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7/8

魔王襲来

さて、全員無事で、地上に戻ることができた。なかなかの成果だろう。

「お前達、大丈夫か!?」

勇者様が焦ったかのように聞いてきた。

「え? どうしてですか?」

「いや、ダンジョンで魔王の反応があったから……」

「え!? 魔王!?」

じゃあ、やっぱりあの違和感は……

「ふぅぅ……やっと地上だぁぁ!!」

「うるせぇ、黙れ」

「ひどくない?」

「お前らは……魔王!!」

「ん? 勇者か!!」

「肩慣らしに1戦交わすとするか!」

「くっ、4対4か…。魔王1人に勝つのに、勇者は最低でも2人は必要だが…仕方ないか…『輝け灼熱の炎!燃やし尽くせ!ニュークリアフレイム』!」

「無駄だ、我々は聖属性以外の属性は全て耐性を獲得した。」

「そして、聖属性を使える人はこの世には存在しない。」

「つまり、我々魔王には勝つことができない!」

「それでも、やるんだよ!」

「ははは!どうやって勝つつもりかな?物理攻撃は効かないのだぞ?」

「しらん!いでよ、ライトニングソード」

そう言って、魔剣を取り出した

「ほう、雷か」

「面白い、かかってこい」

「先生方は生徒を避難させておいてください。」

「あ、ああ、分かった。全員教室までもどれ!」

そして、俺らは走って、教室まで戻った。教室に戻るなり窓に駆け寄って、戦いの様子を見ていたが、ちょうど決着が着いたところだった。結果は…勇者が惨敗。ダメージを与えることが出来ず、負けた。

「仕方ない……行くか」

そういって、俺は窓から飛び降りた

「おい、拓哉!何やってんだ!」

翼の叫び声と、誰かの悲鳴が聞こえた

「ホーリーウィング」

白く輝く翼を背中に生やし、皆の驚く様子を横目で見ながら俺は校庭に降り立った

「『聖霊武装』『英雄覇道』来い!『神剣』」

白く輝く鎧を纏った拓哉に周りがざわめく。

「なっ!その剣は!?」

「龍魔神聖剣…だと!?」

この剣、そういう名前だったんだ。知らなかったな。

「『ホーリーキャノン』」

……弱くない?一発で瀕死だけど?あっそうか。3倍のダメージ負うんだっけ

「さっさと元の世界に帰れ。そうすれば命だけは助けてやる。」

「向こうの世界ではな、俺等はもう勝てないんだよ。だが、こっちなら!」

「お前らやるぞ」

「「「「『一体化』」」」」

「いくぞ!『ダークウェイブ』」

「っ!『ホーリーウェイブ』!」

パリンっというすんだ音色がなり、ダークウェイブが体に直撃した

「っくそ…」

聖属性が魔属性に負けたら勝てないじゃん。どうすれば…

くっそ、あれを使うか

「『召喚』」

たのむ…この状況を打破できる人…二人来てくれ…頼む…

《άλλον κόσμοからយូសូとកៃតូに承認を取ります……承認されました。》

文字化けしていて誰かわからん…

《転送まで、3…2…1…転送に成功しました》

「えっ!? まじで!?」

これ以外の2つの作品を読んでくれた人なら、すでに誰が召喚されるか察してると思うな

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