1分で解ける推理クイズ:サラリーマンは何を思った?
会社から駅に向かう道の途中にあるコンビニにサラリーマンが立ち寄った時の話だ。彼はお腹が空いたのでサンドイッチとおにぎりを買うとレジでそれを店員に渡した。店員は326円になります、と言った。彼は財布から取り出した千円を店員に渡した。
店員は千円をレジに打ち込むと、そのお釣りを彼の手のひらに乗せた。そして品物が入った手提げのビニール袋を彼に渡した。
彼は念のためお釣りを確認した。すると500円玉が足りないことに気がついた。
「すみません、お釣りが足りないようなんですが……」
「あ、すみません。失礼致しました」店員はそう言って500円玉を彼に渡すと、丁寧に頭を下げた。だが、この店を使うことはもうないだろうな、と彼は胸中で呟くと店を後にした。
問題:なぜ、サラリーマンは、この店を使うことはもうないだろうな、と思ったのでしょうか?
解答:
お釣りが何円不足しているか、伝える前から店員がわかっていたから。
ちなみに実話です。でも単に間違えただけだと思ってます。私も学生時代にコンビニでアルバイトをしていた時、お釣りを間違えたことがあります。もちろん、すぐに違和感に気が付いたので、足りない分はその場でお客様にお渡ししました。
でもこの時は、犯人しか知り得ない情報をうっかり漏らす、そんな感想を抱いてしまいました。