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氷の月  作者: エカツ
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2 たったひとりの家族

お姉ちゃんはあたしのたったひとりの家族。

いなくなるなんて考えたこともなかった。


お姉ちゃんはいつもいつもあたしのそばにいてくれて、あたしを守ってくれた。

あたしはお姉ちゃんが大好きだし、お姉ちゃんもあたしを大好きだっていつも言ってくれた。


だからお姉ちゃんが自分でいなくなるわけない。

きっと誰かに連れ去られたんだ。


だけど警官はどう考えても、お姉ちゃんがいなくなったのに事件性はないと思っているようだった。

お姉ちゃんは自分の意思で家を出た、そう考えているようだ。


そんなことあるわけない!


お姉ちゃんはさらわれたんだ!


明確な根拠はない。

でもあたしは分かった。

お姉ちゃんは、さらわれたって。

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