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番外編:舞台袖の横側で

 予告した通り、本編の暴露回となっております。 というかこれ、一回や二回で終わらないかも……。




雲外鏡:徳倉 鏡子「それでは皆さんお疲れ様でした。 ここでは本編で語られなかった事を中心にお話ししていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します」


上坂 朱音「は~い!」


 朱音が大きな声で返事をする中、他のみんなは戸惑っている。


鷹城 佐重樹「……それは、我々もかい?」


座敷童:桜塚守 千夜「良いのではないですか? その状態では何も出来ないでしょう?」


サキュバス:イラ「そう、かも? Speak……話すくらいしかできない、よ」


真藤 紅「イラ!?」


イラ「クレナイ!」


 抱き合いいちゃこら始めるふたり。 真藤紅は三十過ぎ。 イラの享年は十二歳。

 どう見ても事案である。 今は両方死人だが。


鏡子「そっちのふたりは放っておいて、最初からいきましょう。

 と言っても『零』は登場したスレイヤーを香さんが『堕ちる風星』でSATSUGAIした位しか言う事は在りませんよね」


東堂 直樹「そん――」


 文句を言い掛けた東堂直樹くん、あっという間に鏡に閉じ込められる。


鏡子「『第一話 始まりの夜』も特段語るべき事は……。 そうそう、この学校のセキュリティが甘いのはここにある『門』を使う為ですわね。

 我々が使い、宿直などの人間が『里』に入り込まないようにする為の措置なのです。 そもそも人間は入り込みにくい場所ですし、今は特に宿直などを置かない学校の方が多そうですけど」


逆木 連理「『第二話 鞾カ處1ロ隴tオ竫』のオークは結局食欲と性欲のどっちを優先していたんですか?」


鏡子「あれは両方ですわ。 連理さんが見つけた時点では味見してただけですわね。 正確には味見→性欲→食欲→睡眠欲と、順番に熟していくはずだったんですわ。 つまりノクターン直前の場面だった訳ですの」


仙狐:ササ「うわ~、なのじゃ。 もう少しでぱんつも取られる所じゃったんじゃなあ……」


連理「ぱんつどころか丸かじりされて命取られるわ」


鏡子「そして『第三話 竇□カクtl鰛zト■』から『第四話 ■カクレザト■』に掛けての疑問で紐解かれていなかったのは、まずササさんの深層心理ですわね」


ササ「わらわ?」


鏡子「だって、連理さんと契約するつもりだったとしても、キスする必要はありませんでしょ?」


連理・ササ「「あっ」」


鏡子「例えば修景さんとラジットさん、口付けて契約を結んでいると思いますの?」


磯城 修景「いきなり変な引き合いに出すのは止めろよ!?」


鏡子「実はあれの原因って『食欲』なんですのよ」


ササ「食欲っ!?」


鏡子「ええ。 怪我を負って、呪詛も掛けられ体力が落ちている所に、レベルは低くても生命力と精神力の高い異性と逢った事で、狐狸化生としての本能に火が付いたんでしょうね」


ササ「…………食欲……(゜Д゜)」


鏡子「ああ、安心して下さいな。 連理さんが『第八話 荒れ木三度Lossにて』でササさんの『離れがたい』とおっしゃった理由も食欲ですから」


連理「そうなのっ!?」


鏡子「こちらはデモノイーターとしての本能と言えばいいのかしら。

 喰らう事のなかった魔物、非捕食者がただ近くに存在すると言う状況。 そのくせ《黄昏》経由で捕食されたシャドウたちは多く、そのせいで魔物を食べたいと思う本能が強くなる訳ですわね。

 解りやすく言うなら口から食べたいのに点滴で我慢している状況、かしら? 何にせよ、現状はその形で落ち着いている様ですわ」


吸血鬼:榊 栞「……食欲カップル……」


鏡子「栞さんも似たような部分はあるかと思いますが……。 ああ、でも今はちゃんと信頼と愛情で結ばれていますわよ? きっかけは食欲でも」


ササ「…………食欲……(・д・)」


鏡子「因みにこの『第四話 ■カクレザト■』で書いた伏線が、後刻そのまま(スルー)されてしまうと言う事態を招いてしまいましたわ」


雪女:如月 白亜「……えっ? 流したって……伏線を回収しなかったんですか!?」


鏡子「ええ、残念な事に…………。

 白衣と一緒にあったライターを入手いたしましたの、覚えていらっしゃいますか?」


連理「はい、確かササの魔法の補助にって持っていったんですよね? あ、そう言えば保険医の先生はタバコを吸わないのに何で持ってるんだろうって……!」


東海林 綾女「そうなんですよぉ……。 あ、私保険医の東海林です。 私、実は忍者という設定がありまして、ゾンビパニック時にその正体を現して戦う予定だったんですが、笹門のヤローすっかり忘れてやがって……最終話の最後の最後にちょこっとだけ存在が示唆されましたけど……。

 あ、ヘレティックなしでクラスは忍者、剣士、保険医、くのいちで、ライターは火遁の術に使いますよ~」


渡来 絢「ひ……ひどい……。 伏線回収せずにいて、存在の示唆って言っても『――忍者?』だけじゃないの!? 先生! わたしは先生の味方です!」 ←保健室常連


東海林「あ、渡来ちゃん、久しぶりー。

 いいのいいの、彼氏もいない三十路女にゃ出番もないって事さー。 それよりも渡来ちゃん、彼氏が出来たってホント?」


絢「あ、いやその……彼氏っていうか、まあ彼氏っていうか、彼氏なんですけど……」


 顔を赤らめてもじもじする絢。


鏡子「ちなみのこの辺りの煙草嫌い設定は作者に由来していますわ」


連理「言わなくても判りますよ、プロフィールに書いてありますし」


鏡子「『第五話 殺戮者の宴』で乱入してきたのが香さんなのは言うまでもありませんが、実はここで榊家の皆さんがいい感じに壊されてしまってます」


佐重樹「あの時は私も結構な痛手を受けたんだけどね。 流石に四対一な上に有象無象まで出て来られてはどうしようもないよ。

 お陰でレーシィを喰い損ねた」


鏡子「それでも香さん以外はかなりの被害を受けたのですけどね。 その状態でもスレイヤー狩りをしていた彼女は『第十話 人に非ず、魔物に非ず』で連理さん達と出逢う事になる訳です」


魔女:榊 香「あの頃、みんなの回復は自然回復に任せてたの。 あたしはとにかく殺したかったから……」


リッチ:榊 ロジーナ「それでもわたしたちは香をひとりに出来なくて、無理して出ていたら余計に怪我が増えるという悪循環に陥ったのよね」


栞「それが結果的にれんくんとの出逢いに繋がるんだから……社長(さえきち)がある意味キューピッド?」


 その名付け方は朱音由来なのか、連理の『さかきち』と全くの同系統である。


佐重樹「止めろよ!? そんな妙なイメージは要らん! というか変なルビを振るな!」


鏡子「そんな香さんがピンポイントでスレイヤーを狙えるのは『罪科を鑑るの瞳』という能力のお陰なのは『第五十六話 体温 ~生命の温もり~』で出てますわね。

 『第十六話 死者の恩返し』の後書きにちらっと書かれた部分はありますが一応補足しますと、イタリアの魔女ベファナ、またはベファーナはサンタクロースの様に『良い子にはプレゼントを、悪い子には炭を』という方で、それを継承した能力ですわ。

 一応キリスト起源の方、と言う事になってらっしゃいますけど『魔女』なんですよね。 ですから元々は地元の神だったのではないかしら?」


 とは言ってもそんな説はありません。 作者がそう思っているだけです。

 ただキリスト教には聖ニコラウスがいるので、そこに『魔女』であるベファナを入れる必然性がないと思うんですよね。 それに敵対宗教の神は全部悪魔にしちゃうトコですよ? 自分の所じゃない神を魔女に貶めるくらいは普通にしそうです。


鏡子「それに続いて『第七話 誰彼と言う勿れ』ではこっそりと『第二十話 傍らに在る悪意』や『第二十六話 To be,or not to be』に出てきている来嶌 慈尊さんがいる事になっています。 当初にそんな予定はありませんでしたけど」


慈尊「ねーのかよ!? いや、そんな気はしたけどさ!」


鏡子「『第十一話 百鬼夜行』で話題に出ましたミュータント絡みのお話は『第七十四話 テルム』で解決してますわね」


慈尊「……無視かよ……。 所詮コウモリみたいなモンだしいいけどさ」


鏡子「『第十四話 居場所をなくした者たち』は投稿直前で死亡キャラを増やすという酷い事をしていますわね。 それと行方不明キャラが結局合流しませんでしたわ」


土蜘蛛:塚本 紡「……そう言えばそうじゃの。 合流せんかったからとっくに死んだものかと思っておったんじゃが……」


サガリ:虎太郎「勝手に殺さんといてな。 生きとるわい」


 彼は妖怪サガリ。 馬の首と、その頭から生える右腕だけの妖怪である。 馬は今年2026年の干支であると言うのに結局本編では登場しなかった。


木霊:木之本 (ひかる)「そうですよ……。 紡は千夜の所から離れないのは解っていましたけど、耶彦や夕陽は探しに来てくれても良いかと思いますよ?」


 輝は外見美少女、実態は無性の樹霊・木霊だ。

 木霊ではあるが、本体になる様な樹木はなく、ただ霊体だけの存在である。


鏡子「いえ、一応『第二十七話 神なんてろくでもないって知っている』で探索していると出ていますわ。 まあ、そこ以外に記述はありませんけど」


虎太郎「そら忘れてるって言ってるようなモンやないかい!?」


鏡子「では、オチも付いたところで今回はこれで終了致しましょうか」


虎太郎「ちょお! オチやないやろう!?」




 ヤベえ……。 完結を謳ってたのに思ったように進まない……。

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