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三代勇者   作者: しゅーまい
双子の奇跡編

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114話 悪城戦闘

96話でバデンが「俺は聖魔軍4軍王のバデンだ」とか言ってましたけど、あれミスです!!ホントはバデンは魔王軍です。混乱しましたよね。すいません!!(修正済み)


「うらぁ!!」


バアアアアアアアアアアアアアン!!!


「「「く………」」」


またもやプルプは俺達を埋めようとしてくるが、俺達はギリギリで防御魔法で防ぐ。

だが大師匠は余裕でよけてプルプの体に斬撃を入れた。


「あれ?あのときはお前も食らってたのに今回はかなり余裕じゃねえか」


というプルプに大師匠は言った。


「あのときは皆をどうやって守ろうかと考えてたら気づいたら埋まってたんだよ!」


「ふははは!!なるほどな、たしかに聖魔軍の1軍王がそんな弱いわけないもんな!」


プルプが腕を伸ばして攻撃しようとするが、大師匠はプルプの腕を切り刻んでいく。


「うあぁ!!まさか腕までも切られるとは」


そう、大師匠はあのすごい弾力の腕を切っていたのだ。


「やっぱ1人で戦ってると調子いいな!」


えぇ!?うそだろ?ってことは俺達いままで大師匠の足を引っ張ってたってことなのか!?足手纏いだったの!?まじかよ!!


「水流斬撃 広乱水こうらんすい!!」


大師匠は数え切れない量の水流斬撃をプルプに浴びせた。


「ぐああああぁぁぁぁあああ!!!!!!!!」


「ふぅ、これが俺の力だ!」


大師匠がドヤ顔をして言う。

これはドヤ顔しても恨めない。

俺達が想像してた100倍、大師匠は強かったのだから。


「くそっ………………反律連合は……………まだお前たちを………………追い続けるから………な!!」


そう言ってプルプは紫の霧に包まれて消えてしまった。


「よし、水流斬撃!!」


大師匠はムッシーの檻を破壊した。


「むしぃ!!助かったむし!ありがとむし!!」


そう言って小魚の肩に飛び乗る。


「ふぅ、やっぱりここが安心するむし」


「まったくムッシーたら~(2回目)」


「「「あははははははははははは!!!!」」」


平和が戻ったとさ。

と、言いたいところだが、一つ気になることがある。


「ヴィルさ」


「ん?どうしたんですか?」


「俺達に言ってない”なにか”の能力あるでしょ」


「「「え?」」」


ヴィルは冷や汗を一滴たらして、なにいってんだこいつ?という顔で見つめる。


「な、なに?なんなの?」


「始めてプルプと戦ったとき、ヴィルがプルプにやられそうになったときにさ、ヴィルの瞳が真っ赤にそまってたんだよね」


さらに宝魚が言う。


「それに、大師匠が魔力探知をしたあと、巨大な建造物がある。としか言ってないのにヴィル 城 っていってたよな?」


「え……っと」


ノエルは目を細ませる。


「やっぱ、ヴィルって”やばいやつ”なの?」


「……………………ごめんね」


次の瞬間、ヴィルはあのときみたいに瞳を真っ赤にそめた。

それからの記憶はない。

首に衝撃が走って、気づけば草むらに倒れていた。


「う………」


「雷魚…………目を覚ましたか」


大師匠が俺の顔を覗き込んでいた。

他のみんなも目覚めていた。

そして、大師匠は話し始めた。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ドッ、ドッドドド!!!

物凄い速さの手刀で雷魚、小魚、宝魚、晴魚、ノエルを気絶させたヴィル。

アオイとムッシーは息を吞む。


「あなた達には教えてあげるわ。私のサブ固有魔法 血乱眼けつらんまなこ。目に大量の魔力を含んだ血液を送り込むことで相手の動きが自分の血のようにわかる。」


サブ固有魔法ガチャSSRかよ………

そもそも自分の血の巡りなんてそんな具体的にはわからんがな。


「実は私、反律連合のリーダーなんだよねぇ」


「なんだって?」


「つまり、めちゃくちゃ強いってことむしか!?」


「うーん、まぁ、魔神官くらいの実力はあるんじゃない?」


そこでアオイはきいた。


「プルプって反律連合だよね?仲間割れしてたの?」


「いや、プルプには話してたよ。私のために死んでってね。」


酷すぎる仕打ちにアオイはキレた。


「そうか…………悪いけど、反律連合のリーダー相手に手加減はできないんだ。いくらナイスバディで美人でも………………………切り刻むよ」


と言うのと同時に大量の水流斬撃を放つ。

ガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!

水流斬撃をヴィルは正確に、全てはじいた。


「魔力は全部見切れるんだよね。ごめんね。強すぎたよね」


「アンフェルフラム!!!」


「おっと………魔力が弱い………それでこの派手な見た目。いったいどんな使い方をしたの?」


ヴィルはムッシーに剣を振り下ろす。

ガキン!!!!

ギリギリでアオイがムッシーを助ける。


「アオイさん!治癒固有魔法でヴィルをぶっ潰せば問題無しむし!!」


「何言ってんだ!!治癒固有魔法なんてそう簡単に使っていいもんじゃないよ!!」


「え?なんでむし?」


「わからないのか!?治癒固有魔法は人生で5回しか使えないんだぞ!!」


その一言でムッシーは全身が冷たくなるのを感じた。

初めて知ったのだ。

そんなことは。

治癒固有魔法を一番多く使っているのは誰だろう?雷魚と小魚だ。

2人は3回使っている。

魔王戦で1回使うとしたら、魔王戦までに1回しか使えない。


ガキン!!!


「!!!!」


ヴィルの大剣と大師匠の水流斬撃がぶつかった音でハッとした。


「く…………アンフェルフラム ラージ!!」


「フフフ!」


ヴィルは器用に体を捻ってかわした。


「水流斬撃 水剣すいけん!!」


大師匠は水流斬撃を応用して水の剣を作った。


「「はああぁぁぁ!!!」」


ガキンガキン!!!!


「は………速すぎるむし……」


思わず声が漏れるムッシー。

そもそも、ヴィルは魔力と対戦相手…………つまり、自分に害があるもの全てを見切れるのだ。

無理ゲーすぎる。

炎の海にいれるか、本当に海にいれるか。

それくらいしなければ倒せないかもしれない。

ガァン!!!

お互いが距離をとる。


ヴィルが言う。


「ねぇ、アオイさん」


「なんだ?」


「子供たち、貰っていい?」


アオイは風が通るのを感じた。

それが風ではなくヴィルだった。

ということに気付いたのはヴィルが雷魚と宝魚を担ぎあげたときだ。


「やめたほうがいい」


「なんで?脅すことしかできないの?実力で奪え替えせばいいのに」


「俺は忠告した。あとはおまえ自身だ」


グシャッ!!!!!!


ドッ、バン!!

ヴィルは宝魚と雷魚を担いでいた手を降ろした。

そのまま倒れる雷魚と宝魚。

そして血まみれのヴィル。


「水流斬撃 接触時限せっしょくじげん。特定の人物が特定の物に触れたとき、そこから大量の斬撃が飛び出す。」


ヴィルは体中を切り裂かれ、右手が切り落とされていた。


「も……ゔ……何だよ………せっがく……殺ぜるど……思ったどに…………」


「忠告を聞かなかった罰だな」


「く………」


ヴィルは無言でワープ魔法で消えていった。


「ふぅ…………」


大師匠は一息ついて、こっちもワープ魔法で城の外にでた。


 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「というわけだ」


「ガチのマジですごかったむし!!」


「へぇ、通りで俺達は血まみれなわけだ。」


宝魚と俺はヴィルの血がめちゃくちゃ付いていた。


「ありがとうございます、大師匠」


と俺がお礼を言うと大師匠は言った。


「べ、別に大したことはしてないよ。なにより、皆が無事でよかったよ。」


「というか、治癒固有魔法って5回以上使えないの初めて知ったんだけど!」


と焦って言う俺に宝魚は言った。


「落ち着け雷魚。魔王戦までに2回以上使わない。それを守ればいいだけだ。」


「それがきちぃんだわ!!」


「まぁ、ムッシーが帰ってきてよかった。」


と言う小魚にノエルは


「そうだね。」


と言う。

そこで晴魚が言った。


「私………なんか違和感を覚えた気がする………」


「え?なに?」


と大師匠がきく。


「わからない…………でもなんか…………さっきからなんかムズムズする…………」


「「「うーん?」」」


みんなで考えこむがわからない。


「ヴィルが裏切ったこと?」


「いや、違う気がする」


わからないな…………


「まぁ、とにかく。今回は一件落着ってとこだ。」


と俺が言うと皆は頷いた。


「「「うん!」」」


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