表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

ダンジョンでハプニング

40分後

さてと…ダンジョンに潜ったはいいものの何にも居ないな

「どうする?もっと深くに行くか?」

「でもあまり行き過ぎると帰ってこれなくなるかもしれないよ?」

「じゃあ、ここらへんをもう少し調べるか」

すると、なんの前触れもなく大きな音が鳴り響き、ダンジョン全体が揺れ動いた

「な、なんだこれ⁉」

「パーティーで固まれ!」

これはなんだ?こんなのさっきまでなかったということはダンジョンの何かしらのギミックが作動したか、魔物の攻撃かのどちらかだな……

なんだ?この気持ちの悪さ……何が起きるっていうんだ?

……ん?さっきの轟音が聞こえたにしては特に何も起きていない……ということは魔物の説が濃厚だが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ということは……まさか⁉

拓哉が真実に気づいたのと、パーティー翼の下の床が崩れ落ちたのはほとんど同時だった

「「「「「う、うわぁぁぁ!」」」」」

下へ下へと風を切りながら落ちる中で、俺の意識は闇の中へと反転した


「う…ここは…?」

俺は目が覚めると壁の色が緑色ということに気がついた。

緑ということは51階層よりも下か、ずいぶんと落とされたな。でもその割には…どこも痛くないんだよな…勇者だからか?ふと周りに目向けると、パーティーメンバー全員が気絶していた。

ふむ……とりあえず全員目立った外傷はなし…と。とりあえず…脱出をしないと……そう気を引き締めた途端、種の弾丸が飛んできた

「うおっ!あぶね!」

飛んできた方向を見るとポ○モンのフシ○ダネのような魔物が3体ほど居た。顔が凶悪そうになっていて、全身深緑で赤いラインが入っている違いはあるけども……

「ファイアボール!」

流石に適正属性だし勇者だしワンパンできるだろうと思っていた時が俺にもありました。

余裕で直撃しているのにピンピンしています。マジで何でぇ?

すると、背中の蕾が開いてこっちの方を向いていた。何だ?と思っていていると種の弾丸が飛んできた。しかも、今回は量がやばい、このままだとパーティーメンバーに当たるかもしれない…そう思った俺はあの魔法を発動させた…そう……

「フレイムゾーン!」

モンスターを焼き殺すと、魔物から透明な膜のようなものがひらりと落ちた

それもまた、魔物。

前からの攻撃を全て防ぐ害悪なモンスターだ。

さらに、そいつは別の魔物に寄生し、助け合う凶悪な関係性を築いている

何なんだ?この階層は!?

流石にやばすぎだろ!?

拓哉の冒険はまだまだ始まったばかりだ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ