第7章:ダンスパーティーのワナ
ルシアしつこいですw
ダンスパーティー当日。
マリナベリーは
シャリオッドから贈られた
青いドレスに身を包んでいた。
その美しさは
会場にいるすべての人の視線を釘付けにした。
「みなみ、今日も綺麗だね」
シャリオッドは、マリナベリーの手を取り
優しく微笑んだ。
「和哉も、とても素敵よ」
二人は、幸せそうに微笑み合った。
ルシアは、会場の隅から二人を睨みつけていた。
(今に見てなさい。
あの男は、私のものになるわ)
ルシアは、魅惑の香水を手に取り
シャリオッドに近づく機会を伺った。
しかし、シャリオッドは常にマリナベリーの側にいて
ルシアが近づく隙を与えなかった。
(くそっ……!)
ルシアは、焦燥感に駆られた。
その時、マリナベリーが化粧直しのために席を立った。
(チャンスだわ!)
ルシアは、シャリオッドに近づき
魅惑の香水を振りかけた。
「シャリオッド様、ダンスを……」
ルシアは、妖艶な微笑みで言った。
しかし、シャリオッドは眉をひそめた。
「何だ、この匂いは……?」
彼は、ルシアから漂う
不自然な香りに不快感を覚えた。
「これは……、私の大好きな香水です」
ルシアは、必死に誤魔化した。
「不愉快だ。離れろ」
シャリオッドは、ルシアを冷たく突き放した。
「え……?」
ルシアは、愕然とした。
(どうして……。魅惑の香水を使ったのに……)
ルシアは魅惑の香水の使い方を
間違えていたのだ。
自分に振りかけて、30分後の香りが
力を発揮するのだが
振りかけて直ぐは不快感しか
与えないのを知らなかった。
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次回もお楽しみに♡




