表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
三代勇者   作者: しゅーまい
禁忌死域攻略編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

131/137

126話 レーゲルを仲間に

今回から新しい章です!


「マジで!?マジでバデン倒したの!?」


「うん!大師匠、やったよ!」


「やったの!?マジで!?」


「まるで僕たちを信じてなかったような驚きっぷりむしね。」


「ごめんごめん、まさか成人もしてない子供がここまでやれるなんて………」


俺達は病室で大師匠に魔王軍4軍王 バデンを倒したことを報告していた。


「本当によくやってくれたよ………」


大師匠は涙を流した。


「そ、それで、ついにベーゼトゥーテン・竜が完全体になったんだって?」


「は、はい!!小魚と協力して。ついに!」


「すごかったよね!それでこれだけど…………」


小魚が残念そうな顔をしている理由。

それはベーゼトゥーテン・竜の威力がすごすぎて小魚と晴魚が体中を骨折したのだ。

城が吹き飛ぶ風圧だ。

俺達は吹っ飛ばされたが、小魚と晴魚は踏ん張って動いてなかったからだろう。

2人は包帯グルグル。

もちろん、風圧ではなく、普通に戦いの傷で宝魚とノエルも包帯グルグル。

俺はというと、あの空の龍に乗っかられたせいで、小魚と晴魚と同じく体中を骨折。

またもやツビンダー王国の治癒屋に滞在することになった。

だが、入院するほどでもないし、恐らく2週間もあれば完治できる。

やはり王国の治癒屋の看護師さんの治癒能力は凄い。

それより、次の目的を決めなければならない。

俺は皆を集めた。


「みんな、傷も癒えない中、来てくれてありがとう。ちょっと話し合いたいことがあるんだ。」


「いや、雷魚も傷癒えてないし。自分の心配もしてよ?」


ノエルが言う


「うん、ありがとう。」


「それで、話し合いたいことって?」


ときく晴魚の質問に俺は皆に言う。


「次の目的地だ。」


「「「あー………」」」


「まず1人ずつきいていこう。」


「「「伝説の不死鳥 レーゲルを仲間にしにいく。あ」」」


全員、同時に同じことを喋った。

おまけに最後の”あ”。

完璧すぎる…………


「よし!決まったな!!」


皆で笑いながら解散した。


―――・・・―――


自分の病室に戻って考える。

レーゲルを仲間にしに行くっていってもな…………どこに行けばいいのやら……………うーん…………あー、ラーメン食べたい……………じゃなくて!こういうのはリーダーの俺が考えなきゃいけないんだ。

えーっと………よし!情報屋にきこう!

と、ふざけた結論だと自覚しながらこれ以外になにもできないと思った。


―――・・・―――


傷が完治した俺達は、情報屋にどうしたらレーゲルに会えるかをききにいくことにした。

そう、大師匠がどこにいるか教えてくれたあの情報屋だ。


「レーゲルに会いたい?そーだなー。教えてやってもいいけど」


と情報屋のスフトがお決まりのお金マークを作った瞬間、俺は銀貨1枚をスフトに飛ばす。


「まいどあり!さて、話そうか。」


スフトはそれをキャッチして話し始める。


「レーゲル村。突然降ってきた城によって潰されたの。知ってるでしょ?君たちがあの中に入って魔王軍4軍王のバデンを倒したんだって?」


そこまで知ってるのか。

さすが情報屋だ。


「レーゲル村っていうくらいだからレーゲルはその村に来ると思うじゃん?でも実はそうじゃないんだ。ここから北北東にある洞窟。あそこの最深部に行けばレーゲルに会えるっていう話だ。」


「な、なんでそんなことしってるの?」


ノエルがきく。

スフトはドヤ顔で応える。


「情報屋だからさ!」


そういう意味じゃないとおもうんだけど…………


「とにかく、ここから北北東にある洞窟に向かえばいいってことだ。いこう!」


小魚が言う。

俺達はそれに頷いた。


「「「うん!」」」


あれ?小魚がリーダーみたいに……………まぁいっか。


―――・・・―――


その夜………………


「くそっ!!!!」


ドン!!!

宝魚が宿の部屋の壁を強く叩く。

ヴィルと決着をつけられず、逃がしたことを後悔しているのだ。

”宝魚と会えたし、もういいや、またねー!!”


「く……」


ヴィルがあんな軽い気持ちで宝魚に会いにきた。

それが許せない。


(仲間も巻き込んで…………くそっ!!!!!)


言葉に表せないほどの悔しさで平常心を保てない。

ドン!!ドン!!!

壁を叩く。

しかも宿。

これがダメだということは十分承知している。

だが、こうしないと……………

コンコンコン


「宝魚?」


「ノエル?」


ドアのノック音とノエルの声が聞こえる。

宝魚はドアを開けた。


「宝魚、どうしたの?さっきから騒がしいけど………」


「………………ごめん、ヴィルのことで…………くやしくて…………」


「……………そっか。」


「ごめん。巻き込んで……………」


「巻き込まれたなんて思ってないよ。」


「でも…………んっ!?」


宝魚とノエルの唇が接触していた。


「!?」


「……………」


「これでいい?宝魚………」


「………ノエル……?」


「それじゃ。」


ノエルは部屋を出ていった。

宝魚は顔を真っ赤にしてその場に立ち尽くした。


―――・・・―――


次の日…………


「ここから北北東の洞窟………よし。いこう。」


俺達は情報屋のスフトが言っていたようにレーゲルに会えるという洞窟、北北東の洞窟にいこうとしていた。

スフトによればそこまで遠くないらしい。

だが、その洞窟はめちゃくちゃ危険らしくて、罠もあるし、なによりそこに生息している魔物がめちゃくちゃ強いらしい。

聖魔軍が1人で挑んだが、結局大怪我をして帰ってきたらしい。

これはかなり危険だ。


―――・・・―――


やはり近い。

2時間ほどで着いた。

外からでも分かる不気味さ、内部の危険さ。

これは今までで一番過酷な洞窟探検になりそうだ。

覚悟を決めたほうがいい。


「いくぞ。」


「「「うん……」」」


俺達は武器を構えて洞窟の内部に入っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ