設定資料
設定が大量に存在するのに放置しっぱなしだったので、第2章へ入る前に設定一覧を追加しておきます。
<世界について>
【グランクラブ】4つの大陸と7つの海を含んだ世界。暗黒世界に住む魔族は地上世界とも呼ぶ。元々、北の大陸の人間が呼び始めた名称で四葉のクローバーのような形になっていると思ってその名(グランクラブ=偉大なるクローバー)を付けたのだが、実際には4つの大陸の形はそのように出来ていない事が発覚している。昔からの呼び名で一般的にグランクラブと呼ばれている。
但し、まだ全てが地形が発見されたわけではなく、西の大陸では更なる海の先への冒険を、東の大陸で山脈を越えた先にある大陸のその先を開拓している途中である。決して作者が名付けた後に地図を広げていったら四つ葉のクローバーの形じゃなくなっちゃったという訳ではない。
【暗黒世界】世界のどこかにある天井のある封鎖された魔族と凶悪なモンスターが住まう世界。グランクラブの人間は魔界とも呼ぶ。暗黒世界は荒野を魔族達が、南西の巨大な森をフェンリルが、東部の山岳地帯を龍族が統べている。南部の地平山より中央大陸に繋がっているらしいが……。
【天界】神々が住むといわれる世界。ミシェロスやラフィーラが住む土地といわれている。シャイターンはここから落ちて、暗黒世界に閉ざされたといわれる。
<大陸について>
【中央大陸】元は南の大陸と呼ばれていたが、東西の大陸が南北に大きく広がっていた為、中央大陸と言う名前に変わった。険しい山岳地帯だけしかなく、モンスターが多い。人里はほとんど存在せず、高等冒険者が小さいキャンプを張っているが、時々滅ぼされる。
【東の大陸】人間種が統べ、未開地が東部に多く存在する最も巨大な大陸。人間史上主義者が権力を握っている国が多く、他種族にとっては非常に住みにくい。大魔王を倒した勇者クラウディウスが建国した帝国や、神聖教団の本拠があるのもここである。
【西の大陸】元々獣人種の多く住んでいた大陸だが様々な種族に占領を許し、人間種も多く住んでいる。神聖教団の影響で差別的な風潮はあるが、各国の特色が色濃く独自性の強い文化圏を持つ。ケモ耳パラダイスという噂が。冒険者が多くいる為、東の大陸ほど人種差別は露骨ではない。西方に世界最大の先進国が存在している。
【北の大陸】ラフィーラ教会発祥の地。中央にユグドラシルと呼ばれる場所があり、西部は全体的にラフィーラ教区圏。近年では東部に神聖教団を国教とする国家も存在する。比較的人種差別の少ない国が多い。
<国について>
【イヴェール王国】北の大陸西部の半分の土地を領有する、王族を頂点にし立憲制君主国家である。現国王は、教育制度の拡充、職業選択の自由、王侯貴族と民間の格差の撤廃、民主政治化など、革新的な事をしており、民衆の支持は厚いが、貴族たちには嫌われている模様。ラフィーラ教会の権威が大きいが、冒険者が多く来るお国柄なので、国家自体は宗教選択の自由を認めている。
<魔族の国について>
【魔神教会領】暗黒世界中央に存在する魔王城のある土地。シャイターン二世は魔神教会の神として祭られた為にその名前を残す。シャイターン二世の子が魔王ルシフォーンを称した為、魔神教会領の中央教会が魔王城になってしまった。モンスターは少ないが、一般市民は住んでいない。
【バエゼルブ連邦国】南部を統べる暗黒世界屈指の大国。複数の有力魔公領が合併しており、共和制が導入され、その代表を君主としている。南西部にあるモンスターの住む巨大な森に接しており、旧アシュタール領は地上へ続く地平山があり、借金で財政破綻した為、現在はバエラス領となっている。現君主は社会勉強中と言う、非常に困った国家である。
【ベリオール王国】北部を統べる暗黒世界最大国家。ベーリオルトを王にする王国。200年前に勇者によって打撃を受けなかった国家で、非常に多くの魔族が住み着いている。現国王ベーリオルトは、自身の後継者が短慮過ぎる為によく頭を抱えており、政敵のお子様君主に八つ当たりする事があるらしい。お子様君主が何もしてないのに怒られたりするのは、実はこれである。
【悪魔の森】暗黒世界南西部にある巨大な森で、凶悪なモンスターが大量に住み着いており魔公も恐れて近付かない。凶悪なモンスター達さえも森の奥に住んでいるフェンリルの縄張りには入らないようにしている。フェンリルをモンスターの王と呼ぶが、フェンリル自身は全くその気もなく、モンスターと意思疎通が取れるという事でもなく、単純に恐れられているだけである。
【龍の山岳地帯】東部に存在するドラゴンの住む山。竜王が住んでいると言われている。
<宗教について>
【ラフィーラ教会】ラフィーラ神の教えに従う最古の宗教。基本コンセプトは「皆仲良く」である。聖地はユグドラシル。亜人種の多くが教会を信仰しているが、国家の大司教や枢機卿のような立場にある種族は人間種が多い。神聖教団の幅利かせつつある為、魔族排斥運動をしている教団との融和派というものも存在している。
【神聖教団】ミシェロス神の教えに従う世界最大派閥を持つ宗教。勇者クラウディウスを導いた神官アウロラの開いた宗教で、戦時中に魔族排斥の為に廃れたラフィーラ教に成り代わって世界最大信仰となった。様々な派閥があり、人間種、亜人種、獣人種、魔族種の4種族の立場を明確にする事で派閥が存在しているが、魔族種排斥は基本となっている。
<人種について>
【人間種】人間族のみで構成されている最も人口の多い種族。多くの国家は人間種によって運営されている。
【獣人種】猫人族、兎人族、犬人族、狐人族などなど様々な獣耳と獣の尻尾のついた人種がいる種族。基本的にそれぞれの獣の特徴を多く引き継いでおり、身体能力は比較的高く、五感に優れる。
【亜人種】ハイエルフ族、エルフ族、ドワーフ族、小人族などがいる。かつては巨人族などもいたらしい。精霊術に長けており、精霊を感じ取れる。人口は極めて少なく、森に住んでいて他種族とあまり関わらない傾向にある。元々、精霊から進化したのではないかといわれている。
【魔族種】魔人族、牛魔族、馬魔族、淫魔族、吸血鬼族、首無族、人蛇族、魚人族などが多数存在しているが、グランクラブには魔人族しかいないと思われている。海中の魚人族も魔族である。暗黒世界には多種多様な種族がいる。元々、魔法生物から進化したのではないかといわれている。
<魔公について>
シャイターンの血肉を食わせて強制的に魔族を神化させた存在、若しくはその子孫を差す。高い魔力を誇り、1000年の寿命を持つといわれているが、魔公が生まれてから1000年ちょっとしか経っていないので、未だにどこまで寿命があるのか不明である。ダンタリウス以外の魔公は全て翼を持つので、翼の有無が魔公かどうかの線引きとなる。魔公は神の恩恵を受けており、肉体の成長と魔力の成長が2つあり、魔力の成長が早く来ると一気に肉体も成長する。10歳くらいでも見た目は20歳くらいになるケースが多い。稀に、見た目が変わらずいつまでも子供みたいな魔公や、ルーシュやレナの様に年齢相当の見た目であるケースもある。
【24魔公】始祖魔公とも呼ばれる、シャイターンに自身の子と暗黒世界を託された魔族達である。22名は背に魔神の翼を遺伝子レベルで移植し、シャイターンの血肉を食わせ、翼に膨大な魔力を逃がす事で神化させる事に成功した魔族。リヴァイアス公はシャイターンの友人として自身の血肉を食わせず任命されており、ダンタリウスは餓死し掛けていたので、哀れに思ったシャイターンが最後の血の一滴を飲ませて魔公化に成功した例外。その為、ダンタリウスだけは魔公だが翼が無い。そしてその差異に関する描写は全く描かれていない。作者が完全に忘れていただけである。
【72魔公】シャイターン死後に暗黒世界は乱世となったが、ルシフォーンが魔王を名乗って魔公達を束ねる事にした際に、ルシフォーンに忠誠を示した魔公が72人だった事が由来する。レヴィアはリヴァイアスの血筋で、魔王に忠誠を示す立場ではないので、72魔公には入っていない。※名前は全てソロモンの72柱の悪魔からもじっています。
<魔法と精霊術について>
【魔法】魔方陣を描き呪文を唱える。魔方陣は実行する魔法内容を描き、呪文によって司る精霊や魔力を呼びだし、呪文のバリエーションによって精霊の動く順番や配置をを決め、描いた魔方陣の式にそれらを組み込む事で精霊の起こす奇蹟を実行する。
人間界では火、水、風、土、氷、雷、聖、闇の8属性とそれ以外の属性外魔法があり、8の精霊が存在すると思われているが、火、水、風、土の4精霊しか発見されていない。
暗黒世界では火、水、風、土の4つの精霊魔法と、正方向の魔力を光魔法、負方向の魔力を闇魔法を加えた6属性に加え、それ以外の属性外魔法があると言われているが、魔族には光の魔法の使い手が存在しないと言われていた。
【精霊術】世界のあちこちにいる精霊に声を掛ける事で奇蹟を実行する。魔法と異なり細かい内容の現実化が出来ないが、魔力を必要としない。火、水、風、土の4属性の精霊術が存在する。
※ルーシュという規格外が存在するので、典型的な精霊術が本作では1度も出てきていない。
<暦について>
【智暦】勇者が魔王を倒した翌年を1年とし、現在は智暦216年。暗黒世界も、一時期は勇者や人間たちに占領されており、同じ年号を使っている。
【月】1年=360日、1月=60日、1日が新月で30日が満月になり、月と太陽の関係が一致しているので、閏年や閏月が存在しない。光→水→火→風→土→闇→光という順番で月が変わる。
光の月:年初、季節は初春~春
水の月:春~夏への移り変わり
火の月:夏
風の月:残暑~秋
土の月:秋~冬
闇の月:冬
<貨幣について>
北の大陸の通過はピース。大体、騎士の月給(60日分)は金貨8枚程度。
銅貨=10ピース、白銅貨=100ピース、小銀貨=1,000ピース、銀貨=5,000ピース、小金貨=10,000ピース、金貨=50,000ピース
※つまり日本円=ピースと考えておけばOK
<単位について>
この世界の言語は基本的には異世界語という設定。別に日本語を喋っている訳でもないので、単位も何だかよく分からない言葉を使われている。貨幣単位は大陸や国家で異なるのでピースを使っているのだが、重量や長さ、速さ等に関しては神聖教団によって統一単位が使われているので、分かりやすくISO単位で表記する事とする。決して、作者が「面倒だからそれは普通の単位でよくね?」とか思ったわけではない。
<登場人物>
【ルーシュ・バエラス3世(旧ルシフォーン4世)】
齢14歳、身長155センチ、男、バエゼルブ連邦領君主、冒険者ランクF
種族:魔族種魔人族(魔公王子)
家族構成:父バエラス2世(蒸発中)、母メリッサ・ルシフォーン(別居中)
詳細:暗黒世界一の問題児。とっても残念な子。諜報員という名目で地上に追い出されたのだが、その事実に未だ気付いていない。そして諜報員らしい事を全くしていない。背中の翼が小さく、高位魔公なのに成長期が来てない為に背が伸びない事をいたく気にしている。光魔法とすべての精霊を見る事が出来る特異体質から、シャイターンの転生という噂もあるが、当人の残念振りにその評価は眉唾物とされている。
【レナ・アシュタール】
齢14歳、身長153センチ、女、冒険者ランクF
種族:魔族種魔人族?(魔公とハイエルフの混血)
家族構成:父アシュタール2世(行方不明)、母イザベラ(故人)
詳細:魔族の父とハイエルフの母と魔公の父を持つ極めて稀な血縁の少女。その為か、魔力消耗が激しく、食費が非常に嵩む。雷を操るという希少能力を持つ。美少女でスタイルも良く、多くの男を無意識に誘惑するが、本当に誘惑したい相手の知能がお子様過ぎて、微妙に空回っている。レナの体質を知る暗黒世界の一部の魔公は、吸血鬼族や淫魔族は魔族とエルフの混血から生まれたという学説が浮上した。
【ハティ&スコール】
齢1歳、体長40センチ程度、雌&雄、悪魔の森の主の子
種族:魔狼種神狼族
家族構成:母フェンリル
詳細:ルーシュの親友。見た目は可愛い子犬だが、一応狼モンスター?である。ハティはあざとく、スコールはヤンチャ。将来性はフェンリルに匹敵しており、本作ではあまり見かけないが狩りをして大量の食料摂取して、すくすく成長している。
【クロード】
齢16歳、身長165センチ、男、冒険者ランクE
種族:人間種人間族
家族構成:不明
詳細:魔法無効化能力を持つ勇者の子孫。神聖教団隆盛の時代なので、ラフィーラ教に神託の勇者と呼ばれ、非常に肩身の狭い思いをしている。常識人な為、村を魔族に滅ぼされていながらも、魔族を恨み復讐を決意する…という事も無く、どちらかというと大量殺人犯の被害者の遺族という立ち位置にいる。
【マリエッタ・R・メルクール】
齢9歳、身長138センチ、女、ラフィーラ教会の預言者代行
種族:人間種人間族
家族構成:母レティシア(故人)、義母預言者
詳細:風の精霊を見る事が出来る精霊眼の持ち主。王都メルクール公爵邸に勤める使用人から生まれた公爵の子。公爵から認知されず、生まれたと同時に母親共々メルクール家から追い出された、母の死後は孤児院で育てられ、預言者に見初められ養女になった。神託の御子として有名になった途端、メルクール家は彼女の親権を主張している。マリエッタ自身は母や孤児院、預言者と言う家族と呼ぶべき存在がしっかりといる為、メルクール家に嫌悪している。
【ルシフォーン3世】
齢230歳、身長180センチ、男、暗黒世界の魔王
家族構成:妻アイリーン(故人)、娘シホ・ルシフォーン
種族:魔族種魔人族(魔公)
詳細:ルーシュの叔父。魔神シャイターンの子孫でルシフォーンの孫。暗黒世界では竜王やフェンリルと戦える唯一の存在。気が優しくて頼りなく、ポンコツな事で有名だが、省エネ生活法の発見によって魔公による魔力の無駄遣いを押さえる事に成功し、暗黒世界の食料難を回避させた。本当はもっと敬われても良いのだが、魔公の間では全く敬われていない。
【シホ・ルシフォーン5世】
齢8歳。、身長128センチ、女、暗黒世界の魔王代行
家族構成:父ルシフォーン3世、母アイリーン(故人)
詳細:ルーシュの従妹。第一魔王位継承者。子供なのに出来る子として、ポンコツな父やダメな従兄より高い評価を受けている。但し、魔力運用はまだ未熟な為、修行中の身にある。
【メリッサ・ルシフォーン】
齢226歳、身長165センチ、女、暗黒世界の宰相
種族:魔族種魔人族(魔公)
家族構成:息子ルーシュ・バエラス3世
詳細:氷の美姫と称され、かつて存在した暗黒世界美人コンテストに参加登録もしてないのに延々と優勝し続けた魔性の女。基本ツンデレな教育ママ。その為かルーシュは母親に疎まれていると思い込んでいる。親友イザベラの娘であるレナを実の娘のように思っている。
【ダンタリウス】
齢1021歳、身長160センチ、男、魔王直属の記録員
種族:魔族種魔人族(魔公)
家族構成:無し
詳細:幼少の折、餓死寸前の所をシャイターンの血を貰って魔公になった24魔公の末端。その為、魔王家への忠誠心は誰よりも厚い。困ったちゃんのルーシュに寛容なのはルーシュがシャイターンの子孫らしく民を思う優しい子だからであり、普通の魔公は同胞の子供程度にしか思ってないので厳しく接する所がある。中立派として暗黒世界の記録員をすると同時に、地上に出て魔族救出の任についている。
こうやって並べると、あれ書き忘れてた、これ書き忘れてたと色々と思うところがあり、すごく疲れました。大体、作品が走り出す場合、主要登場人物につき1つのサイドストーリーが書ける程度の設定は頭の中に用意してますが、それをする予定はないので、こういう説明資料を文字にするのって大変ですね。
なろうで小説投稿をしている方々の作品では、異世界のステータスを見れるものって、属性やら特殊能力やら、称号やらでメチャクチャ長々と埋めているのを見かけます。どこまで掘り下げてんのか恐ろしくなります。まさか自分の作品の説明書が百科事典並みなのでは?とたまに思ったりします。実際、どうなんでしょう?




