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三代勇者   作者: しゅーまい
魔法学校編

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29話 vsイリティ

扉の向こうは真っ赤な部屋だった。ワイン、酒、トランプ、本など。いろいろ飾ってある。部屋の色が赤いというか、部屋全体を赤いライトで照らしてる感じ。

「よお!きたか!」

ゼーベルらしき声が聞こえた。

「あまりにも来るのが遅くてよ。ありったけの魔力を放出してやったぜ。」

「ゼーベル………………………」

「おっと。悪い悪い。いますぐにお前たちと戦うことはできない。実はもう一人俺に弟子がいてな。そいつと戦ってもらう。」

「こんにちはー。イリティちゃんだよー」

…………………なんだ………………………この太くて機械音声みたいなしゃべり方は………………………

「ゼーベル様。やっちゃっていいの?」

と言いながら姿を現したのは、太っていてメガネをかけた女。顔もそんなにかわいいというわけではないどちらかというと………………………いや、これ以上は言わない。って、そんなのはどうでもよくて、さっさとイリティとかいうやつを始末してやろう。

「じゃ、いきまーす。『エレンド』」

と、唱えると杖の先から超音波のようなものが発射された。俺たちは間一髪でかわしたが、ムッシーに当たってしまった。

当たったムッシーはしばらくうつむいていたが顔を上げた。

「………………………」

突然、声も上げずにムッシーの周りにものすごい炎が発生した。

「「「!!!」」」

その場の全員かたまる。イリティは今何をしたのだ?

「なにを…………………」

と宝魚が言いかけた瞬間、火球がとんできた。

「「「うわぁぁ!!!!」」」

イリティ以外の全員が吹っ飛ばされた。

どうやら、全員が火球を食らったようだ。熱いし痛いし。

「はっはっはっは!!!おもしろい!!!怒ってるぞ!!!」

………………………怒ってるのか?てか、怒ってるのが何がそんなにおかしいんだ?

「はっ!僕はどうしてたむし!?」

あ、正気に戻った。

「そうむしか………………………こいつにやられたんむしか………………厄介な奴むし。」

判断するのはやっ、だがそのとおり。とても厄介である。

「もっと!もっと怒っている顔を見たい!うひょーー!!!」

多分こいつ薬やってる。狂いすぎ。

そして姿が消えたと思えば、カムサがいたほうで嫌な音が聞こえた。

ポタッ、ポタポタポタポタポタ。

そっちに目をやると…

「「「!?!?!?!?!?!?!?」」」

カムサが………………………刺されている…

全員絶句していた。

シャッ………………………!!!

あ!抜いてしまった!まずい………………出血が…

ダッ………………………

もう一つの音が聞こえた。宝魚が膝をついたのだ。絶望しているのだろう。カムサと宝魚けっこう仲良くなったらしいし………………………

「はっはっはっは!!いいねぇー!!ベーゼトゥーテン!!!」

イリティのベーゼトゥーテンをまともに食らって宝魚は吹っ飛ばされた。

倒れていた宝魚は片足で地面を踏みしめた。

ドオオオオォォォ………………………!!!!!

地面に響く音とすごい威圧で力が抜ける………………………

「…………………ひ………………………」

小魚と晴魚はビビり散らかしてる。

宝魚はもう片方の足を地面につけて立ち上がる。顔はうつむいていて見えない。ただ、真っ黒な魔力とオーラがあふれ出ている。

「こ………す………ろ……………す……」

「あ?聞こえないよ?」

イリティは楽しそうだ。だがさらに威圧がます。ついに宝魚は顔を上げた。血管が浮き出ていて殺意に満ちた顔だった。

「ころすっつてんだよ………………」

と言った瞬間宝魚の姿が消えた。

「う………………………」

それと同時にイリティの唸り声が聞こえた。

そっちのほうに目をやると宝魚がイリティの首を絞めている。

「お前………………自覚してんのか?カムサを殺したんだぞ……………?」

カムサが死んだだと?カムサのほうに目をやる。とんでもない量の血で海ができている。魔力もほとんど感じられない。

「お前がカムサを殺した………………お返しとしてお前をぶっ潰してやるよ……………」

イリティの首から手を離した………………と思えばイリティの腹に宝魚の拳がめり込んでいた。

ヒュ………………ドオオオオオオオオン!!!!!

壁に衝突して煙が立つ。宝魚はすぐにイリティのほうに行きけりを入れる。

ドオオオオオオオオン!!!

また壁に衝突。

「これで済むと思うなよ?」

この時の宝魚の声は今までの優しくて元気な感じじゃない。低くて、殺意に満ちた声だった。それに、宝魚はこんな殺すとか言わない。こんな性格じゃない。声と性格が激変…………………"闇落ち"だ………………………

宝魚が手をイリティのほうに向けると手から宝石が出現。イリティに飛んでいく。

ドオオオオオオオオン!!!

飛んできた壁のとがったがれきを宝魚はもってイリティのほうに歩いて行く。

「や、やめるむし!!そいつを殺したら退学とかになるむしよ!!」

「関係ねえよ…………………いも虫はだまっとけ」

「話聞けむし!!」

だめだ………………このままじゃ………………

「ドゥルフ!!」

よっしゃ!あたった!これでおとなしくなってくれよ………………………

「雷魚………………?なんで攻撃してきた………………………?」

!?………………………まずい………………全く効いてない……………

ぐんぐん近づいてくる………………………次の瞬間、意識が飛んだ。


    ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ったく……………なんで攻撃してきやがったんだ、雷魚……………そんなのはどうでもいい。イリティとか名乗るクズをぶっ殺す。このがれきであいつの心臓をぶっ刺す。

「やめろ宝魚!!!」

なんだなんだ、小魚までも。小魚なんて雑魚だしほっとくか、

「やめろっていってるだろ………………」

っち、服引っ張ってくんなよ、鬱陶しい。

服から引き離してけりを入れる。そしたらおとなしくなろうだろう。

「邪魔だ!どけ!」

ドオオオオオオオオン!!!!

っふ。雑魚が……………っさ、こいつをぶっ殺す………………

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