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第30話 最終日の楽しみはお買い物 その5

ベトナムでの夕食を優雅に楽しんだ後、最後の買い付けは、いつバンコクでお世話になっているあのスーパーが進出しているのだった

5


中は、いつも行く“ホアイエン”の支店よりも高級なイメージがしたが、席に案内されると“、ちょっとリッチな中国料理店”と言うような雰囲気であった。

席に座り、ビールを注文した後、どの料理にするか考える。

とりあえず、ベトナムで意外に食べていない “ゴイクン(生春巻き)”を注文する事に。

後は、ベトナムのカオマンガイともいえる “コムガー” “蛙の煮物” “エビとカボチャの花の炒め物”を注文した。

味は、可も無く不可もなくであったが、旅の締めとして思い出などを2人で語り合うにはちょうど良い空間であった。

やがて、前にあってそれまでサッカーの中継をしていたモニター画面が突然変わり、

何と自社の宣伝ビデオが流れ始めるのだった。


社長とか料理長とか店の設計を担当した人だろうか?インタビューがあったり、各店舗の紹介などが10分ほど流れるのだった。


このビデオ見て、2人は思わず苦笑した。

それはあたかも日本の大手飲食チェーン店でやっていそうな事そのものだったからであった。

特に料理長は、以前の仕事の中に、某居酒屋チェーンの非常勤顧問として、会議に出たり、

その会社の無料情報誌のインタビューなどを載せられたりしていたので、変に親近感が沸くのであった。


しばらく佇んでいて、時計を見ると午後8時前。

最後の買い付けがあるので、急いで店を出た。

タクシーを呼んでもらい、“ユキ”氏からの情報で、行き先を“ビックC”と決め、店の人経由でタクシー運転手に伝えてもらうが、やはりここでも・・・・。


とりあえず「空港近くのショッピングセンター」とだけ伝えて、走り出してもらい。

先ほど同様に、“ビックC”の看板を窓越しに2人で探すことにするのだった。


20分近くタクシーが走る間、今までに無く気を張って窓を見ていたので、行きと同じ風景を確認できた事は、なんとなく次回以降の参考になるような気がするのだった。


ついに、店長が“ビックC”の看板を見つけ。

そこで降ろして貰う。

建物に入ると、日本はともかく、タイのバンコクにすらない光景がそこにあるのであった。


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