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三代勇者   作者: しゅーまい
魔法学校編

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24話 突然目撃

"学校七不思議 食料庫の謎の声"を解決してから一週間後………………………それは突然起こった。


「ウギャーーーーーーーーーーンンン!!!!!!!!!!!!!」

頭がかち割れるくらい大きな声が聞こえた。

「「「うわぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!」」」

俺と小魚とムッシーは飛び起きた。

「ギャーーーーーーーーーーーーンン!!!!!!!!!!!!」

まだ続いている。

「な………………………こ………………………むし!!!」

ムッシーが何かをしゃべっているようだが、全く聞こえない。

「………………………………………………………………………」

やっと、大声が消えた。

「な………………………何だったんだ?」

小魚が大量の汗をかいて言う。

「ううううう………………………まだ頭が痛むむし。どこのだれか知らんむしけど、どうやったらあんな声が出せるんむし??」

「と…………とりあえず、廊下に出てみよう。」

そして、合宿所の廊下に出た。みんな廊下に出ている。とてもざわざわしている。奇跡的に宝魚も、ノエルも、晴魚も同じ 二階 だったから、全員俺たちの部屋の前に集合した。

「なんだったの?あの声?」

晴魚が苦しそうな顔をして言う。いや、俺も含めて全員苦しそうな顔をしている。まだあの声が脳内で響いているのだ。だが、それでもノエルの頭はさえているようでピンと来たように言った。

「これさ………………………"学校七不思議 合宿所の悲鳴"じゃない?」

「「「ああああ!!!たしかに!!」」」

「悲鳴かはわからないけど………………………にてる」

うむ、うむ、さすがノエルといったところか。

そしてしばらくして、先生たちがやってきた。誰かが呼んだのだろう。

「静粛に!!今の声は教師が原因を探る!お前たちは安心して眠れ!」

ロッド先生が言ったからには大丈夫だろうと、みんな部屋に戻っていった。そしてロット先生たちは話し合っていて、グランツ校長は俺たちのところにやってきた。

「君たち、私たちには全く聞こえなかったが、生徒の証言にそって考えればおそらくじゃが、"学校七不思議 合宿所の悲鳴"だろう。君たちに解決してもらいたいやつじゃ。ここに来るときに一階を通ったんじゃが、まったく、ざわざわしていなかった。間違いなくそれじゃろう。だが………………………どう解決したらいいのか………………………って、今は真夜中じゃ、今から探索するのも健康に良くないじゃろう。いまはゆっくり休んで明日探索をたのむ」

「「「はい(w)」」」

健康を気に掛けているグランツ校長になぜかツボってしまった。俺だけだろうか?


翌日、俺たちは、合宿所探索を始めた。なにか手がかかりがないか二階を中心にだ。敵が現れたら危険だから、俺と宝魚、小魚とムッシー、ノエルと晴魚、でペアになって探索している。そして、最上階(四階)に続く階段の壁のてっぺんらへんで何かを見つける。天井と壁の間に挟まっている。それを肩車をしてとる。紙だ。折り紙のようにおられた紙がある。それを拡げる。手紙のようだ。文字が書いてある。

宝魚が興味深々に読み上げた。

「えーっと、『ペペパタージュ殿へ あなたの声は素晴らしい。ぜひ私と協力を結んでほしいのだ。今すぐ音楽室にきてほしい。待っているぞ。』だって。」

ペペパタージュだと?誰のことだろうか?

「これは………………………ペペパタージュは………………………"合宿所の悲鳴"の犯人じゃないのか?」

さすが宝魚だ!

「そうか!でもさ、宝魚。なんで"音楽室"なんだ?てか、だれが書いたんだ?」

「うーーーーん。………………………………………………多分だけど、"音楽室の絶望"の犯人じゃない?」

「あーーー。たしかに………………………でもなんで?」

「それはしらん。」

だよな。さすがに………………………。



そして、全員を集合させた。

「なるほど。………………………とりあえず音楽室に行ってみる?」

そうだな。やはりノエルは頼りになる。


音楽室についた。窓は閉まっている。

「あけるよ?」

ノエルがドアを開けた。ガラガラガラガラ。

中に入る。特に変わった様子はない。だが、突然ノエルが膝をついた。

「どうした?だじょうぶか?」

宝魚が呼びかけるもノエルには全く聞こえていない。"絶望の表情"で耳をふさいでいる。

………………………そうか………………………これが『音楽室の絶望』。一人だけ聞こえるんだっけ?

「うわぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!!ううううう………………………!!!!」

ノエルが突然発狂して、唸り始めた。

「ううううう………………………!!」

吐血した。ここまでひどいとは………………………

次の瞬間。ノエルはバタリ。と倒れてしまった。さらに声が聞こえた。

「フハハハハハハハハハ!!!素晴らしい!!!ほんっとうに素晴らしい!人間を三十秒足らずで失神させたぞ!!」

「だれだ!!」

なぜか今日は宝魚が活躍しそうだ。威勢がいい奴は大体活躍するからな。

「ふふふふふふふふふふふふふふふふ。私は『ムジーク』だ。」

「姿を現すむし!」

「いいだろう。」

そうして真っ黒な霧が集まったと思えば、はじけ飛んだ。そこにいたのはいかにもベートーヴェンのような姿格好をした人物がいた。

「どうも。こんにちは。突然ですが、あなた方には死んでもらいます。理由は二つ。学校七不思議を解決しようとしている馬鹿どもはわたしが成敗してやるから。もう一つはあなたたちを魔法の実験台にするためです!!!『ミュジック』!!」

と奴が唱えた瞬間、ものすごい音のオルゴールのような音が聞こえてきた。

「「「うわぁぁぁーーーーーーーーー!!!」」」

うるさい!!うるさすぎる!!こいつは………………………めんどくさそうだ………………………

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