5:女神のいうことにゃ「私を殺しなさい」
あらためて、今後のことについてシアンと話す。
「今後のこと?」
シアンが不思議そうに首を傾ける
「子供を作って育てるのじゃないの?」
当然のように聞いてくる。
「誰が来ようとも、私が返り討ちにするし」
まあ確かに。
一つ疑問を投げかけてみる。
「シアンより強い人っていないの?」
「ニッポンに数人いるかも、他の大陸にも私レベルはいるわよ」
「まじか・・・」
この世界に転生してまだシアンにしか会ったことないんだった。
「俺もシアンを守れる力を手にいれたい。Lvってどうやって上げるの?」
「私を護る・・・私を・・・」
シアンが抱きついてきた。
そのあと何回も言わされて、数時間いちゃいちゃ。
「ではLv上げについて説明お願いします。」
「ええ。世界のルールでは、経験を重ねるとレベルが上がるの。この世界の全てが誰かが作ったこのルールに縛られているわ。」
シアンはポンっと手をたたくとこう言った。
「私が鍛えればいいのよ。シュンはLv1だから私を倒せばすぐ100くらいになるわ。うん、そうしましょう。」
さっそくやるわよといって、シアンはナイフを持ってきて俺に手渡した。
「私を殺しなさい。」
「いやいやいや!シアンを傷つけることなんて・・・」
「ふふふ、安心しなさい私は普通に殺されても死なないから。いいからやるの!」
シアンは俺にナイフを握らせるとその手を握って自分の心臓にナイフを突き立てた。
シアンは苦痛に顔をゆがめながらナイフを突き立てた俺ごと抱きしめてキスをした。
「シアン」
抱き合ったまま彼女の体から力が抜けた。
同時に俺の体も変調をきたした。急激なLvアップについていけない俺の前で起き上がったシアンが笑顔でまた俺の持ったナイフを自分の胸に突き立てた。
「ふふふ。シュンに2回も殺されちゃった。」
声で目が覚めるとシアンにひざまくらをされていた。
目に映るシアンは血まみれで美しかった。
「きれいだ」
俺はこの身を彼女のために捧げると再度、誓った。
結局レベルはLv151まで上がった。この時点で人外確定ですな。
デコピンで村人やっちゃいそうです。
まったく努力していないのに人外レベルになっているのが笑える。
名前:シュン ブラフォード
年齢:38
種族:不死王の眷属
LV:151
HP:330/330
MP:160/160
攻撃力:1,065
素早さ:465
器用さ:615
魔力:615
幸運:30
ギフト:探求心、不死




