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エピソードⅠ ―無駄―

俺、黒崎嶺は無駄なことが嫌いだ。


いや、訂正しよう。


『自分の無駄と思える人・物・こと・この世にある全ての万物を嫌悪する』


この方が明確かつ皆にわかりやすいであろう。


例えばだ。


俺の趣味は多趣味で枠がない。


そこらへんは、自負しているつもりではあるし


周りもそう思っている。


こういうのを自他ともに認める。 とでもいうのか。


いや、なんか違うな。 まぁ、いい。


で、こうして俺が書いている俺の趣味であるこの小説というものは


無駄がないから好きである。


だって、そうであろう?


意味のない文章は誰も書かない。


認識そのものすら間違っていると世界そのものが言おうとも


俺はそれを否定する。


人はなぜ文字を書く? 残す? 紡ぐ?


そこには必ず意味があることだからだ。


そして、その"意味"は無駄がない。


無駄とは呼べない。 それはいくら無駄だとしても


それは主観であり、その人の個性の一つであり


悪く言えば、妄想や幻想の一つだからだ。


例えばだ。


俺が君に好きと言おう。


そこには、友情的な意味があり、恋愛的な段階のステップアップを意味するものであり


その人一個人が好きではなくて、仕草や形や性格。 部分的な意味もある。


これを知っているのは伝えた本人。 つまり俺しか知らないわけだ。


だが、言葉と言うのは元来大して重要度を示さないものである。


それはなぜかというと誤解のもとだからだ。


"言葉ではなく態度で示せ。"


大人がよく使う言葉だ。


誰も口なんか信じちゃいない。


その後の対応、態度、意欲。 それを総合して初めて


"言葉"というのは信用に値し意味を持つ。


結論から言うと、文字は信用できるが、言葉は信用できない。


そういう意味だ。


文字というのはある程度考えたうえで出されるもの。


言葉というのは自然にでてしまうもの。


文字で書く『死ね』と、言葉で言う『死ね』。


どちらが信じられる?


俺はあえてどちらも信じないと答えるであろうが、


そうだな。 結論を出せというのであれば


文字で書いた死ねの方が興味深い。 だ。


昨今の社会では死ね、殺す。 などが日常茶飯事。


おはようと同じくらいに多く用いられる言葉。


と、大袈裟にいっても過言ではないくらいに日常に溶け込んでいる。


だが、その多くである7割の使用方法は


"むかついた時" "自分と考えの違う人に述べる言葉"


使用方法は人それぞれだが、そうではないだろうか?


だから、俺は思う。


この世は無駄が多すぎると………。


俺的主観で話しているのだから多いのは当たり前だ。


俺が生きてきたのは16年と5ヶ月ちょっと。


知らないことが多すぎる。


そして、まだ社会の荒波にすらのまれてもいない。


だが、全てを理解した時に、総合的に出す結論で


必ず俺はこう答えるであろう……………。









―――――――――この世には…、無駄が多い。 と……―――――――――

まぁ、思いついたら投稿していたという一作です。

伝わりにくい主観的語りなので


あ~、こりゃわかんねー。 理解できない。

などのことを思った人はとりあえず戻るを。

それでも、この続きを見たいという人は最後までよろしくお願いします。


サブタイトルは……………。

『限りある意味のある世界の中で、俺が見つけた無駄な想い』

です。


作者名は一番最初を読んでもらうとわかる通り

主人公である『黒崎嶺』の書いた小説。 

となっております。

桜花双嶺ではないのであしからず…。


それでは♪

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