復活
いろいろ漫画パクってます
気ずきますか?
ガバッ!!
「話を聞けぇぇぇぇぇぇ!!」
勢いよく起き上がる俺
あのヤクザ、マジで撃ちやがった
次会ったらあのグラサン叩き割ってやる!!
(あれ……起き上がる?何で寝てたの俺? )
自分の体を確認してみる
血まみれの服、体を触ってみる
上半身は血まみれなだけで傷もなく痛みもない
下半身も普通に動き、問題ない
ふと…視線を感じたので、顔を上げてみる
「「・・・・・・・」」
男2人がこっち見てる
「・・・・・・・」
「「・・・・・・・」」
長い沈黙
そういや俺生き返ったんだ!!
ドゴォォォン!!
俺はバッグを持ちすぐ救急車の扉を右足で蹴破った!!
あまりに強く蹴りすぎたせいか、扉は外れそのまま10メートルほどふっとんだ
しかしそんなのは今の俺には関係ない
俺は救急車から飛び降り着地した・・・と思ったらそのまま転がってしまった
そーいや救急車走ってたんだった…
「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
数秒遅れて悲鳴が聞こえてきた
……とりあえず家に帰ろう
今の俺は上着の7割が血に染まっている
薄暗くなっているのでたぶん6時ごろ
暗くなってきたので今見られても
「服の柄です」
といえば大丈夫かもしれない
しかし今この姿を誰かに見られたら確実に通報される!!
幸いにもここはまだ住宅街で 人もいない
つまりだれも俺を見ていない
家まで距離は結構あるが、身体能力強化で脚力を上げることができるから10分で着く
見られるわけにはいかない!!
俺は走り始めた
全力で走っているのでやはり疲れるが、スピードはかなり速い
さすがに人を見かけたときには止まり、いなくなってから進んだが…
家への一番の近道を走る!!
路地裏に入り、自宅のマンションが見えてきた
(ラスト100メートル!!)
あともう少しというところで人影が3つ見えた
1人は壁際に立ち、2人は道の真ん中に立っている
俺は全力で走り、体力も限界で声をかけるのもめんどくさかったので、道の真ん中にいる2人に
「どけぇぇぇぇぇぇ!!」
ドゴン!!
「ガハッ!!」」
「グピァッ!!」
両足で跳び膝蹴りをくらわしてやった
そままの勢いでマンションに一直線に走る
「・・・・・あの!!・・」
なにか後ろで声がしたが、もう俺は止まらない
なんとか3階にある自宅に着くことができた……
能力を使い続けたので全身が悲鳴を上げている
すぐに風呂でシャワーを浴び、血と汗を洗い流した
ベッドに倒れこむと 睡魔が襲ってきた意識は沈んでいった…………
「・・・・お・・ろ・・」
誰か呼んでる
「・・・お ・・き・」
………誰だ?……つーか前にもあったぞ?この展開…
「起きないと撃っちゃ「起きてる!!起きてるから撃つな!!」
また拳銃構えてやがる、このヤクザ…
「まだなんか用があんのか?おっさん」
(夢にまで出てくんなよ……)
「おうよ!渡し忘れたもんがあってなぁ〜、ほら」
ヤクザがなにか投げてきた
見てみると、……ネックレスだ
ネックレスには指輪が3つ通っている
1つ目は髑髏の指輪
2つ目は鎌の刃の先端と、持つところの先端が引っ付いたような指輪
3つ目は黒い指輪だ
「言わなくてもわかんだろぉ?それぞれの道具を指輪にしたんだ。使いたいときに触れば勝手に装備すっからよぉ。まぁ、うまく使えや」
「ああ、ありがとう」(趣味悪)ボソ…
「なんか言ったか?」
カチャッ
「言ってない!!言ってないから銃こっち向けんな!!」
なんかブツブツ言いながら拳銃をしまうヤクザ
「ほら、もう1つ」
また投げてきた
今度のは楕円形で平べったい
表には緑色の画面があり、縦と横に5本の線が入っている……
裏は髑髏だ……
「これってドラゴンレグギャァァ!!」
言う前に蹴られた
「へんなこと言うんじゃねぇよ!!それは悪意レーダーだ!!」
「てめェ 俺が言い切る前に蹴り入れたってことは 自分でもわかってんじゃねえか!!」
構わず続けるヤクザ
「黄色い点が犯罪一歩手前で、赤い点が犯罪真っ最中だ。その髑髏が叫んで教えてくれる」
「クラスの奴にバレるじゃねーか」
「だいじょおぶ、お前にしか聞こえないから」
渡された道具を見てみる
(レーダー以外ヒーローの道具じゃねえよ……)
「あ!!そのレーダーの髑髏噛むぞ」
「Σなんで?」
「んじゃあ、お前起こすわ。もう朝だし」
「はあ!?もう朝? 全然寝た気しねーよ!!」
「いいじゃん、もう。光陰矢の如しってゆうじゃん」
「ふざけ「バイバ〜〜イ」
『ドオォン』