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1 絶望
突然、私は下半身に違和感を感じた。
生暖かく、硬い感触がある。
それはだんだんと強くなっていった。
何かが私の中に侵入してくる…。
「――――っ! いやっ、あっ、ああああ――っ!!」
激しい痛みが全身を貫いた。
同時に、私は恐れていた最悪の事態に陥ってしまったことを悟った。
私は、犯されたのだ。
やがて私の意識は遠ざかり、何も分からなくなった。
そのあと、男達は代わる代わる気を失った私を犯していたようだ。
目覚めたとき、私はスリップも剥ぎ取られて何一つ身につけていない状態で、苦しいほど体が、特に下腹部が痛かった。