桃太郎
むかしむかし、あるところに。
おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは、山で鉄の斧を湖に落とし。
おばあさんは、川でいじめられてる亀をたすけ。
犬は庭先でここほれワンワン。
庭先を掘ると大きな桃が出てきました。
おじいさんが金銀鉄の斧を背負って帰ってくると、おばあさんが金の斧で桃を叩き割りました。
すると、桃の中から美しい姫が出てきました。
赤ん坊の姫は口を開きます。
私は月に帰らなければなりません。
その夜、玄関を開けると亀が立っていました。
私は助けられた亀です。
決して台所の扉を開けてはいけません。
亀は夜な夜なキビ団子を作りました。
姫は、すくすく育ちました。
そんなある日、村の少年が訪ねてきました。
村の男の子は、鬼がでたぞ! 今度こそ本当なんだ!と皆に説得しました。
村を襲う鬼はいませんでした。
姫は言います。
私は鬼ヶ島にいき、蓬莱の枝を持った鬼から財宝を奪わなければなりません。
村を鬼の脅威から守るためです!
姫は、おじいさんとおばあさんと犬と亀から、金の斧と、大量のキビ団子を受け取ります。
姫が見送られて家を出ると、どちらが先につくか勝負だと亀がいいます。
一方的に勝負が始まりました。
姫が道を進むと蟹と猿と柿がいました。
わらの家に住む蟹と、木の家に住む猿に対して、姫は北風の助言により扉をこじ開けました。
しかし、レンガの家に住む柿には手でません。
太陽の助言で家に火を放つと柿が飛び出してきました。
姫が伝えます。
私はこれから鬼退治に行きます。仲間になってくださいと。
三匹は答えます。
お腰につけたキビ団子一つ私にくださいな。
大きいキビ団子と小さなキビ団子どちらがいいと姫が聞きます。
大きい方を選んだ蟹猿柿は、強制的に家来になりました。
拒否権はありません。
鬼ヶ島につくと、すでに亀が到着していました。
姫が途中で仲間を勧誘している隙に、亀は地道に進んでいました。
亀は言います。
僕の背中を渡って進むといい。
亀の甲羅を踏みながら姫たちが鬼ヶ島に渡ります。
鬼ヶ島につくと、銀の斧を持った金太郎が参戦してきました。
おじいさんに頼まれてきた。
鬼たちは冬に備えて慎ましやかに暮らしていました。
しかし、敵襲だと分かると金棒を振り回して姫たちに襲ってきました。
恐ろしい鬼は退治しなくてはいけません。
戦いは多勢に無勢。
蟹に狙いを付けて柿を投げつける猿。
銀の斧振り回す金太郎。
手足をしまって丸まってる亀。
冬への備蓄を食べる姫。
動かない大きなカブ。
鬼たちは退治されてしまいました。
無事に蓬莱の枝を持ち帰った姫は、他にも鬼ヶ島から大量の財宝を奪ってきました。
もうすぐ迎えがきます。
おじいさん、おばあさん、犬、亀お達者で。
姫は、大量の財宝を積めるだけ積んで月に帰って行きました。
めでたしめでたし。




