4 —11.5(ホラーが苦手な方はこちら)
・護衛の一人、餌木原さんは同僚と洗面所の外で立っていました。石花が風呂に入っているからです。石花のお風呂時間はながいのでうんざりしています。曰く、『中で死んでるんじゃないかと思えるくらい長い。』
婚儀のために風呂に入る石花を馬鹿馬鹿しく感じているようです。
『こんな日の高いうちから風呂など、婚儀だからといって馬鹿馬鹿しい。どうせ風呂から出たら、あのお香くさい部屋に戻るんだろう。そうしたら、またお香くさくなるだけだ。お高い香だというし本来はいい匂いなのだろうが、あんなに強烈に香を炊いていれば、いい匂いもいい匂いじゃなくなる。その辺、分からないのが脳みそお留守の石花らしい。』
・石花に関して、餌木原さんの感想がこちら。
『そう、護衛なんて必要ない。必要なのは真っ当な世話係だ。
どうやったらあんなにわがまま放題育つのだろう。石花は我慢というものを知らない。何を言ってもいい、やってもいいと思っているらしい。
何より困るのは、機嫌次第で怒り散らかすことだ。この間も女中が勝手に部屋に入ろうとしたなどと言って、ひどく叱りつけていた。掃除をしようとしたから入ったのだろうし、彼女たちも仕事だ。あんなに怒ることもないだろうに。
しかもだ。その部屋は特に何も置いていない部屋だった。大事なものが置いてあって壊すかもしれないと怒るならまだしも、何もないのに入っただけで怒るとは。石花の自室の隣の部屋だから気に入らなかったのだろうか。いや、完全に機嫌が悪かったのだろうと思う。
そんなだから、妻を簡単に殺すのだ。』
・餌木原さんは新参者です。千代子と会ったことがないため、自分は安全だと考えていました。秘書の乱心は、千代子に対する罪悪感から生まれるものだから、自分は大丈夫、幽霊などいないと考えていました。
・その後、怒涛に襲われます。かわいそう!
・千代子は人形の首を曲げたり、一斉に折るなどすることができます。手足はちぎれた状態でも自由に動かせます。遠隔操作もできるので、触らずにものを壊すこともできます。
・リルはウフフと子供っぽく笑ったり、遊ぼうと呼びかけたりしているだけです。




