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日常

作者: 敬愛
掲載日:2026/03/01

※1日目※ 


 足腰がすっかり弱ってしまった。エレベーターを使う歳かもと思うのだが如何せんまだまだ私は若い、負けるわけにはいかんぞ、自分に。みたいなプライドはあってフライを食べただけでキャベジンを服用しないと1日中寝込む内臓の情けなさと言ったら笑われてしまうわねえ、昔の自分に。貝塚のあった頃までタイムリープしてその生活を見たらビックリするだろうね。人の歴史って連綿と紡がれている事に。アダムとイブとか素っ裸に近いから恥ずかしかっただろうなあとか。いや見たわけじゃなく絵画でしか知らないんだけど、ふと思って。


※2日目※


 結局階段を使って案の定躓いて見つけたのは遠い昔ファミコンで遊んだような最上階の無い延々と昇るだけの塔に今自分がいるっていう気づきで。それが人生だとしたらホント生きている事は救いが無いクソゲーなんだなと諦めたくもなるよ。道は人が歩き続ける限り轍となって話題も尽きかけて若者はお喋り上手で良いなみたいな。私はいつまで経っても羨ましがっているのに欲しいって言わない癖が治らないね。もう亡くなった母親の教育のせいだろうか?


※3日目※


 馬鹿の考え休むに似たり。本当にそうなんだろうか。誰が作った言葉なんだろう。パスカルの人間は考える葦の論の方を採用したい。無駄な足掻きだと知ってても私は詩を諦めたくない。そう。悪想念を吐き出して善い行いを積んだ方が気持ちが良い。ただそれだけなんだ。今日は気分が沈殿していて何も考えたくないけれど想う事、それだけは疎かにしちゃいけないんじゃないだろうか? 誰かの善意を肥溜めに捨てるのは人非人のやる事だ。


※4日目※ 


 そして私は考えずともタスクを終わらせられる人について思う。本当に頭の良い人はグチグチ悩まないはずだ。凡人の私はいよいよ惚けて来たのか1編書くのに何日かかるか見通しもつかないのだけれどトンネルを掘る人と同じだと思っている。開通した時の達成感。みんなこれを生き甲斐にしているんじゃないかな? それはどの業界にいても似ていると思うけれど作家、特に詩人は文字を食って生きなきゃ死ぬのかも。私の目も悪くなるわけだ。


※5日目※


 タダより高いものは無い。そんなわけが無いだろう。今やコンビニではスマホのクーポンで飲み物やら食べ物無料で手に入る。リスクも何も無い。騙されるのは頭と性格が悪いせいだと早めに自認した方が良い。弱者は生存の為に知恵を絞る。ローリスク・ハイリターンを狙う。それはセコいんじゃない。自分が取るに足らない人間だという心からの戒めだ。個人勢はみんなそういう道端の石ころ洗って飾るようなちまちました事を生きる糧にしているんだ。


※6日目※


 生きるのに何か資格が要るのだろうか? 随分と意気込んでいるみたいだけど美味い飯食って風呂入って寝る。重社畜の時はそれ以外出来なかったけど…… 悩みどころ間違って無いか、若者。そう言いながらタイパ中毒に陥っている私。選別する能力あっても娯楽多過ぎて結局作業の片手間で音楽を聴くくらいかな。聴くだけなら簡単だし歌うのも好きだし。


※7日目※


 春夏秋冬ただ巡るだけになってしまっている。感情鈍麻は持病の症状の1つではあるけれど私はあてはまるものではない。結局他人に構っている余裕が無い人は扉を閉めてしまうんだけども。私は刺激が欲しいので扉を全開にしている。とある人の動画で知ったんだけども。寂しさを埋める為に人を搔っ攫ってでも騒がしくしたい自分の周辺。電話魔だったけどそれは鳴りを潜めたけどね。誰とも話さない日もよくあるからかなあ。なんか充実感無いのは。

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