「アンフェルフラム エノルム!!!」
ドオオオオオオオオン!!!!!!!!!
「ぐわあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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煙が晴れたところにはボロボロのゼーベル。
「う………………ゴホッゴホッ………………………っふ。ふっはっはっはっはっは!!!!どうした?まだ殺せていないぞ!本当に貴様らは雑魚だな!!最高火力の魔法を食らっても俺はまだ生きているぞ?雑魚が!!!くっはっはっは!!!はっはっは………………………」
ボトッ……………………
「「「え?………………………」」」
宝魚がまたゼーベルの首を切った。その時の宝魚の顔は静かな怒り、悲しみ、が混ざったようだった。
「負け惜しみか?お前は負けたんだ。黙って死んどけ………………」
今度はちゃんと、ゼーベルの頭と体が黒い霧に包まれて消えた。
「……………………………………………うぅ……………うっ………………雷魚兄ちゃぁん………………………いぎででよがっだよぉ………………………」
「そぉれぇなぁ………………雷魚ー」
「生きててよかったー」
「さすがは僕の弟子むし」
「………よかったな」
みんな…………………ちょっとムッシーの言葉が気にかかるけど…………
「終わったね…………………やっと………………ボロボロで、体中痛いけど。」
「それにしても雷魚兄ちゃん、腹の傷消えてない?」
「ふっふっふ。俺の治癒固有魔法だ。『特定のダメージ以上を受けると、一時的に気絶し、そのあと文字通り 雷速 を手に入れることができる』」
「それであのやばそうな突撃ができたと。」
「そそ。」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………………
ん?あ!入り口を防いでいた石が動き出した!
「やった!これで外に出れるよ!」
外に出た。
「えーっと…………………私たちどれだけ戦ってたんですかね?夜………………………じゃん。」
そうすると、地面から魔法陣が出てきてグランツ校長が出てきた。
「おおおお!!!!ゼーベルを倒したのか!?」
「「「はい!!」」」
「よくやった………………心配していたぞ。だっていま、夜の一時だもん」
「「「え?」」」
よ、夜の一時………………………?えーっと。じゃあ、七時間戦ってたんですか………………………????い、いや………………………え?さすがに………………………噓でしょ?
「っていうのは冗談じゃWいまは夜の九時じゃ」
三時間か………………………それでも長いな。
「とりあえず、保健室じゃ。リーザ先生が待っておる。」
さすが、世界最大級の魔法学校。夜遅くまで働いているらしい。
それにしても………………………長かったなぁー。学校七不思議もこれで終わりだな。いやぁー。学校が平和になってよかったよかった。本当にね………………………




