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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

赤い絵の具の吸血鬼

作者: げんげん

『何度描いても納得出来ない。思った色が作り出せない。

永遠の命をもってしても可能でないのならば、いっそこんなもの捨ててしまおうか』

 

夏の深夜、 私は古びた洋館の前に立ちすくんでいた。街外れに有る深い森の中に一軒の洋館あり――。あまり信じてなかったが、実在したのは運が良かった。何しろ私にはここくらいしかいくあてがない。

両開きの大きな扉をギシリと音を立てて開ける。中は暗く良く見えなく、夏なのに妙に肌寒かった。目が慣れてくると、窓から差し込む月の光に弱く照らされ館の輪郭が見えるようになってきた。やたらと大きな空間はどうやら玄関口のようで、この時点で私の部屋の数倍ある。床には靴の上からでも分かる上等な赤い絨毯が敷き詰められていた。庶民の勝手なイメージなのかもしれないが、鎧の飾りとか豪勢なシャンデリア(シンプルなものは有ったが)が無いのは意外だった。ただそれとは逆に壁には絵がびっしりと架けられていた。私には絵の心得なんてものはなかったが、一枚一枚の絵に凄みがあった。多分同じ人が描いたのだろうと漠然と思った。絵や部屋には若干の手が加えてあって、屋敷に人がいることをしるしていた。私はため息を一つだけついて気持ちを入れ替えた。誰かが居るのは残念だけど仕方ない、何とか住まわしてもらえるように頼んでみよう。私が家を探索しようとした時、暗い廊下の奥から声がした。

「誰かいるのか」

私はとにかく声をかけることにした。

「こんばんわ」

相手に聞こえたかは分からなかった。ただ奥からギシと音がたつと、小さな光が漏れた。扉が開いたのだろう。私は暗い廊下を進むことにした。開きかけの扉に手を掛け、ゆっくりと開けていく。そこには一人の男がいた。彼の容貌は整っていたが、その顔色の悪さが台無しにしてしまっていた。黒いスラックスに黒いカーディガン、それに黒いネクタイを締めた彼の姿は私に不思議と暗い印象を与えなかった。彼は風景画を描いていた。どうやらさっきの絵の数々はすべて彼が描いたもののようだ。彼は目をキャンパスに向けたまま、筆を私の隣にあった椅子にピッと向けた。

「十分待っていろ」

そういうと彼はまた作業に戻った。私は彼の指した椅子に座って待つことにした。


「待たせたな」

彼が作業を終わらせたのは、私が待つのに飽きて船を漕いでいた時だった。彼は言った。

「はじめまして。吸血鬼の絵子だ」


「吸血鬼って、冗談ですか?」

私は首を傾げながら言った。

――吸血鬼。

血を吸う鬼。たしかに彼の外見はそれっぽく見えなくもない。だがそれだけだ。

正直、説得力は皆無だ。

彼は信じなくてもいいと、何でも無さそうに言う。

「まあ、証明するのも手間だしな。俺としてはキミの用件を先に片付けたいのだが」

私としてもそうしたかったので、話が早い。彼が本物かどうかなんて私にはもうなんの関係もない。

「この屋敷には地下室は有りますか?」

「有るが、それが?」

正直に言うべきなのだろうか。うん、嘘は良くないか。

「私の死に場所に貸して下さい」

彼は顔を曇らせた、私には何かを残念に思っているように見えた。彼は拒否しなかった。ただ、一応の説明は求めてきた。

「話してみろ」

「はい」

私は軽く座りを直した。

「早く消えてなくなりたいなって、小さい頃から思っていたんです、私。別に大きな不幸が周りにあったわけじゃないんです、イジメとか虐待とかそんなのは私の近くになんて一つもなくて、きっとあれはテレビの中だけの出来事だと思っていたくらいです。ただ頭の片隅でいなくなりたいって泣いている小さな自分がいるんです。けどね、私思ってたんです、両親より先に死ぬわけにはいかないなって。だってそうですよね、せっかく生んで育ててくれたんですもん。私はあの二人を愛していたんです、絶対に泣かすような真似をしたくなかった――。……二人が死んだのは、わたしの十八歳の誕生日の日でした。おかしいんですよあの人たちったら、もう私も大人なんだからプレゼントなんかいらないって言ってるのに選びに行こうなんていうんですもん。ついていけばよかった。家で楽しみに待ってるなんて、言わなければよかった。そうすれば私も二人と一緒に死ねたのに。二人が死んだ日から私の中の消えたいって気持ちはどんどん大きくなっていきました。もう私を縛るものは一つもないんです。ですからもう我慢しなくていいと思うんですよ」

「……」

「それで私がここに決めた理由ですよね。いや別に此処じゃなくて何処かそこらの林の中でも良いとは思うんです。ただ私の死骸を偶然見てしまった人がいたらかわいそうだなって。あと、私は毒を飲んで死のうと思うんですけど、保険として練炭を燃やそうと思ってるんですよ。でね、それには密室じゃないといけないじゃないですか。ここの地下室ならひょっとして人目に付かない密室っていう条件を満たしてるんじゃなかって思ったんです」

「……俺の迷惑とは考えなかったのか?」

「吸血鬼に心配なんていらないでしょう」

彼は私の答えに、おかしそうに小さく笑った。

「俺が吸血鬼なんて信じていないくせに」

私は笑う彼を見ながら今までの人との反応の違いに戸惑った。

「貴方は気味悪がったり、不謹慎だと怒ったりしないんですか?」

「死ぬ死なないはキミの勝手だろう」

彼は当然のように言った。私はますます戸惑ってしまった。

彼は私に一つの質問をした。たぶん彼にとっては一番重要なことだったんだろう。

「もし俺が、キミに俺の代わりに永遠の命を生きてほしいと言ったらどうする?」

私はもちろん拒否した。考えるだけで寒気がする。

「いやですよ。十八年でうんざりしてるっていうのに」

「だろうな」

彼は溜息をついて、それを誤魔化すように笑ってなんでもないという。

「忘れてくれ」

彼は昔を思い出すように天井を仰いで、嘲るようにいった。

「もし本当の意味で永遠なんて求めている奴がいたら――そいつはもう人間じゃない、醜い怪物だ」

私には彼の言葉の意味は分からなかった。けど、解りたいと思った。

私はこの人の事が知りたかった。

「あなたは一体なんなんですか?」

彼は私の目を見ながら、意地悪そうにいった。

「さっきまでこれから死ぬんだから何もかもどうでもいいって感じの目をしてたくせに」

一切否定のできない私は黙るしかない。

「……」

「まあ、別にいいが」

彼は少し長い話になると言った。

「さっきも言ったが、俺は吸血鬼だが昔は人間だったんだ。俺はまあ当時結構名の知れた画家で、毎日絵を描いて過ごしていた。けど、その生活が楽しいという認識なかった。俺は絵を描くという行為に使命感を持っていた。世界にはまだまだ描かなければならない風景がある、そんなことばかりを思っていた。そんな生活が何年も続いた時に、俺は時間が絶対的に足りていない事に気づいた。描きたいものが多すぎた。ある日、絶望の中にいる俺に一つの噂話が聞こえた。――吸血鬼の館の話さ。藁にもすがる思いで俺はその館を探し、見つけた。この屋敷がそうだ。ここには昔一人の美しい女吸血鬼がいた。俺は彼女に自分に永遠の命をくれと頼んだ。彼女は快諾した。そして俺は吸血鬼に、彼女は人間になった。俺に吸血鬼としてのすべてをうつしたんだ。それから彼女がどうなったかは知らない、けど経った時間を考えると多分死んでるんだろうな。俺は世界中の景色を一心不乱に描き続けた。海を渡ったり日中歩いたりも出来たから、本当に吸血鬼になれたのかどうか不安だったのを覚えてるよ。――でもその心配は全くの杞憂だった。俺はちゃんと不死だったし、しっかり血を吸いたくなった。俺は人前に出ることができなくなった、人を見ると血を吸いたくなるからだ。絵を描きたいという衝動よりも、吸血衝動が強くなってきた。それでも俺は筆を置かなかった、絵を描く意外に生きる意味なんて知らなかった。でも自分でもわかるくらいに絵は質を落としていった。思ったように絵が描けないのはもどかしかった」

彼はそこまで語ると、息を吐きながら椅子の背もたれに寄り掛かった。

「今はその吸血衝動は無いんですか?」

彼はある、と答えた。

「でも抑えてるから大丈夫だ。自分の血と赤色の絵の具を混ぜたものを飲むんだ、これで大分抑えられる」

「……」

「そんないやそうな顔をするなよ。そうでもしないとキミとこうして話なんてできない。なんせ吸血鬼はうら若き美しい処女の生血が大好物なんだからな」

「私は処女じゃありません」

彼はそれを聞くと何故か勝ち誇った顔をしていった。

「嘘だね、匂いでわかる」

「……」

ノーコメント。

私は話の流れを断ち切るように言った。

「話の続きを」

「わかったわかった。絵を描くのが難しくなった俺だったが、別に悪いことばかりではなかった。頭の中に一つの風景が浮かんだんだ。その風景が何なのかはわからない。忘れてしまった自分の故郷の風景かもしれないし、はたまた見たこともないあの世の風景かもしれない。ただ俺はその風景を絵にかくことが、長い間求めてきたものだと気づいたんだ。けどそのころには俺は思ったように絵が描けなくなっていた。頭の中で血を吸いたいという願望が邪魔をしてくるんだ。キミにはわからないだろうけど、本物の絵を描くというのは途方もない集中力をもって魂を削らないとできないんだ」

彼は拳を膝の上でぎゅっと握って悔しそうに言う。

「俺が描きたいのはこんな落書きなんかじゃない」

彼は立ち上がりさっきまで書いていた風景画に手をかける。

途方もない技量で描かれたとわかる、広大な青い海の絵だった。

固い表情の彼はその絵を二つに破り裂いた。

短い沈黙の後、彼の方から切り出した。

「地下室を貸してもいいが、交換条件がある。俺の頼みを一つ聞いてほしい」

「何でしょう?」

「少し気持ちの悪いことだ」

彼は引き出しから銀のナイフを取り出し、少し逡巡した後言った。

「俺が死ぬところを見ててくれないか?」

私は耳を疑った。

「何を言ってるんですか?」

「死ぬといっても吸血鬼としての俺だけで、人間の俺は残るつもりだけどな。このナイフは特別製でな、さっき言った女吸血鬼が残したものだが、どういう仕組かこの不死身の体にも傷をつけられる。といっても片っ端から再生するから、吸血鬼の弱点をつかなくちゃいけない。まあ、そんなもんは知らんから適当にザクザクやるしかないけどな」

彼はそれだけ言うとそのナイフを逆手に持って自分の胸に向けた。

「じゃあ、始めようか」

止めるひまもなかった。

彼はナイフをずぶずぶと胸に沈めていく。血は滴り飛び散り、床をびしゃりと汚していく。彼の端正な顔立ちは苦痛にゆがみ、色の薄い唇からはゴボリと血があふれた。震える両手でもう一度強くナイフをつかみ、強引に胸から抜く。引き抜かれた刃物の先にこびりついた血が、勢い私の顔にかかる。彼は今度は喉に刃物を向け躊躇なく刺し貫いた。私は動けなかった。ただ、ひたすらに彼の行為を見つめるしかなかった。

気を失う直前に聞こえた悲鳴は、ひょっとしたらわたしの物だったかもしれない。


「ひょっとしたらって間違いなくキミのものだけどな」

ずぶ、ずぼ、ずぶ、ずぼ。

刺しては抜き刺しては抜き。

 彼の自殺は、私が目を覚ましてからの数十分たっても続けられていた。彼が本物の不死身であることは認めなくてはいけなさそうだ。同じ動作を繰り返す彼の姿は、壊れたおもちゃを連想させて少し滑稽だった。

「あははは」

「キミね……人が必死にやってるのに」

「必死って、あははは」

死ねないから困っているくせに!

久しぶりに笑った、不謹慎だけど笑った。

私は感謝を口にした。

「パンチの利いたブラックジョークをありがとうございます」

「死んでしまえ」

「言われなくてもそうしますよ?」


ずぶ、ずぼ、ずぶ、ずぼ。

刺しては抜き刺しては抜き。

「どうして死ぬ必要があるんですか?」

私は完全に自分の事は棚に上げた質問をした。

血みどろの彼は半分つぶれた喉で、ひゅうひゅうと音を鳴らしながら答えた。

「俺はな、あの絵を完成させたいんだ。それには吸血衝動が邪魔なんだよ。だからこのナイフで吸血鬼としての俺を殺すんだ。たぶん人間としての俺も直ぐに死んでしまうだろうが別にかまわない、俺はあの景色を描ければそれでいい」

「衝動がなくなったところで描ける保証はあるんですか?」

「ある。俺にはそれがわかるんだ」

「そうですか」

「だいたいキミは吸血衝動を軽く考えているきらいがある。あれは地獄だ。この世で最も邪な感情に支配され、ほかの事は何も出来なくなる。自分が自分じゃなくなるんだ。あれに比べればこの傷の痛みなど無いも同じだ」


彼は必死だった。

私には絵を描くということがどれだけ大変かもその価値もわからなかった。けど、強い理由を持って持っているということは分かった。そして、それに比べて私はなんとなく死にたいと思っている。私は自分が間違っているとは思わない、けど彼の事がうらやましかった。心の通った死ぬ理由を持った彼の事がまぶしかった。私にも彼にも救いは無いけど。

 私は彼の絵が見たいと思った、だから私なりに手を貸してみることにした。

「吸血鬼の死に方っていうのは、おおかた決まっています」

私は立ち上がり、今まで座っていた椅子をずるずると引きずりながら彼に近づく。

彼は自殺の手を止め、急に脈絡のない事を言い出した私を怪訝そうに見る。その眼は真っ赤に染まっていた。私は疑問の視線に答えずに、進む。足元は大量の血で汚れて、ぴちゃぴちゃと音を立てる。血だまりの真ん中で固まる彼の手から銀色のナイフをもぎ取る。

「なにを」

彼の抗議の声を遮る。

「映画なんかで見たことありませんか?」

私は直りかかってピンク色の肉が見えている彼の心臓部分に力任せにナイフを振り下ろした。固い刃物から肉を掻き分ける感触が伝わってくる。が、まだ浅い。

「が」

蛙のつぶれたような声でうめく彼、しかし私は構わない。

「串刺しですよ!」

私は持っていた椅子を振りかぶり、ぐちゃぐちゃの心臓に刺さったままのナイフの上から叩きつけた。また新しい血が床に飛び散る。

念のためにもう一度叩きつける。今度は水袋を叩いたような妙な感触がした。一度目よりも血はあまり飛び散らなかった。

私は疲れて血だまりに腰を下ろす。

私は少し反省をした。

二回目叩きつけたのはいらなかったかもしれない。冷や汗を少しかく。

「や、やりすぎかも?」

私がつぶやいた時だった。

血みどろの彼がピクリと動き、やがて体を起こした。

彼は妙に晴れ晴れとした顔をして、私を見つけると微笑んで言った。

「いい気分だ。一回死んで清々した」

彼は立ち上がるとさっきまで自分を叩きつけていた椅子をひょいとつかみ、キャンパスの前に置き座った。それから一心不乱に描き始める。私はその光景を見て初めて彼の言っていた≪魂を削る≫という言葉の意味が分かった。

 どれくらいの時間が経っただろう。完成した彼の絵はどこかの海の夕暮れだった。海を照らす太陽は血よりも濃い赤色で、きっとこの世の景色ではなかった。私は絵に引き込まれそうな恐怖を感じ、目を逸らした。それでもその太陽は私の鼓膜に張り付いて離れなかった。

「やっと望んだ色ができた」

私が彼が座っていた場所に目を向けると、そこには銀のナイフがあった。


どうして私が刺した時だけ死んだのだろう?

ひょっとしたら自分では死ねなかったのだろうか。

どうして彼は消えてしまったのだろうか?

私の中ではそんな疑問が浮かんでは消える。

私は頭を振ってそれらを追い払う。

とにかく、約束は果たした。

私は地下室を探すことにした。屋敷の中は広く間取りも複雑だったが、しばらくすると見つけることができた。何のことはない、入り口のすぐ近くにあった。扉を開けると暗くて深い先の見えない階段が続いていた。私は踏み出そうとして気付く。

「練炭忘れた……」

何処からか笑い声がして、振り向いたが誰もいなかった。代わりに窓からほんの少し光が差し込んでいるのが見えた。青い月の光ではなく、温かい太陽の光だ。ずいぶんと長い間館にいたらしい。外の様子が気になった私は、出入り口の扉に近づいて開けようとする。が、直前で手を止める。

さっきから頭の中でいつも囁いていたもう一人の自分がいない事には気づいていた。けどそれは今までにも何度かあった。母に抱きしめられているとき、父に頭をなでられているとき、私の心は静かだった。けどそれは本当に一時的なものだ。きっと時間が経てば戻ってくるに違いない――だから。

 私は廊下をかけてさっきの部屋に戻る。そこには誰もいなかったが、求めているものはあった。鈍く光る銀色のナイフ。私はそれを手に持って言った。

「今日はやめときます。いま死んだらあなたと鉢合わせしてしまいそうですから。その代りこれはもらっていきます。いつでも死ねるように肌身離さず持っておきます」

 私は近くにあった黒いカーディガンにそれを包んで、部屋の出口に足を向けた。最後に部屋を振り返ったが、やっぱり誰もいなかった。けどそこにはまだ乾いていない風景画があった。私は部屋を出て後ろ手に扉を閉めると、また絵を見に来ようと小さく呟いた。





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