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君と俺

作者: ヨウ

君にとっての俺って一体なんなのだろうか。

俺の事ばっか考えて自分の事はそっちのけ。

いつもヘラヘラニコニコして俺の周りをうろチョロしてたな。

そんなヘラヘラニコニコなお前が俺の前で泣いたのは一度だけ。

いつも強がってあんまり涙見せないお前が俺の前で一度だけ泣いた。

それは俺がお前に告白したときだったな。

一瞬びっくりしたのか、ただでさえ大きな目を見開いてデメキンみたいになってたのは今でも覚えてる。しばらくしてからずっと

「ありがとう…ありがとう…‼」とか言って泣いてたな。そんなに嬉しかったのか?

なんだかんだで付き合って五年が経ちますね。キスもぎゅーも全部お前からで俺からはなんもできなかった事が唯一の後悔です。

ヘラヘラニコニコなお前はもうここには居ないけど、お前が大好きでした。


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